Discordチャンネルから簡単に2D画像を3Dデータに生成してくれる無料サービス「CSM」が熱い
誰でも手軽に好きな画像から3Dデータを生成
昨今、加速化している3Dデータ生成ツールの開発。本欄でも幾度かに渡って、その最新情報をお届けしてきた。
たとえば言語情報から3Dデータを作成してくれる「EMARF AI」、2D映像から3Dデータを作成してくれる「Neuralangero」、ゲーム業界で注目の3Dキャプチャツール「LUMA AI」など、昨年頃より連続で様々なソフトが開発、あるいはバージョンアップされ、話題を呼んでいる。
「EMARF AI」詳細は→https://skhonpo.com/blogs/blog/3demarf
「Neuralangero」詳細は→https://skhonpo.com/blogs/blog/3dnvidia
今回、紹介するのは2D画像から3DモデルをAIを使って作成できる無料サービス「Common Sense Machines(CSM)」だ。一枚の画像から立体データを作成するツールとしては4月に登場した「Kaedim」などもあったが、この「CSM」はリリース情報を見る限り、とりわけキャラクターものに強そうだ。
使用の仕方としては、まず下記のdiscordチャンネルに参加する、次にimage-to-3dのチャンネルに行き、文字入力部分に/get3dコマンドを使用し、画像をフォルダからアップロード、あるいはURLを張り付ける、すると4面の画像が作成されるのであとは「Get3D」というボタンを押せば3Dモデルの作成が開始されるという流れのようだ。
CSMのdiscordチャンネル https://discord.com/invite/NhJJwmk8gT
なお、作成されたモデルはCSM Show Caseにおいて公開され、誰でも自由にダウンロードできるようになる。
すでにアップされている作品を追ってみると、いずれも上等な出来栄え。中にはイマイチな出来のものも散見されるが、この手軽さでこれが作れてしまうのはすごいし、何より面白い。
上掲はいずれもCSM Show Caseにおいて公開されている3Dデータだ。
難点としてはデータが全て公開されるため自分だけのオリジナルデータにすることができないという点だろうか。ただ、遊びがいはかなりある。
皆さん、是非とも使いこなしてみてほしい。