2026年11月更新:価格を2026年11月時点の税込価格に更新し、Kobra S1の8色対応の条件を訂正、A1の構成選び(本体のみ/Combo)を整理しました。選び方フローと関連商品も追加しています。
Anycubic Kobra S1とBambu Lab A1の主な違いは?
Anycubic Kobra S1とBambu Lab A1は、どちらも人気の高いFDM3Dプリンターですが、いくつかの重要な違いがあります。以下で詳しく比較します。



プリント速度と構造
どちらも高速機ですが、構造が大きく異なります。Bambu Lab A1は最大500mm/s(加速度10,000mm/s²)、ベッドスリンガー+オープンフレーム構造(Bambu Lab公式tech-specs)で、PLA・PETG・TPUなど反りにくい素材向け。一方Anycubic Kobra S1は最大600mm/s(推奨300mm/s、加速度20,000mm/s²)、CoreXY+フルエンクロージャー構造、320℃ホットエンドを備え(Anycubic公式)ABS・ASAなどエンクロージャー前提の素材にも対応します。どちらも自動ベッドレベリングに対応。
操作方法とエコシステム
Bambu Lab A1はBambu Handy/Bambu Studio/MakerWorldによるクラウド連携・リモート監視・巨大なプリント可能モデルライブラリが強みです。Anycubic Kobra S1はAnycubic App/Anycubic Slicer Next/Anycubic Makeronlineに対応し、タッチスクリーン+スマホアプリで運用できます。生態系の成熟度ではBambu Labが先行しますが、Anycubicも積極的に拡充中です。
価格とコストパフォーマンス
2026年11月時点のSK本舗の税込価格では、Anycubic Kobra S1 Combo(ACE Pro同梱)が¥124,000、Bambu Lab A1が本体のみ¥48,800、A1 Combo(AMS Lite付き)が¥68,800です。Kobra S1 Comboは4色対応のACE Proが最初から付いたセットなので、同じ「マルチカラーを始められる構成」で比べるならA1 Comboが比較相手になります。価格差は¥55,200(税込)です。
Kobra S1 Combo
- ACE Pro(4色・乾燥機能)同梱
- フルエンクロージャー、最大320℃
- 造形サイズ 250×250×250mm
A1 / A1 Combo
- 本体のみ ¥48,800/AMS Lite付き ¥68,800
- オープンフレーム、最大300℃
- 造形サイズ 256×256×256mm
価格は変動します。在庫・最新価格は各商品ページで確認してください(Kobra S1 Comboは商品ページ上で「在庫限り」の表示があります)。
対応素材とマルチマテリアル
A1はオープンフレームのためPLA・PETG・TPU中心、AMS Lite(A1 Comboに付属)で最大4色のマルチカラー印刷に対応。Kobra S1はフルエンクロージャーでPLA・PETG・TPU(Shore A95以上)・ABS・ASAに対応し、ACE Proユニットを組み合わせれば最大4色、ACE Pro 2台を連結すれば最大8色まで広げられる設計で、乾燥機能も利用できます。ただし8色には別売の8色接続ハブが必要で、SK本舗の商品ページでは現時点で4色までの対応、8色は今後対応予定と案内しています(Anycubic公式ACE Proページ)。ABS・ASAなど高温素材まで常用したい場合はKobra S1が有利です。なおKobra S1のTPUは、SK本舗の商品ページでACE Pro経由のマルチカラー印刷には対応しない(単色のみ)と案内されています。
素材とマルチカラー
- PLA・PETG・TPU・PVAに対応
- ABS・ASAなどは非推奨(SK本舗の商品ページ記載)
- AMS Liteで最大4色
素材とマルチカラー
- PLA・PETG・TPU・ABS・ASA・PAなどに対応
- ACE Proで最大4色(乾燥機能つき)
- 8色はACE Pro2台+別売ハブが条件
結局どちらを選ぶ? 3つの質問で決める
-
1ABS・ASAなど、囲いのある環境が必要な素材を使いますか?
使う → Kobra S1(フルエンクロージャー・320℃)/PLA・PETG・TPU中心 → 次へ -
2導入費用をできるだけ抑えたいですか?
はい → A1(本体のみ¥48,800・Combo¥68,800、税込・2026年11月時点)/いいえ → 次へ -
3MakerWorldやBambu Handyなど、クラウド連携を使いたいですか?
使いたい → A1/Anycubic AppやSlicer Nextで運用したい → Kobra S1
さらに詳しく知るために
どちらの機種でも、定期的なメンテナンスと適切なフィラメント選択が長期的な性能維持の鍵になります。初回使用時には必ず取扱説明書を確認し、キャリブレーション(水平調整)を正確に行うことをお勧めします。
購入前にそろえたい関連商品
どちらの機種でも使いやすく、この記事で触れた素材に合うフィラメントです(価格は税込・2026年11月時点)。



