3Dプリンターの素材選び|光造形レジン・FDMフィラメント総合ガイド|SK本舗

3Dプリンターの素材選び|光造形レジン・FDMフィラメント総合ガイド

SK本舗(21ブランド以上の正規代理店)が、光造形レジン25種類以上・FDMフィラメント主要6種を、用途ベースで横断比較。30秒診断・比較表・FAQで、迷いなく素材を決められるハブページです。「3Dは、ここから。」

21ブランド以上の正規代理店 国内修理・センドバック保証 送料無料 ¥5,500以上 法人見積 1〜2営業日返信

Bambu Labの法人・教育機関導入を検討中の方へ:SK本舗では2026年5月より、Bambu Lab 3Dプリンターの無料導入相談会を開始しました。P2S / X2D / H2S / H2D / H2C の機種選定、AMS構成、素材、見積書発行、補助金活用、ショールームでの実機確認まで個別に相談できます。法人・教育機関向け無料導入相談会を見る

Q. 3Dプリンターの主要な素材は?

大きく「光造形レジン(液体・UV硬化)」と「FDMフィラメント(熱可塑性樹脂)」の2系統です。レジンは精密造形に強く、フィラメントは大型・低コスト・耐熱性で優位。SK本舗ではレジン25種類以上、FDMフィラメント主要6種を取扱っています。

30秒で素材を判定する

「何を作りたいか」から逆算すると、素材選びは早く決まります。下のタブから目的に近いものを選び、推奨素材と詳細ガイドへ進んでください。判断に迷う場合は、サイズ100mm以下×精度重視ならレジン、サイズ150mm以上×コスト重視ならフィラメント、と覚えておくと9割は迷わなくなります。

Q. 初心者はまずどの素材から始めるべき?

フィギュア・小物造形なら「水洗いレジン(光造形)」、機械部品・大型造形なら「PLA(FDM)」がおすすめです。後処理難易度が低く、価格もリーズナブルなため、最初の1本として選びやすい組み合わせです。

判定の目安:サイズ100mm以下×精度重視 → レジン|サイズ150mm以上×コスト重視 → フィラメント|耐熱・量産プロト → フィラメント(PETG/ABS/ASA/PA)|複合用途 → 両方使い分けが業務利用のスタンダードです。

光造形レジンの選び方

Q. 光造形レジンの主な種類は?

「通常レジン」「水洗いレジン」「タフ系(ABSライク・耐衝撃)」「特殊レジン(透明・キャスタブル・耐熱)」の4分類が基本です。SK本舗では合計25種類以上を取扱っています。

光造形機(LCD/MSLA方式)は、紫外線でレジン(液体)を1層ずつ硬化させて造形する方式です。精度はミクロン単位で、フィギュアや精密パーツに向いています。レジンは用途で選ぶのが鉄則。下表で4分類の使い分けを整理しました。

分類 用途の目安 後処理 強度
通常レジン フィギュア・模型・原型 IPA洗浄+二次硬化 標準
水洗いレジン 初心者・短期展示・試作 水洗い+二次硬化 やや低
タフ系(ABSライク) 機能パーツ・治具・量産原型 IPA洗浄+二次硬化 高(耐衝撃)
特殊(透明・キャスタブル等) 透明パーツ・ジュエリー鋳造・耐熱 用途別 用途別

通常レジン

標準的な造形精度・色再現性。フィギュア・模型の定番。長期展示・原型用途に最適です。

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水洗いレジン

IPA不要、水で洗えるため初心者の最初の1本に最適。展示・試作・教育向けに人気です。

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タフ系(ABSライク)

耐衝撃・耐久性重視。可動フィギュア・治具・機能パーツに。原型量産にも使われます。

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透明レジン

クリアパーツ・レンズ・ライトカバー用途。黄変・透明度の維持にはUVカット保管が有効です。

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キャスタブル

ジュエリー・歯科の鋳造用。ロストワックス法に対応。専用ワックスレジン採用です。

キャスタブルレジンを見る →

耐熱レジン

熱変形温度100℃超え。試験治具・金型・機械加工テスト原型に向いています。

耐熱レジンを見る →

IPA洗浄レジンと水洗いレジンの選び分け

IPA洗浄レジン(一般的な通常レジン)は、強度・色再現性・長期保管耐性で優位。フィギュア長期展示・原型・量産・業務向けに選ばれます。一方、水洗いレジンは後処理が水で済むため、IPA管理を避けたい方・短期展示・試作で多用されます。両者の詳細比較は下記専用ページをご覧ください。

もっと深く選びたい方へ:レジンの露光時間・洗浄方法・二次硬化の目安・25種以上の比較は レジン選び方ガイド(詳細版) をご覧ください。IPA洗浄レジンの詳説・水洗いとの適材適所は 取扱レジンの特徴ページ へ。露光時間の機種別データは 露光時間早見表 も参考になります。

FDMフィラメントの選び方

Q. PLA・PETG・ABSの違いは?

PLAは扱いやすく初心者向け(耐熱60℃)、PETGは耐衝撃・透明性で実用部品向け(耐熱70℃)、ABSは耐熱・耐衝撃に優れ機械部品・量産向け(耐熱85℃)。屋外用途はASA、柔らかさはTPU、業務用はPA(ナイロン)が定番です。

FDM(熱溶解積層)方式は、フィラメント(熱可塑性樹脂)を加熱・押出して1層ずつ積層する造形方式です。サイズ・コスト・素材バリエーションで光造形より優位なケースが多く、特に大型造形・機能部品では主流。素材は「強度」「耐熱」「印刷難易度」「価格」の4軸で選びます。下の早見表が選定の出発点です。

素材 強度 耐熱 印刷難易度 価格 主な用途
PLA 標準 60℃ ★☆☆ 易 模型・教育・装飾・初心者の1本目
PETG 高(耐衝撃) 70℃ ★★☆ 中 機能部品・透明ケース・実用造形
ABS 85℃ ★★★ 難 機械部品・自動車内装・量産プロト
ASA 90℃ ★★★ 難 屋外用途・耐候性が要る部材
TPU 柔軟 80℃ ★★★ 難 やや高 ゴム代替・ガスケット・ケース・スマホケース
PA(ナイロン) 非常に高 120℃以上 ★★★ 難(吸湿対策必須) 機械部品・歯車・業務用治具

PLA(ポリ乳酸)

最も扱いやすい定番素材。反りが少なく、囲い不要。色バリエーション豊富。屋外・高温環境は不向き。

PLAを詳しく →

PETG(ポリエステル系)

PLAより強く、ABSより印刷易しい中間素材。透明性・食品衛生面で評価高。実用部品の主力候補。

PETGを詳しく →

ABS

耐熱・耐衝撃の定番。量産前のプロト・機械部品向け。反り対策にエンクロージャ(囲い)と排気が必要。

ABSを詳しく →

ASA(ABS系・耐候性向上)

ABSの屋外仕様。紫外線・雨に強く、看板・屋外パーツに最適。印刷条件はABSに準じます。

ASAを詳しく →

TPU(熱可塑性ポリウレタン)

柔軟素材。ショア硬度別(85A〜95A)でゴム的造形が可能。ガスケット・スマホケース・グリップ用途。

TPUを詳しく →

PA(ナイロン)

業務用最高クラスの強度・耐熱・耐摩耗。歯車・機械部品・治工具向け。吸湿対策(乾燥保管・除湿フィーダー)が必須です。

PAを詳しく →

カーボン強化系(PA-CF / PETG-CF / PC-CF)

カーボン繊維を10〜20%混合し、剛性・耐熱・寸法安定性を大幅向上させた業務向け素材です。ノズルは硬化鋼・ルビーノズルを推奨します(一般的な真鍮ノズルでは早期摩耗が発生)。Bambu Lab AMS(オートマチックフィードシステム)対応スプールが多く、業務用ヘビーデューティ造形のスタンダードになりつつあります。航空・自動車・治工具量産での採用が増加中です。

水溶性サポート材(PVA / BVOH)

デュアルエクストルーダー機(2ヘッドFDM)と組み合わせて使う水溶性サポート材。複雑な形状・オーバーハング・内部空洞の造形に役立ちます。サポート材は造形完了後に水に浸けて溶かすため、サポート跡が残らない仕上がりが得られます。

もっと深く選びたい方へ:素材ごとの印刷温度・ベッド温度・乾燥温度の実務情報は フィラメント素材特徴ページ、ブランド比較・選定フローは フィラメント選び方ガイド をご覧ください。Bambu Lab AMS の互換性は Bambu Lab ブランドページ で詳しく解説しています。

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レジン vs フィラメント どちらを選ぶ?

Q. 光造形(レジン)とFDM(フィラメント)はどう違う?

光造形は精密造形(フィギュア・小物・歯科模型)に強く、FDMは大型造形・機能部品・低コスト量産に強い方式です。後処理は光造形(IPA洗浄・二次硬化)の方が手間がかかり、FDMは原則そのまま使えます。両方使い分ける運用が業務利用では一般的です。

素材選びの最初の分岐点は、「光造形(レジン)を使うか、FDM(フィラメント)を使うか」です。それぞれ得意分野・後処理・コスト構造が大きく異なります。下表で7つの観点から比較しました。

比較項目 光造形(レジン) FDM(フィラメント)
造形精度 ◎ 0.05mm精度 ○ 0.1〜0.2mm
造形サイズ △ 〜250mm程度(入門〜中位機の目安、業務用は400mm超) ◎ 大型機なら600mm以上
素材コスト 1kg約¥5,000〜(樹脂) 1kg約¥1,500〜¥4,000
後処理 IPA洗浄+二次硬化(手袋必須) 原則そのまま使用可
匂い・換気 必要(換気推奨・別室・直射日光NG) PLAはほぼ無臭、ABSは要換気
得意な用途 フィギュア・歯科・ジュエリー・原型 機械部品・治工具・大型造形・教育
初期投資の目安 本体¥40,000〜+レジン+洗浄機 本体¥50,000〜+フィラメント

両方使う、が業務利用のスタンダード。精密パーツは光造形、大型筐体・機械部品はFDM、と使い分けるのが現場の最適解です。1台目に迷う初心者には、用途で迷わないなら水洗いレジン or PLA をおすすめしています。光造形機も入門機なら¥40,000台、FDMも¥50,000台から導入できます。

メーカー別の素材ラインナップ

SK本舗は3Dプリンター本体8社の正規代理店(Bambu Lab・ELEGOO・Anycubic・Phrozen・Creality・EMAKE3D・Apex Maker・Flashforge)+SK本舗オリジナル(自社製造)の計9ブランド、3Dスキャナー2社、レジン・フィラメント5社+SKオリジナル、スライサー2社、後処理周辺多数の21ブランド以上の取扱です。各メーカーの素材を用途に応じて比較・ご紹介します。下記は代表ブランドの抜粋です。

Bambu Lab

FDMの先駆。AMS(オートマチックフィードシステム)対応のBambu PLA / PETG-HF / PA-CFなど純正フィラメントが安定した品質で評価されています。

Bambu Lab 詳細 →

ELEGOO

光造形(Saturn 4 Ultra 16K等)とFDM(Neptune 4 Pro等)両系統を展開。コスパに優れた標準・水洗いレジン・PLAフィラメントが豊富です。

ELEGOO 詳細 →

Anycubic

Photon Mono M7 Pro等の高解像LCD機を展開。レジンは標準/水洗い/タフ/透明系まで網羅し、フィギュア用途で人気です。

Anycubic 詳細 →

Phrozen

Sonic Mighty 8K / Sonic Mega 8K S等の業務向け大型LCD機。歯科・原型量産で評価が高い純正レジンを展開しています。

Phrozen 詳細 →

BASF(Forward AM)

ドイツ化学メーカーの業務用フィラメント・レジン。Ultrafuse PA / TPUは機械部品・量産プロトの定番素材として採用されています。

BASF 詳細 →

SKオリジナル

SK本舗ブランドのフィラメント・レジン。コスパと品質の両立を狙った独自配合です。定期購入は通常価格の半額で継続購入可能です。

SKオリジナル 詳細 →

※上記は代表ブランドの抜粋です。eSUN / Kexcelled / SUNLU / 旭化成 / Hobby JAPAN / ゴッドハンド / UREHEROほか、合計21ブランド以上を取扱しています。Creality / EMAKE3D / Apex Maker / Flashforge / Revopoint / Shining3D 等の本体・スキャナーメーカーも正規代理店として取扱中です。

素材選びでよくある質問

Q1. 初心者はまずどの素材を選べばいい?
フィギュア・小物造形なら「水洗いレジン(光造形)」、機械部品・大型造形なら「PLA(FDM)」が入門の定番です。後処理の難易度が低く、価格もリーズナブルなため、最初の1本として選びやすい組み合わせです。
Q2. 水洗いレジンと通常レジンはどちらがおすすめ?
初心者・短期展示用途なら水洗いレジン(IPA不要・水洗い)、長期展示・原型・量産用途なら通常レジン(IPA洗浄が必要だが強度・色再現性が高い)が向いています。
Q3. PLAでフィギュアは作れる?
大型・低精細フィギュアなら作れますが、髪の毛・指先などの細部表現は光造形レジンに劣ります。可動フィギュア・コスプレ造形ならPLA / PETG、精密フィギュアならレジンを推奨します。
Q4. ABSの匂い対策は?
エンクロージャ(囲い)+排気ダクト+活性炭フィルターの組合せが基本です。法人ご利用ではドラフトチャンバーや専用換気設備の併用も検討ください。屋外利用や匂いを避けたい場合は、性能が近いASAやPETGへの置換も有効です。
Q5. カーボン強化フィラメントは何が違う?
PA-CF / PETG-CFなどのカーボン強化系は、剛性・耐熱・寸法安定性が大幅に向上する代わりに、ノズルが摩耗しやすく硬化鋼・ルビーノズルへの交換が推奨されます。業務用機械部品・量産治具で価値が出る素材です。
Q6. 法人・業務用にはどの素材が向く?
機械部品・治工具ならPA / PA-CF / PETG-CF、屋外用部材ならASA、量産プロトならABS / PETG、ジュエリー鋳造ならキャスタブルレジンが定番です。SK本舗法人窓口では補助金活用や法人見積(1〜2営業日返信)にも対応しています。
Q7. 素材の保管期限・保管方法は?
レジンは未開封で約12〜24ヶ月(メーカー・直射日光遮断条件で異なる)、フィラメントは未開封で約12〜18ヶ月が目安です。フィラメントは特に吸湿でトラブルが増えるため、密閉容器+シリカゲル乾燥剤、または専用ドライボックスでの保管を推奨します。

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