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プロの彫刻家が3Dプリンターを手にしたらこうなった|ウェリー・フレッチャーの画期的な試み
2024年2月23日

プロの彫刻家が3Dプリンターを手にしたらこうなった|ウェリー・フレッチャーの画期的な試み

粘土造形を3Dスキャンして巨大出力 3Dプリント技術をよりクリエイティブに使いこなしたい。その上でも参考になるのは現代アーティストたちの発想だ。 すでに何年も前から現代アートの担い手たちは3Dプリント技術を様々に駆使してきた。その中でも現在注目を浴びているのが、ウェリー・フレッチャーである。ウェリー・フレッチャーは彫刻家であり、ニューメキシコ大学では彫刻科の教授を勤めている。そんな彼女が自身の個展のために制作したある「画期的な彫刻」が話題となったのだ。   (https://www.wellyfletcher.com/) 彼女がその作品制作の上でインスピレーションを求めたのは、2023年夏にドイツのウルムの博物館で見た先史時代のホラアナライオンの彫刻だったという。   紀元前40000年に作られた古代の芸術に導かれるように、ウェリーは長さ70インチに及ぶ等身大のライオンの頭の彫刻を制作することに決めた。さて気になるのは制作方法だ。ウィリーによれば「「実践には、デジタルとアナログのツールとテクニックを織り交ぜたワークフローが含まれている」とのこと。つまり、テクノロジーの統合というわけだ。彫刻のライオンの頭のコンポーネントは、まず粘土で直に造形した小型のライオンの頭部を、Artec Leoによって3Dスキャン、そして最終的に3Dプリンター「BigRep」によって造形されるというプロセスを経て作られている。これは伝統的な彫刻技術と最先端3D技術のシームレスな組み合わせと言えるだろう。   (https://www.wellyfletcher.com/)実際、この方法は実に可能性を秘めている。彫刻家のアナログな技術力は、造形物に繊細なディティールを与える。3Dモデリングでゼロから再現することの難しい、手作りゆえの感情の豊かさ。これを最先端の3Dスキャン技術によって3Dデータ化。そのデータを元に精巧な3Dプリンターによって縮尺を変えて出力する。そこで生まれた作品は、ある意味で巨人の手が作った彫刻のようなものと言えるかもしれない。       普段から3Dプリントでものつくりしている人たちならば、こうした情報に触れると「自分ならこうするのにな」「自分はもっとこういう工夫をしてきたけどな」など、様々な思いを感じることだろう。きっと、まだまだ未発見の3Dプリンターの面白い使い方が存在するはず。皆さんの創意工夫のヒントになったなら幸いである。        

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ウィルソンが空気のいらない3Dプリントバスケットボール「Airless Gen1」を発売
2024年2月17日

ウィルソンが空気のいらない3Dプリントバスケットボール「Airless Gen1」を発売

3Dプリントされた格子状のローブがバスケの歴史を変える   スポーツ用品メーカーとして不動の地位を誇るウィルソンが3Dプリント技術を使ったある商品を発表して話題となっている。今回、ウィルソンが発表したのは新作のバスケットボール。その名は「Airless Gen1」。そう、エアレスとあるように、このバスケットボールは空気で膨らませる必要がないというのだ。現在、NBAで使用されているバスケットボールは革張りの8つのローブからなり、空気の注入によって張力を維持し、また弾性や反発力を獲得している。今回の「Airless Gen1」もまた8つのパネル状のローブを備えている。特筆すべきはそのローブが3Dプリントされた「格子状」になっているという点だ。真っ先に生じる疑問は、ちゃんと機能するのか、というものになる。だがウィルソンによれば、重量、サイズ、反発力など、規定のバスケットボールの性能仕様にほぼ適合しているという。ウィルソンが発表している「Airless Gen1」のCMを見ると、なるほど、確かにそれはバスケットボールとして機能している。      すでにバスケ好きな米国YouTuberたちも検証動画をアップしているが、彼らも驚くほどそのパフォーマンスは従来のバスケットボールと変わらないようなのだ。      製作プロセスは従来よりもはるかに迅速で、さらにカスタマイズも容易だという。すでに業界では次世代のバスケットボールとして、NBAでの正式採用への期待の声も高まっている。今回、「Airless Gen1」の開発に関わったのは、米国シカゴに拠点を持つデジタルマテリアルの専門企業General Lattice 、オースティンに拠点を持つAM企業のDYEMANSION、そして同じくAM企業のEOSだ。要は現代における先端技術の粋を集めて開発されたのが、今回の「Airless Gen1」であるというわけだ。   画像/Wilsonなんといっても、まずは実際に触ってみたいところ。すでに「Airless Gen1」は米国において2月16日に2500米ドルで発売が開始されている。要チェックだ。   「Airless Gen1」https://www.wilson.com/en-us/explore/basketball/airless-prototype  

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美容整形の3Dプリント革命を牽引する韓国企業「FITme」の展望
2024年2月13日

美容整形の3Dプリント革命を牽引する韓国企業「FITme」の展望

  インプラントは「ワンサイズでは誰にもフィットしない」   個人に最適化された3Dプリント医療用インプラント市場が急成長中だ。特に美容分野において、その発展が著しい。美容はとりわけ需要の多様さが際立つ分野である。インプラントの3Dプリンティングはそうした様々な需要に応じることを可能にし、個人の解剖学的構造によりフィットするのみならず、迅速さの点でも従来よりも優れた方法となっている。この分野においていま注目の企業の一つに韓国企業のFITmeがある。韓国といえば、美容整形のメッカとしても知られる。 FITmeは、各患者の固有のニーズを満たすように設計および作成されたカスタムインプラントソリューションを専門とする企業だ。このFITme独自のアプローチは、既製のインプラントを患者の要望に適応するように修正するという外科医療における従来の方法とは異なるものとなっている。FITmeの革新性、それは手術計画をAI主導で作成していること、そして、患者の固有の特性を正確に吸い上げる「THE FACE ON」というプラットフォームを用いていることだ。   画像/FITmeこのプラットフォームは患者の写真を細心の注意を払って分析し、外科医に正確な術前計画を立てるための詳細な3Dモデルを提供することで、処置の効率と精度を大幅に向上させるものだ。また、このアプローチは、手術プロセスを合理化するのみならず、インプラントが各患者の解剖学的に複雑なニュアンスに合わせて正確に調整されることを保証するものである。その背景にはFITmeの「ワンサイズでは誰にもフィットしない」という理念があり、こうした革新的な取り組みによってFITmeは韓国初のオーダーメイド インプラントの主要プロバイダーとしての地位を確固たるものにしている。実際、FITmeは毎月平均450個のパーツを生産しており、それらを6か国140以上の病院へ提供している。もちろん、安全性に関しては韓国食品医薬品局 (KFDA) の承認も受けており、医療的観点からも患者満足度を追求している。   画像/FITmeさらにFITmeは現在、身体構造や皮膚の弾力性の違いなど、人の解剖学的構造の多様性に対応するために、インプラント素材のレパートリーを拡大することにも取り組んでいる。具体的にはシリコンインプラントのさまざまな材料特性と硬度を調査することで、身体の多様なニーズに応じ、かつ安全性、快適性の向上を追求している。世界の美容整形外科市場は、2022年から2030年までの予測期間中に10.6%の複合年間成長率を記録し、2030年までに1650億米ドルまで成長すると予測されている。一昔前なら個人にとっても周囲にとっても「おおごと」だった美容整形だが、現在ではかなりカジュアル化し、今後ますます一般化していくだろうことは間違いない。FITmeはそうした美容整形業界の最前線をひた走っている。今後の展開から目を離せない。   画像/FITme    

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アルツハイマー治療に新たな可能性|史上初の「機能」する3Dプリント脳組織をウィスコンシン大学が作成
2024年2月8日

アルツハイマー治療に新たな可能性|史上初の「機能」する3Dプリント脳組織をウィスコンシン大学が作成

複雑な脳神経疾患の治療を革新するバイオ3Dプリント   アルツハイマー病やパーキンソン病などの複雑な脳疾患の治療を3Dプリンターが革新するかもしれない。その大きなマイルストーンを達成しようとしているのはウィスコンシン大学マディソン校の研究者らだ。彼らは史上初となる「機能的」な3Dプリント脳組織の作成に成功、この人工組織は天然の脳組織と同様に成長し、機能することができるという。これによって、脳機能をより正確に理解し、様々な脳の神経疾患を治療するための新しい視点が獲得できる可能性が得られるとのことだ。この比類なき成果のために、研究者チームは水平3Dプリンティング法と幹細胞由来ニューロンを使用して、神経細胞が成長し、人間の脳に自然に存在するものと同様のネットワークの形成を促進するアプローチを開発。マディソン校の神経学教授であるSu-Chun Zhang氏は、この画期的な進歩は科学界にとっても大きな進歩であり、脳の細胞と領域間の複雑な相互作用、さらに「幹細胞生物学、神経科学、多くの神経疾患や精神疾患の病因に対する私たちの見方を変える可能性」を提供するだろうと主張している。   Su-Chun Zhang氏(画像引用:ウィスコンシン大学マディソン校 写真:Andy Manis)ところで、これまではなぜ「機能的」な3Dプリント脳組織を作成することができなかったのだろうか。研究チームによればそれは従来のプリント方法の限界によるものだったという。研究者らは、そうした従来の3D プリンティングの限界を超えるために、垂直方向の積層から離れ、水平方向のアプローチを選択した。また、使用する脳細胞(人工多能性幹細胞由来のニューロン)を、以前の実験で使用されたものと比較して、より適応性のある「バイオインク」ゲルに組み込むことで、さまざまな細胞型に分化する能力を担保。それにより、細胞は相互に効果的に通信できるようになり、またバイオインクゲルによって組織細胞が効果的に封じ込められ、分散を防ぎながらニューロンが自由に成長することが可能になった。こうして、研究チームは人間の脳を思わせるネットワークを形成する3Dプリント脳組織の作成に成功。今回の発表に至った。   (画像引用:ウィスコンシン大学マディソン校 写真: Xueyan Li) 先述したように、この技術はアルツハイマーをはじめとする現在では未だ十分にその機序が解明されていない脳疾患の治療に新しい視点を呼び込むポテンシャルを秘めている。あるいは新薬などのテストにおいても、従来以上に正確で詳細なデータの獲得も可能になる。あるいは、十年後にはアルツハイマーは「過去の病」となっているかもしれない。さらなる研究の発展を願うばかりだ。参照:https://news.wisc.edu/uw-madison-researchers-first-to-3d-print-   functional-human-brain-tissue/

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従来の10倍の印刷速度を誇る液体金属3Dプリント技術「LMP」をMITが開発
2024年2月2日

従来の10倍の印刷速度を誇る液体金属3Dプリント技術「LMP」をMITが開発

金属3Dプリントの低価格化に必要な条件とは   金属3Dプリント技術はいまや製造業に欠かせない技術となっている。だが一方で、一般層にとってはいまだそれは「高級」な技術であり、たとえば「これこれこういうオブジェクトを金属で出力したい」と思った場合、専門業者に依頼したとしても、その費用は高く、簡単には発注できるものではない。金属3Dプリント技術の「高級」さは、素材のコストもさることながら、出力にかかる時間も関係している。一つのオブジェクトを出力する上で必要な時間は、費用に直結する。高価なマシンをその時間分、占有する以上、これは致し方ない。つまり、金属3Dプリントを低価格で利用できるようにするためには出力時間の短縮が欠かせないということだ。この点に目をつけ、金属3Dプリント技術の変革を試みているのがMIT(マサチューセッツ工科大学)の研究チームだ。   液体金属印刷「LMP」とは?   MITの自己組織化ラボの研究チームである彼らが開発したのは、自由形状鋳造に似た液体金属印刷「LMP」 と呼ばれるプロセスだ。このLMPとは溶融金属が、事前に規定された経路に従って100ミクロンのガラスビーズのバットに押し出され、そこで材料が硬化し、目的の部品を形成できるというもの。ガラスビーズが溶融金属の鋳型として機能するため、サポートが必要なく、それゆえ出力プロセスが簡略化されている。   画像引用:Massachusetts Institute of Technologyどうやらチームはすでにアルミニウムを使った実験を成功させているという。驚くべきは、その印刷速度で現在の市場に流通している金属3Dプリント技術のおよそ10倍の速度を達成したというのだからすごい。もちろん粒状物質への3Dプリント自体は新しいものではない。ただ、これまでは一般的にポリマーとシリコーンを使用して行われてきた。金属3Dプリントの場合は、必要な溶解温度が高く、押出成形の制約のため、より複雑になる。そこに登場したのがこのLMPプロセスというわけだ。研究チームがテストで出力したのは椅子、テーブルの脚、装飾品など。従来の印刷速度の10倍の速度を達成しながらも、印刷品質を見ると、まだ粗さがあることがわかる。精度の向上は今後の課題となりそうだ。   画像引用:Massachusetts Institute of Technology ともあれ、これは金属3Dプリント技術の大変革を予感させるに十分な結果だ。先数年で実用化までいたることができるか、注目である。    

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素材費用が今の10〜30%に? ペレット3Dプリンターの可能性
2024年1月30日

素材費用が今の10〜30%に? ペレット3Dプリンターの可能性

待望のデスクトップ型ペレット3Dプリンターが市場参入か?   現在、NAW3Dのあるプロジェクトがキックスターター内で注目を集めている。そのプロジェクトは、NAW3Dが開発する「デスクトップペレット3Dプリンター」の市場参入を試みるもので、この開発がうまくいけばペレット方式の3Dプリンターがついにデスクトップで一般的に使用可能となるかもしれないと言われている。   画像提供:NAW3D そもそもペレット方式の3Dプリンターとはなんだろうか。ペレットとはフィラメントに加工する前の材料のこと。つまり、ペレット3Dプリンターとは、フィラメントに加工することなくペレットをそのまま使用できる3Dプリンターのことであり、材料コストやSDGsの観点などから近年注目を浴びてきた。そのメリットとしてはコストの低減の他、造形速度の高さや素材の選択肢の豊富さなどが指摘されており、実用性の観点からも注目されている。ただ現状ではその造形解像度に限界があることも指摘されており、またペレット3Dプリンター製品が市場にあまり出回っていないことから、今のところ一般には普及していない。ただ、やはりそのコスト面での魅力は大きい。ペレットはフィラメントの10〜30%の価格で入手することができ、家庭で生じたプラスチックゴミのリサイクルも容易。3Dプリンターを常用する上では素材代をいかにおさえるかというのは大きなテーマである。もちろん弊社ではできる限り安価で高性能なフィラメントやレジンを提供することを心掛けているとはいえ、もしより良い選択肢が存在するならば、それに越したことはない。今回、NAW3Dが開発する「デスクトップペレット3Dプリンター」の推定価格は3000ドル程度とのことで、決して安価とは言えない。ただ、ペレット3Dプリンターの利点は使用すれば使用するほど「お得」になるという点にある。   画像提供:NAW3D さらにペレット3Dプリンターはグラインダーと組みわせて使用することで、自宅で不要となったペットボトルを素材に3Dプリントすることも可能と言われている。先述したように、解像度に関してはまだ限界があるとのことだが、これもまたその用途次第では(高解像度が必要なオブジェを出力する必要がない場合などにおいては)問題にならないだろう。いずれにせよ選択肢が増えることは素晴らしいことだ。ペレット3Dプリンター市場の今後の展開に注目したい。    

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3Dプリント技術とマイクロ波を用いた革新的サーミスタが開発
2024年1月24日

3Dプリント技術とマイクロ波を用いた革新的サーミスタが開発

あらゆるところで使用されているサーミスタとは?   サーミスタという言葉をご存知だろうか。サーミスタとは「温度変化に対し抵抗値が大きく変化する半導体」のこと。要するに熱を感知した際の抵抗値の変化を利用した温度センサーであり、安価で安定的に温度をコントロールすることができるという特性から、幅広い分野、用途で使用されている。たとえば、自動車には1台につき15本程度のサーミスタが用いられているのだが、これはエンジン温度や外気温などを確認し、エンジン内の燃焼が最適になるようにコントロールするため。あるいは、エアコンにもサーミスタが使用されており、これにより室外機と室内機の温度を確認し、全体温度をコントロールしている。そしてまた、私たちが普段から使用している3Dプリンターにもサーミスタは温度測定のために使われている。私たちの暮らしになくてはならないこのサーミスタに、実は現在、革新が起こりつつある。その革新において3Dプリンタが重要な役割を担っているらしい。   温度測定範囲も従来より広く形状も自由自在の新時代サーミスタ   革新的サーミスタを開発したのは、グラスゴー大学、サウサンプトン大学、ラフバラー大学の研究者らだ。「Nature Communications」の記事によれば、研究チームはマイクロ波と3Dプリンティング技術を利用して革新的なフレキシブル温度センサーを開発したのだという。   画像:University of Glasgowこの新しいサーミスタのユニークな点は、高周波 (RF) 対応であることで、センサー自体は、独自の電源を必要とせずに外部ユニットと通信することができ、かつ正確な温度読み取りが可能だという。温度測定の範囲は、30°Cから200°C以上と、従来のサーミスタと比較してその適用範囲が大幅に広がっている。この広い温度範囲により、複数のセンサーを1つのセンサーに置き換えたり、従来のサーミスタには通常適さない環境での利用が可能となるという。さらに、デバイスのフォームファクターは3Dプリントで変更することもできる。研究チームは、センサーの形状をさまざまな形に変更し、電子機器やその他のデバイスへの統合の可能性を高める能力を実証してみせている。   画像:University of Glasgowセンサーの素材は、それぞれ柔軟性と耐久性で知られる材料であるポリジメチルシロキサン (PDMS) と短鎖炭素繊維。この構成により、センサーを特定の形状に適合させるだけでなく、より広い領域で利用することが可能になるそうで、たとえば携帯電話の筐体の一部となりながら温度センサーとしても機能するなど、日常の物品に組み込まれる可能性もあるとのこと。さらに、土壌区画全体の温度変化を監視するために、それをより大きなマットに織り込んだり、あるいは衣服やプラスチック部品に埋め込んだりすることもできるというのだからすごい。要するに、今まではサーミスタを搭載することが難しかった様々なデバイスに、その搭載が可能となるというわけだ。今後、どのように活用されていくことになるのか、注目だ。    

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菌糸体から作られた3Dプリント家具が登場|チェコの3Dプリント建設会社Buřinkaの試み
2024年1月24日

菌糸体から作られた3Dプリント家具が登場|チェコの3Dプリント建設会社Buřinkaの試み

菌糸体素材の優れた物理的特性に注目が集まる   今では決して珍しいものではなくなった3Dプリント家具。しかし、チェコの3Dプリント建設会社Buřinka が主導するプロジェクト「SAMOROST」が、国際デザインブロックフェスティバルで発表した3Dプリント家具は、時代の先を行くあっと驚くものになっている。何が驚きなのか。秘密はその素材にある。なんと「SAMOROST」が発表した新しい家具コレクションはいずれも「菌糸体」を素材としているのだ。菌糸体は、おがくず、紙、ボール紙、その他リサイクル不可能であると考えられている材料など、さまざまな材料の中で増殖することでその適応性を示すことが知られている。これらの材料に菌糸体を注入すると、mycococompositeとして知られるユニークな新しい基質が生じる。今回、家具の作成において重要な要素となったのも、このmycococompositeだ。   画像:Stavebni sporitelna Ceske sporitelny  製作手順は次の通り。まず、新しいmycococompositeが形成されると、基板が粉砕され、リサイクルされたプラスチックで作られた再利用可能な3Dプリント型に配置される。これにより、菌糸体内の菌糸が再結合して成長、その結果、型の形状に適合したさらに強力な菌糸体複合体が得られる。次に、基質を乾燥させ、菌糸体を死滅させる。このプロセスが完了すると、最終的なmycococomposite基材を加工して家具を構築する。なんでも、この革新的な建築材料は、その独自のデザイン性だけでなく、その優れた物理的特性でも際立っているという。たとえば、mycococompositeはポリスチレンと同程度の重量を有するが、強度とサポートではポリスチレンを上回る。また、難燃性と疎水性を維持しながら、優れた断熱性能も発揮する。そして、この素​​材は生分解性であるため、環境にも非常に優しい。   画像:Stavebni sporitelna Ceske sporitelny  いずれにしても、デザイン性、ストーリー性ともに実にユニークな試みである。「このコーヒーテーブル、菌糸体でできてるんだぜ」だなんて是非とも自慢してみたいものだ。    

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世界最大!?驚異の3Dプリント・パイプオルガンが登場|ヘルシンキ音楽センターでコンサート
2024年1月12日

世界最大!?驚異の3Dプリント・パイプオルガンが登場|ヘルシンキ音楽センターでコンサート

世界最大のパイプオルガンを3Dプリント   3Dプリント楽器の躍進については昨年末にも記事で取り上げたばかりだが、2024年の1月1日、世界初の3Dプリントされたバイオ複合パイプからなるパイプオルガンがヘルシンキの音楽センターでデビューして話題となっている。フィンランドの製紙・林産物製造会社UPM (ナスダック・ヘルシンキ:UPM) が開発した木質バイオ複合材であるUPM Formi 3Dから作られたこれらのパイプは、伝統的な職人技と最先端のテクノロジーの融合を表している。UPM Formi 3Dは、機能性を強化する木質セルロース繊維などの優れた特性で知られるバイオ素材。加工が容易であるだけではなく、高精細な制作能力と木材のような後加工特性を誇っている。原料は森林から採取された天然素材を用いており、環境に優しく、また様々な用途に適している。果たして、この3Dプリント・パイプオルガンはスペインのブルゴス市で3Dプリントされ、その後、オーストリアのオルガン製作者によって組み立てられ、さらに輸送のために一度分解を経て、ヘルシンキに搬送、音楽センターのコンサートホールで再構築された。   画像:ヘルシンキ音楽センター財団   パイプの高さは最大14メートル。写真の通り、極めて前衛的なデザインとなっており、視覚的にも魅了されるものとなっている。しかし何より楽器である以上、重要なポイントはその音響である。このオルガンは、124の音域と合計260メートルの音響パイプと管路を誇り、フィンランド、スカンジナビア、ヨーロッパで最大であるのみならず、世界中のコンサートホールにおいて最大の現代オルガンなのだという。パイプオルガンの歴史は古く、古代より受け継がれた技術がある。このパイプオルガンは、そうしたオルガン構造の古代技術と最先端の3Dプリンティング技術を接合した、伝統と革新性の調和によって生まれた、まさに次代の楽器となっているのだ。実際、ヘルシンキ音楽センターのオルガンプロジェクトマネージャーもまた、この3Dパイプオルガンの「音」の素晴らしさを絶賛しているという。これは是非ともその音色をじかに堪能してみたい。3Dプリント技術が古典楽器にもたらす革新から目が離せない。   画像:ヘルシンキ音楽センター財団    

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3Dプリント技術が「動物実験」を廃止させる?|先端技術が新薬実験の現場をアップデート
2024年1月10日

3Dプリント技術が「動物実験」を廃止させる?|先端技術が新薬実験の現場をアップデート

3Dプリント「ボディオンチップ」の可能性 「3Dプリント技術によって新薬開発のための動物実験を廃止できるかもしれない」。そんなニュースに世界が騒ついている。なんでもエディンバラ大学の研究者たちが3Dプリント「ボディオンチップ」の開発に成功したという。そしてその3Dプリント「ボディオンチップ」が、今後、動物の生体に変わってさまざまな種類の薬のテストに使用されることが期待されているらしい。この3Dプリント「ボディオンチップ」とは、薬を投与した際に各臓器がいかに挙動するかを明らかにするもの。個々のコンポーネントは、人間の心臓、脳、腎臓、肺、肝臓を再現するように設計されており、さまざまな臓器区画を接続するチャネルは、薬剤を拡散するために使用されるという。   写真: Murdo MacLeod/The Guardian 制御された環境内で、この毛細管システムは、新しい医療基質が人間の循環系を通じてどのように、どこに分布するか、臓器がそれらにどのように反応するか、薬物が個々の臓器にどのくらいの時間留まるかを示す。それによって薬品が人体内でいかに作用していくかという判断を研究者に可能にするそうだ。なんでも3Dプリント「ボディオンチップ」を動物に代えて使用することの利点は、必ずしも人道的な観点からの美点に限るものではないようだ。研究チームによれば、3Dプリント「ボディオンチップ」を使用することで、心臓病、がん、神経障害、その他の疾患の兆候を早期に検出できるようになるという。したがって薬物検査そのものの大幅な進歩を意味することになりそうなのだ。動物実験を省略することはさらにコストの削減や医薬品の導入の迅速化にも繋がりうるとのこと。医療の現場を改善させる新技術の今後に期待が高まる。     参照:https://www.theguardian.com/science/2023/dec/27/3d-printed-chip-showing-bodys-reaction-to-drugs-could-end-need-for-animal-tests

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過度な乱獲、絶滅危機、困難な養殖……「それでも僕はうなぎを食べたい!」Steakholder Foodsの「3Dプリントうなぎ」が日本のうなぎ愛に応える
2024年1月6日

過度な乱獲、絶滅危機、困難な養殖……「それでも僕はうなぎを食べたい!」Steakholder Foodsの「3Dプリントうなぎ」が日本のうなぎ愛に応える

土用の日にはうなぎのホクホクの白身が欠かせない 日本人にとって「ちょっと特別な日に食べるおめでたい食べ物」はいくつかあるが、とりわけ「うなぎ」は特別なご馳走としての地位を不動にしているように思う。土用の丑の日にうなぎを食べる習慣は季節の変わり目による滋養強壮として古くから日本に定着している。そもそも土用とは五行思想を起源に持つ暦の計算に基づくもの。五行思想の背景にあるのは、かつて王様が4人の子どもたちに東西南北、春夏秋冬、青赤白黒をそれぞれ当てがったが、王様の死後に5人目の子が誕生、兄弟喧嘩で世の中が乱れてしまい、そこにある偉い博士があらわれ、5人目の子には東西南北の中央を、春夏秋冬からは各18日ずつ土用を、色は黄色を受け持つことにすることで争いが治ったというお話だとも言われており(ちょっとしたトリビアです)、つまり世界を4つに分けた時に分けきれなかった余りの特別な部分。そうした特別な日にはやっぱり美味しくて滋養も豊富な「うなぎ」をいただきたい。日本に生まれたからにはなおのことそう思ってしまうというものだろう。実は世界でもうなぎは人気があり2022年には世界のうなぎ市場は総額43億ドルともなっている。あのホクホクで柔らかな白身を思えば当然の結果だが、一方でウナギ市場は、数多くの課題に直面している。現在、その高い需要によるうなぎの乱獲が行われた結果、さまざまなウナギ種が絶滅の危険性に瀕しており、そしてそもそもうなぎは養殖が困難であるという事情もあいまって、伝統的なうなぎ産業は瀬戸際に追い込まれているのだ。 うなぎの個体数を保護するために課せられた規制のハードルは、うなぎ生産者にとってさらなる障害を生み出し、その経営がますます困難になっている。さらに、不法密漁と闇市場取引という根強い問題もあり、特に日本のようなうなぎの強い食文化を持つ国では、この問題はかなり深刻化してしまっている。確かにうなぎを絶滅させてしまったら元も子もない。生態系のバランスを維持することは現代人の大きな課題でもある。すると、土用の丑の日に気軽にうなぎを食べれた時代を懐かしみながら、2020年代を生きる私たちとしてはエコに禁欲的に生きる道を模索するしかない…だなんてことは分かっている。分かっているのだ。分かっていて、それでもなお、私たちは「うなぎを食べたい」。この気持ちをどうすれば良いのだろうか。   ついに完成した「3Dプリントうなぎ」その行方は   実はそのジレンマを解決してくれるのは3Dプリンターかもしれない。現在、3Dフードミート産業を牽引するSteakholder Foodsは、天然ウナギに代わる革新的で持続可能な代替品を提供し、救世主となることを目指している。そう、3Dプリント「うなぎ」がまもなく販売されようとしているのだ。   画像提供/Steakholder Foods 実はすでに本欄ではこのニュースを紹介したことがある。ワンコインで「うな重」が食べられる日は近い?|Umami MeatsとSteakholderが開発する3Dプリント「ウナギ」https://skhonpo.com/blogs/blog/3dunagi?_pos=2&_sid=2b326fec2&_ss=rちょうど一年前の記事になるが、この段階ではまだ3Dプリントうなぎは開発段階にあった。つまり、今回のニュースはそれがついに完成し、いよいよ販売する準備ができたことを伝えるものである。   画像提供/Steakholder Foods すでに公開されている写真を見る限り、3Dプリントうなぎは「本物のうなぎ」とビジュアル的には何ら遜色はない。しかし、まず発売されるシリーズは全て植物由来、つまりオルトシーフードである。もちろん、食感にはかなりこだわっているようだが植物由来と聞いてガックリされてしまった方もいることだろう。ご安心いただきたい。Steakholder Foodsすでに培養ウナギ細胞を組み込む計画があることを明かしてくれている。さて、気になるのはいつ販売されるのかということ。どうやら現在まさに業界と連携し商品化の戦略を立てていることだという。果たして、この3Dプリントうなぎが「うなぎ通」である日本人の舌を納得させるものとなっているのか、乞うご期待だろう。  

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3Dプリント技術は音楽業界をどう変革するか?
2023年12月20日

3Dプリント技術は音楽業界をどう変革するか?

レコード製造を3Dプリント化することで エネルギー消費を60%節約   3Dプリント技術と音楽業界、一見するとあまり縁が深そうではないこの関係、実は現状こそまだ黎明段階とはいえ、今後、音楽業界にはかなり3Dプリント技術を取り入れていく余地がある。現在、アーティストの楽曲はオンラインストリーミング配信が基調となっているとはいえ、いまだフィジカルな盤面を求める人は一定数おり、それが求められる場面も少なくない。とりわけ、アナログレコードはデジタル全盛時代だからこそ、その音質の良さやレトロな風合いによってあらためて支持を高めている。実はこのレコード製造においても3Dプリント技術が役立てられようとしている。その端緒となろうとしているのがオランダの企業Green Vinyl Recordsだ。同社は従来の非分解性プラスチックを素材とするレコードの代わりとして、より環境に優しい素材を使用したビニールレコードの3Dプリントに取り組んでいる。同社の採用している方法を用いれば、レコード製造にかかるエネルギー消費がおよそ60%節約され、生産時間も大幅に短縮されることになるという。     木材バインダー3Dプリンターでつくったエレキギター   もちろん、音楽業界における3Dプリント技術の活用はレコード製造の場ばかりではない。楽器制作においても3Dプリント技術は大いに活用され始めている。たとえば以前にも紹介したこちらのギター。   https://skhonpo.com/blogs/blog/3dwoodguitar?_pos=1&_sid=a15927283&_ss=r これはオラフ・ディーゲルという大学教授が個人で制作した「グリーンアックス」エレキギター。は、リサイクルされたおがくずを素材に、木材バインダー3Dプリント技術を使用して、全体の製造コストを最小限に抑えて制作され、3Dプリントなれではの美しいデザインで話題となった。   MONAD Studioの美しすぎる3Dプリント楽器シリーズ   あるいは建築スタジオである「MONAD Studio」が制作している一連の3Dプリント楽器も注目に値する。3Dプリンターの造形力を活かした流線的デザインのギター、バイオリン、チェロなどの楽器群は実に美しい。     とりわけ同スタジオ最大のプロジェクトと謳われたグランドピアノ「LUCID EXO」は、デザインが発表された時より注目の的だった、が、こちらはどうやらまだ実際には出力されてないようだ。このグランドピアノの出力が実現したなら、是非ともXJAPANのYOSHIKIさんあたりに弾いてもらいたいところだ。   画像引用/MONAD Studio   3Dプリント電子サックス「 Travel...

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3Dプリントシューズのオンラインプラットフォームが始動|HILOS STUDIOの躍進
2023年12月17日

3Dプリントシューズのオンラインプラットフォームが始動|HILOS STUDIOの躍進

オンデマンドでハイクオリティの3Dプリントシューズを作成   これまで様々に紹介してきた通り、いまやシューズ産業において一般的な技術となった3Dプリンティングだが、ここにきてまた大きな地殻変動を迎えようとしている。 その地殻変動の震源となるかもしれないのがHILOS STUDIOだ。HILOS STUDIOとは、3Dプリンティングを使用した靴製造の新興企業。先日、マイアミのアートバーゼルにおいてHILOS STUDIOはある新プロジェクトを発表、それが大きな波紋を呼んでいるのだ。その新プロジェクトとは、3Dプリント靴製造のオンデマンド・プラットフォームの確立だ。アートバーゼルではファッションハウス《UNKNOWN UNION》がデザインし、HILOS STUDIOによって製造された高級サンダルが披露され、HILOS STUDIOの高い技術力が示された。   HILOS STUDIOのCEO兼共同創設者であるエリアス・スタール氏によれば、これはシューズ業界にとって極めて重要な瞬間であるという。実際、これはすごい可能性を秘めたプロジェクトだと言えるだろう。これまで、靴の製造は各ブランドが独自の製造ラインによって靴を製造してきた。しかし、このプラットフォームの誕生により、今後ブランドやデザイナーはオンデマンドでハイクオリティの3Dプリントシューズを作成できるようになる。すると、在庫の必要性がなくなり、無駄が削減される。これは各メーカーやブランドにとっても経済的であり、また環境に対しても優しい。HILOS STUDIOの中核理念の一つにサステナビリティがある。同社が採用しているMultiJetFusion (MJF) テクノロジーにおいては、製造されるソールはその80%をリサイクル素材から作られた熱可塑性ポリウレタンをベースに3Dプリントされており、これは標準的な製造方法と比較して、製造にかかる水の無駄とCO2排出量が劇的に減少することが示されている。また同社の技術力にかかれば、女性のファッションシューズのみならず、テクニカルなアウトドアシューズから、ハイブランドの高級シューズまで幅広い範囲を網羅することもできる。実は少し前にあのNIKEの元幹部がHILOS STUDIOに300万ドルを投資して話題になっている。メディアからの注目度も高く、すでに複数のメーカーがHILOSの技術を使用していることを思うと、今後、この業界でHILOSが主要プレーヤーとなっていく可能性は十分にあるだろう。シューズ産業の今後を変えるゲームチェンジャー。今後の展開が楽しみだ。    

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なぜCreality「K1 MAX」はこんなにも絶賛されるのか|海外の熱烈レビューを解説
2023年12月12日

なぜCreality「K1 MAX」はこんなにも絶賛されるのか|海外の熱烈レビューを解説

  全世界からの期待を背負っていよいよ販売が開始されたCreality「K1 MAX」。新世代ハイエンド機種として、最先端のインターフェースを備えたK1MAXだが、果たしてその性能はどれほどのものなのだろうか。SK本舗でも12月11日に発送を開始した本商品に関して、3Dプリントメディア最大手の3DPRINT.COMが早速レビューを行なっていたので覗いてみたい。同メディアの記事は公平かつ的確なことで知られている。是非とも参考にしてほしい。 Creality 「K1 MAX」販売ページ https://skhonpo.com/products/creality-fff_3dprinter-k1max     あの名門メディアが「ほぼ完璧」と絶賛   まず本機K1MAXの設定について。この点についてレビュアーは非常に設定がしやすく、操作も簡単であり、かつ機能も充実しているという点を指摘し、高評価を与えている。フィラメント交換についても「簡単」と評しており、少なくともセットアップに関しては問題は一切ないようだ。しかし、いかにセットアップがしやすくても肝心の3Dプリントがイマイチだったら意味がない。この点に関して、レビュアーは驚きを隠さない。とりわけ速度と品質に関しては以前のEnder3v2と比較しても「技術的飛躍」があると評価しており、「見た目が素晴らしいことは言うまでもなく、高速かつ信じられないほどスムーズに印刷され」、ほぼ「完璧」であったとまで語っている。レビュアーはその後、K1MAXによって様々なオブジェを出力、なかには欠陥が発生したものもあったようだが、そうした問題の99%はファイルのスライスが不十分だったこと、接着力を高めるための糊が不足していたこと、などが原因だったとして、簡単に解決ができるとしている。   Creality 「K1 MAX」販売ページ https://skhonpo.com/products/creality-fff_3dprinter-k1max     1%の懸念点はあるものの99%は大満足   ただ1%の懸念もあったそうだ。それはK1MAXのAI検出システムに関するもので、ビルド中にオブジェの一部が部分的にプレート上に落下した際、エラー生成やジョブ停止ができなかったことを報告している。逆にAI検出が敏感に作用するのが印刷開始から数レイヤーの機関であり、ベッドに塗布した接着剤を異物と認識してプリントが停止されるということがあったそうだ。とはいえ、レビュアーは1%の懸念こそあるものの、K1MAXのパフォーマンスに関しては、「そのほかの全てが素晴らしい」と絶賛している。巨大なビルドプレート、簡易なフィラメント交換、スムーズなWi-Fi機能、そしてプリントのクオリティ、これらの点に関しては、一切の留保なしに評価することができそうだ。注意点はデフォルト設定で作動させた場合、作業音が大きいという点が挙げられている。ただ、スライサーで速度やファンの設定を調整することで、これは軽減できるようだ。また、アフターケアに関しては、大量の新機能が搭載されていることによって、メンテナンスや修理が大変になる可能性が指摘されている。これは機能性の高さゆえの心配であり、K1MAXに固有の問題ではないが、気になる点ではある。ただCrealityは充実したアフターメンテナンスビデオを用意しており、また人気メーカーであるがゆえにコミュニティの情報発信も強力だ。アフターケアに関するテクニックや情報は今後YouTubeやTiktokなどでも様々に発信されていくだろう。レビュアーもまた公式情報とユーザーコミュニティの強固さを指摘し「解決できない問題はまったくない」だろうと述べている。 Creality 「K1 MAX」販売ページ https://skhonpo.com/products/creality-fff_3dprinter-k1max     名機「K1」からも「大幅にアップグレード」  ...

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最新のオーバーハング対策はまさかの「水中」3Dプリント!?
2023年12月5日

最新のオーバーハング対策はまさかの「水中」3Dプリント!?

3Dプリンターユーザーを悩ませてきたオーバーハング問題   3Dプリンティングを成功させる上で避けては通れない関門の一つに「オーバーハング」をどうするかという問題がある。オーバーハングは元々は二階のせり出し部分を意味する建築用語。3Dプリンティングにおいては底面積より上部が大きい場合の宙空にせり出した部分を指してそう呼んでいる。ご存知のように、何もない宙空状にいきなり樹脂を置くということはできない。オーバーハング問題とはつまり「空中でオブジェクトをいかに造形するか」という問題であり、これまでその方法については様々な形で考察され、また実践されてきた。これまでの一般的な解決方法としてはサポート土台の設置だ。オーバーハングが問題となるのは、そこが宙空だからである。ならば底面に接した土台を設け、オーバーハング部分が宙に浮かない状態にすれば造形中に崩れてしまうことを防ぐことができる。その上で出力後、そのサポート部分を取り除くことで、問題が解決するというわけだ。この方法は現状で最も有力な方法であり、実際にそのようにしてオーバーハングを克服している方も多いだろう。ただし、もちろん欠点もある。まず土台除去は非常に手間なのだ。かつ土台除去の際にオブジェクトが壊れてしまう可能性もある。特にオーバーハング部分が細かい場合は、そのリスクが高まる。現状においては最も有力な方法であるとはいえ、完璧な方法かといえば、そうとは言い切れないというのが実情だ。その他、オーバーハングの解決方法としては、造形物の向きを変えること(面積の広い側を底面とする)や、そもそもオーバーハングしないようなモデリングをするなどが挙げられるが、おわかりのようにこれらの方法にも限界がある。つまり、オーバーハング問題については目下、そのよりよき対処方法の到来が待望されているところなのだ。   水中で3Dプリンティングすることで冷却を強化   では、サポート土台に変わるオーバーハング対策の可能性はどこにあるのだろうか。今回はその一つの実験例を紹介したい。3Dプリント系YouTuberの「CPSdrone」がオーバーハング対策において注目したのは「冷却」だ。オーバーハング部分が崩れてしまうのは、樹脂の冷却が間に合わないという点に原因がある。だったらこの冷却を強化すればいいのではないか。そして、何かを冷却する上で最適な空間といえば「水中」だ。かくして「CPSdrone」は3Dプリント空間を水中にすることで、このオーバーハング問題を克服することにチャレンジした。果たしてその結果はどうだったのだろうか。       動画を見る限り、少なくともオーバーハング部分に関してはかなりうまくいってるように見える。水の力を借りて高速に冷却されることで、かつその浮力にサポートされることによって、オーバーハングは崩落を免れ、サポート土台なしでも無事に造形されている。これはすごい大発明だ。   すると、今後3Dプリンターは水中プリントが主流になるのだろうか。だとすれば、これは3Dプリンター界における大革命である。と、勢い余ってしまったが、当然ながら水中3Dプリントには欠点も多い。今回「CPSdrone」は水の伝導率を抑えるために脱イオン水をしよう、開いた接続部分も密閉し、一部の部品は水によって腐食されにくい部品に交換されている。しかし依然として、ステッパーのベアリングは腐食可能性を回避できていない。また、部分的に冷却しすぎてしまう可能性を防ぐためにホットエンドをシリコンブロックで包み、またコントローラーボードも移植。試行錯誤の末、テストはひとまずうまくいっているように見えるが、メンテナンスはかなり大変だろう。また水中での造形のため層の密着性は致し方なく低下してしまう。これに対しては「CPSdrone」は水を加熱することで対応できるのではないかと推測しているが、現段階でオブジェクトの見た目はあまり美しくなっていない。   こうした問題点を抱えつつも、しかし、この実験が明らかにオーバーハング対策の可能性を押し広げているということは間違いない。どうやら次は市民プールを使っての実験を試みようとしているようだ。思えば、生命は海中で誕生している。そのことから、最近では生命の原点に立ち返り、水中出産を希望する妊婦さんも多いらしい。ならば3Dプリンティングだってやがては水中に回帰していったとしてもなんら不思議はないだろう。いずれにしても、こうした意欲的な実験は応援したい。「出来ない」を「出来る」へと導く鍵はそこにしかないのだから。    

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麻のコンクリートを3Dプリントした住宅が完成…するも直後に取り壊しに
2023年12月1日

麻のコンクリートを3Dプリントした住宅が完成…するも直後に取り壊しに

ヘンプクリートの3Dプリント住宅に思わぬ欠陥が   いまや世界中で建設され始めている3Dプリンター住宅。だが、新しい技術には当然、予想外の「失敗」もつきものだ。それはアメリカ・アイオワ州において起こった。2023年5月、同州では州内初の3Dプリント住宅のプリントが開始された。大学や企業が協働して取り組んでいたこのプロジェクトにおいて、3Dプリント素材となったのはヘンプクリート。これは麻と石灰や砂で形成された生物複合材料だった。   引用/https://www.youtube.com/watch?v=hKVBDSxDUxA 2023年末までに10棟の建設が決まっていた中、まずプリントされた第一棟目。見た感じ、何の問題なさそう、だったのだが、感謝祭の前の週末にそこを訪れたのは入居者ではなくブルドーザーだった。そう、この建てたばかりのヘンプクリートの3Dプリント住宅を取り壊しにきたのだ。原因はヘンプクリートの圧縮強度が不足していたことだった。事前のテストではこの麻のコンクリートは6000〜8000PSIの圧縮強度に達することができていたらしいが、実際に出力してみたところ、住宅建築に必要最低の5000PSIも満たしていなかったという。   引用/https://www.youtube.com/watch?v=hKVBDSxDUxA これは非常に残念な結果だ。もとよりこのプログラムは学生との連携によって成り立っており、学生たちが麻の特性を研究し、企業と提携して建設カリキュラムを立ち上げることが一義的な目標だった。まだ学習途上の学生ゆえの失敗、ということか。しかしそこは学生らしく、今回の失敗を前にしても希望を捨ててはいないようだ。チームは早くもヘンプクリートをゼロから作り直したとのこと。今度は確実に5000PSIの要件は満たすことができそうとのこと。来春には再びヘンプクリート住宅の建設に着手する予定だという。   引用/https://www.youtube.com/watch?v=hKVBDSxDUxA   いずれにせよ失敗は成功の母だ。いつも華々しい成功物語ばかりを紹介しているが、そうした成功物語の裏には無数の失敗が存在している。何事においてもトライ&エラーを避けることはできないのだ。     

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3Dプリントシーフード製品「THE FILET」がスーパーマーケットに|「本物と変わらない!」と評判
2023年11月28日

3Dプリントシーフード製品「THE FILET」がスーパーマーケットに|「本物と変わらない!」と評判

間もなくマーケットチェーン「REWE」にて販売開始   もはや欧米では一般的な存在へとなりつつある3Dプリントミート、一方で少し遅ればせながらも進められてきた「シーフードを3Dプリントする技術」。この技術の前線に関しては、これまでも本欄にて紹介してきた。実はついに3Dプリントシーフードが一般的なスーパーの店頭に並び始める。商品名は「THE FILET」。フードテックのスタートアップである「Revo Foods」が開発したこの新商品、なんでも間もなくオーストリア全土に店舗をもつスーパーマーケットチェーン「REWE」にて販売開始されるという。   この「THE FILET」はRevo Foodsの特許取得済みのMassFormer技術を使用して生産されている。この技術は、魚のフィレのサクサク感とジューシーな食感を再現することに成功しており、前世代の代替肉商品に比べて大幅な改善を示しているとのことだ。主成分であるマイコプロテインは糸状菌由来で、優れた栄養価と自然な肉のような食感で知られている、実際、この製品はタンパク質とオメガ3の含有量が高いことを示すニュートリスコア評価において「A」判定を得ており、栄養面においても非常に優れた製品であることが分かる。本物の魚肉は使用していないため、これはいわゆる「ヴィーガンシーフード」に位置付けられる。こうした質の高い代替シーフードの登場は、漁業における乱獲防止や魚類の養殖において必要とされる資源の過剰消費を抑えるという点でも大いに期待されている。RevoFoodのCEOは今回の「THE FILET」の展開について次のように述べている。「産業規模の3Dフードプリンティングのマイルストーンにより、私たちは創造的な食品革命、つまり顧客のニーズに正確に応じて食品が作られる時代に突入しています。私たちは単にヴィーガンの代替品を作っているだけではありません。私たちは食品そのものの未来を形作っているのです」     3Dプリントシーフードの近未来   実際、今後瞬く間にこうした商品が世界中に普及していくことになるだろう。今回、「THE FILET」を販売するスーパーマーケットチェーンの「REWE」は年間に95億ユーロ以上を売り上げるオーーストリア最大のチェーン。またマーケットでの展開に先駆けてRevoFoodは10月より欧州全土に向けてこの「THE FILET」のオンライン販売も開始している。ユーザーからの反応はどれも高評価。本物のシーフードと比較しても見劣りすることがないとの評判もある。日本での販売が始まる日もそう遠くはないだろう。未来のシーフード、といえば、OPEN MEALSが数年内に東京への開店を予定している「SUSHI SINGULARITY」の存在も忘れられない。2019年に情報がローンチされて以降、その扇情的なヴィジュアルイメージもあって、開店がまだかまだかと期待され続けている。         もちろん、本物の新鮮な魚介の美味しさを熟知している日本人としては、それがどこまで真に迫れているのか、というところは厳しくジャッジしなければならないところもある。ただ、技術は日進月歩。獲れたて鮮魚をその味においてしのぐようなシーフードを3Dプリントできる日だって、いつかは来るかもしれないのだ。      

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3Dプリンターが「薄毛」の悩みを完全かつ最終的に解決する!?|レンセラー工科大学による毛包バイオインク研究
2023年11月23日

3Dプリンターが「薄毛」の悩みを完全かつ最終的に解決する!?|レンセラー工科大学による毛包バイオインク研究

  毛包の移植は本当に可能なのか 古今東西を問わず人は薄毛に悩んできた。実際、これまで様々な形で薄毛予防や薄毛改善、あるいは薄毛隠蔽のための技術がつくりだされてきた。あるいは思想家のミシェル・フーコーのように、頭を剃り上げることで、つまりスキンヘッドにすることで、その悩みから逃れようとするものも少なくなかった。しかし、人工知能と人々が気軽に世間話をするようになった2023年現在において、いまだ薄毛は完全かつ最終的な解決を見ていない。様々な薬剤などによって、その予防を行ったり進行を抑制したりすることは以前よりはるかに容易にはなったが、それらはあくまでも対症療法的なものに止まっている。薄毛を頭皮の観点から考えた時、重要なのは毛包だ。毛包とは、頭皮の内側で毛根を包んでいる皮膚組織のこと。この毛包が毛髪の根を生成、保護して抜けないようにしている。一般に薄毛が起こる原因はこの毛包のミニチュア化にあると言われている。加齢とともに毛包は徐々に小さくなっていき、それにより生えてくる毛が細く短くなり、頭髪が全体的に薄くなっていくのだ。では、この毛包(細胞)を移植することができれば、例えばすでに完全に薄毛化している人の頭にも毛が生えてくるということだろうか。理論上はそうだ。実際にこれまで毛包細胞の移植技術が様々に研究されてきた。ただ、何十年にもわたるこの研究においては現在に至るまで毛包ユニットが完全に発達した皮膚モデルはつくられていない。しかし、その超えがたき壁がついに乗り越えられるかもしれない。その研究の鍵となっているのが3Dバイオプリンティング技術だ。   培養した毛包細胞からつくられたバイオインク   今年、レンセラー工科大学のパンカジ・カランデ博士が率いる研究チームは、3Dプリンティングを利用して、実験室で培養したヒトの皮膚組織に毛包を組み込むことに初めて成功した。この研究は将来の皮膚移植に新たな可能性を投げかけるものとなっている。この研究は、2023年10月に「人間の皮膚の3Dバイオプリントモデルへの毛包の組み込み」というタイトルでScience Advances(https://www.science.org/doi/10.1126/sciadv.adg0297)に掲載された。   画像引用/Science Advances   カランド氏によれば「ヒト由来細胞を使用した毛包の再構築は歴史的に困難でした。ただ、いくつかの研究では、これらの細胞を三次元環境で培養すると、新しい毛包や毛幹を生成できる可能性があることが示されて今す。私たちの研究はこうした研究結果に基づいたものです」とのことだ。このアプローチのために、研究者チームは実験室で皮膚と毛包の細胞を培養し、特殊な3Dプリンターでそれらをバイオインクとしてさらに加工した。これを行うには、十分に3Dプリント技術を利用できるだけの、皮膚と毛包の細胞を実験室で増殖させることが重要だったという。さらに、研究者チームは各細胞タイプをタンパク質やその他の材料と混合して、印刷可能なバイオインクを製造。そして、これを非常に細い針に適用し、プリンターで皮膚モデルを層ごとに印刷できるようにし、同時に有毛細胞の堆積のためのチャネルを作成して、有毛細胞を埋め込んだ。     画像引用/Science Advances 上述のプロセスを経れば、時間の経過によって、有毛細胞の周りのこれらのチャネルに皮膚細胞が満たされ、人間の皮膚の毛包構造を模倣することができるだろう、そう論文は結論している。これはまだ概念実証の段階ではあるが、理論上、十分に実現することが可能な内容だ。ただし、課題も残されている。現在、毛包を含む3Dプリントされた皮膚組織は、約2~3週間しか生存しないことも分かっている。これは毛幹の発達には不十分な寿命だ。したがって、この技術では毛を生やす皮膚移植片を製造することはまだできない。しかし、これらの研究の結果は、その方向における大きな進歩を示しており、研究チームも将来的には毛包が成熟し続けて薬物検査や皮膚移植に使用できるように、皮膚組織の寿命を延ばすことにも焦点を当てていきたいと述べている。果たして、近い将来、薄毛の悩みは最終的かつ完全に解決されることになるのだろうか。カランド氏たちの研究は少なくともその一筋の光芒となるはずだ。        

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たった20秒でテキストを3Dモデルに変換する画期的ツール「Instant3D」が誕生?
2023年11月16日

たった20秒でテキストを3Dモデルに変換する画期的ツール「Instant3D」が誕生?

速度、多様性、精度、どれをとっても革新的   先日、以下の記事でテキストから人物の3Dアニメーションモデルを生成するアプリ〈Masterpiece X -Generate〉を紹介した。テキストから人物の3Dアニメーションモデルを生成するアプリ〈Masterpiece X〉がリリースhttps://skhonpo.com/blogs/blog/3dmasterpiece思いついた言葉一つから、3Dモデルを生成し、さらにアニメーション化することができる。そんな夢のような技術は実際に現実のものとなってきているのだ。おそらくここから数年はテキストから3Dデータを生成する様々なアプリやソフトが続々と登場するに違いない、と思っていた矢先、早速とばかりに新しいツールが発表された。その名は「Instant3D」。シンプルなテキストから高品質な3Dデータを生成する最新ツールである。 何より「Instant3D」の凄みはテキストから3Dデータへの変換速度にある。発表された論文によれば、その速度は実に約20秒。これまでの同様のサービスが1~10時間必要としていたことと比較しても圧倒的というべき速度だ。もちろん、いかに速度が高くとも、肝心の3Dデータがテキストの要求に応えるものになっていなければ仕方ない。実はこの点においても「Instant3D」はこれまでの同様のサービスと比較して抜群のクオリティを示している。     リンク先の比較表をご覧いただければ一目瞭然なように、そのデザインの多様性、テキストの理解度の高さ、また精度の高さなど、いずれの観点に立ってみても、これまでの同様のツールから一頭地を抜いたものとなっているのだ。https://instant-3d.github.io/もちろん、2D画像の3Dデータ変換も可能。こちらに関しても、精度、質ともに非常に高い結果を示しているようだ。ただ、現状ではまだオープンレビューに論文が発表された段階であり、サービスの実装には至っていない。とはいえ、これが非常に「胸熱」なニュースであることは間違いないだろう。

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マッチ箱より小さい極小3DプリンターをYouTuberが開発
2023年11月9日

マッチ箱より小さい極小3DプリンターをYouTuberが開発

寸法は1.8x3x4cm、重さはわずか17グラムの極小3Dプリンター   日々刻々と進化を続ける3Dプリンティング。メーカーや研究機関は競うように新技術を開発し、様々なイノベーションを起こし続けている。その一方で、実は民間の3Dプリンターユーザーたちもまた独自に改造や開発を行なっている。彼らの主な研究発表の場はYouTube。また彼ら民間研究者たちの特徴はその「冒険心」にあるとも言えるだろう。たとえば、YouTuber「My N Mi」のプロジェクトを見てみたい。彼は世界最小の3Dプリンターを設計したと主張している。その大きさはマッチ箱よりも小さく、寸法は1.8x3x4cm、重さはわずか17グラムとなっている。   (画像引用)https://www.youtube.com/watch?v=D6eusBL3dtc 映像では試験プリントとして極小のマネキンを3Dプリントしながらその仕組みを説明している。装置のサイズが小さいため、11 x 11 x 17 mm の体積の部品しか作成できませんが、それでも、プロセスの実装と細部の品質の両方の点で、非常に印象的な結果を見せている。       印刷版を動かす小型モーターとレジンを重合させるLCDスクリーンによって、このミニ3Dプリンターは小さくて細かいオブジェクトをデザインできる。面白い点は、レジンタンクが非常に小さいため、材料を注射器で一滴ずつ追加する必要があるというところ。発明者によれば、このプリンターは3Dマイクロプリンティング用に設計したものであり、電子デバイスやその他のアプリケーション用の小さなコンポーネントの作成に使用できるという。   (画像引用)https://www.youtube.com/watch?v=D6eusBL3dtc 残念ながらこの革新的なミニ3Dプリンターの回路図や設計図は公開されていないが、公開された映像は3Dプリンターコミュニティにおいて瞬く間に話題となった。XY軸で0.135mmの精度と0.005~0.3 mmのレイヤー解像度を誇るこのプリンターは、今後、非常に小さな部品を必要とするプロジェクトに取り組む研究者やエンジニアにとって貴重なツールになる可能性もある。果たして今後このプロジェクトはどう展開していくのだろうか。何を出すかはさておくとしても、この極小3Dプリンター、是非とも使ってみたい。        

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