クラフトレジンについてのよくあるご質問
日本語で『樹脂』の事を指します。
アクセサリーや手芸などで言われているのは「UV-LEDレジン」や「2液性エポキシレジン」の事を指します。
紫外線のことです。紫外線を発するライトをUV-LEDレジンに照射して硬化させます。また、太陽光を当てても硬化します。
太陽光は、天候に左右されやすく、曇っていたりすると固まりにくいです。
UVライトはその点を気にせずに作業ができます。
メーカーごとのUVレジン液の種類によって以下の点が異なります。
硬化しているか
硬化速度
かたまり方
粘性
臭い
黄変のしやすさ
安全性
色々なUVレジン液を使ってみて、自分にあったものを探すことがおすすめです。
主剤と硬化剤を決めれた配合比で混ぜ合わせ、化学反応を起こして硬化させるレジンです。UV-LEDレジンと違いライトを使わずに時間を掛けて硬化させます。商品によって硬化時間は異なりますが、平均で24~36時間程掛かる物が多いです。UV-LEDレジンと比べて、透明感が高いです。大きな立体物の作成や硬化不良を防ぐ作成の仕方する作品(ライトで光が届きにくい場合)に向いております。夏場は比較的早く硬化が終わり、冬場は気温が低いため硬化が遅くなりやすいです。室内の温度に敏感です。
液体の状態のレジンにつきましては必ず手袋を着用の上、扱って頂きますようお願い申し上げます。レジンは素手で触ってしまいますと痛み、痒み、アレルギー等の原因となります。レジン液が付着したことに気付いたら、直ちにふき取りしっかりと石鹸等で洗ってください。
石鹸やハンドソープ等ではなかなかとることが出来ません。弊社ではお取り扱いはございませんが、専用の洗剤をご使用頂くか、アルコール消毒液を最初に吹き掛けて手揉みし、その後に石鹸やハンドソープをご利用頂く事で少しは改善できると思います。
弊社の展開致しますクラフトレジンにつきましては、胎児及び妊娠中の母体への危険性は少ないものと思われますが、一般的にご妊娠中は通常よりも抵抗力が少なくなり、母体も外的要因などによるストレスを受けやすくなると言われております。
故に、レジン独特の薬品のような臭いがご気分を害する可能性は考えられますのでお勧めはしておらず、お客様にてご判断をいただいております。
ご了承の上でご購入いただいたお客様には極力換気の良い場所でご利用いただきまして、手袋やエプロンなどで皮膚に液がつかない対策をとっていただき、ご気分を害さずストレスにならない短時間での作業をご案内しております。
お客様の健康を第一にお考えいただき、ご検討頂ければ幸いです。
弊社のレジンは全て完全に硬化した場合はさらさらとした手触りとなりますので、完全に硬化していない状態だと思われます。再度ライトで照射いただきますようお願いいたします。
レジンを硬化させた成形物が黄色く変色していくことです。経年劣化やUV・LEDライトを当て過ぎると起きることがあります。基本的にはレジン液は特性上黄変はしていきますが、商品によって黄変に強いレジン液もあります。
一番の解決方法は黄変しにくいレジン液をご使用頂く事となりますが、弊社では取り扱いがございませんが「UVコーティング」をされると黄変しにくくなると思います。
簡単な方法としては「つまようじ」等で気泡をすくい取る方法でございますが、「エンボスヒーター」ご使用頂きレジン液に熱風を当てて気泡を消す方法がございます。
ご使用頂いているシリコンモールドの状態が悪化してきていると思われます。シリコンモールドは消耗品扱いのですので、何度も使用していると表面の状態が悪くなり成形物の表面に曇りが発生する様になります。シリコンモールの劣化を抑えるためには硬化させた後、冷ましてからレジンをシリコンモールドから取り出す様にして下さい。ただ、長時間シリコンモールド内に放置されますと逆効果となりますのでお気を付けください。
金属はライトの光を通さないために、その裏側は未硬化な状態となります。その為、金属パーツとの接着においては対応した接着剤をご利用ください。適応素材に「金属」と「硬質プラスチック」の記載がある物をお選び下さい。
高粘度タイプのレジン液をご使用頂くと使いやすいかと思います。表面張力の効果でぷっくりとなりますので硬化しやすいです。弊社のレジン液では『Neo Resin』が高粘度タイプとなります。
記事は型を使った作品ですが、セッティング台(ミール皿)、空枠どんな作品にも応用できます。
必ずドライフラワーをご使用下さい。生花、プリザーブドフラワーは向きません。
その他、ご不明な点がございましたらお問い合わせ下さい。