初版:2026年6月2日/速度・素材・造形サイズ・FAQの条件確認:2026年9月22日
比較する8機種
A1 mini・A1・A2L・P2S・X2D・H2S・H2D・H2Cの8機種を、造形サイズ、使える材料、AMSの接続条件で比較します。小物を作るのか、大きな部品を一体で作るのか。まずは作りたい物の寸法と材料から候補を絞りましょう。
SK本舗はBambu Labの正規代理店です。機種選びや購入後の使い方について、日本語でご相談いただけます。
用途別おすすめ早見表
迷ったらここを見てください
| 用途・目的 | おすすめ機種 | 価格帯(税込) | こんな方に |
|---|---|---|---|
| 入門・小物 | A1 mini | ¥29,800〜¥49,800 | 初めての3Dプリンター、PLA中心の小物づくり |
| ホビー・大きめ造形 | A1 | ¥48,800〜¥68,800 | 大きめの造形、コスプレ小道具、模型 |
| 大型・静音・PLA/PETG | A2L | ¥64,800〜¥84,800 在庫・納期は商品ページで確認 |
330mmの大型造形を静かに。PLA/PETG中心、ABSはP2S以上へ |
| 高温素材・密閉環境 | P2S Combo | 最新価格は商品ページで確認 | ABS/ASAの高温素材、密閉チャンバーが必要な方 |
| デュアルノズル・サポート材 | X2D | ¥126,000〜¥165,000 | サポート後処理を削減、65℃チャンバー、最大25色 |
| 業務用・中型 | H2S | 最新価格は商品ページで確認 | 業務用の高速造形、カーボン素材対応 |
| 業務用・大型 | H2D | ¥299,800〜 | 大型造形、デュアルノズル |
| 産業用 | H2C | ¥399,900 | 複数材料の使い分け、ホットエンド自動交換 |
SK本舗でBambu Lab製品を購入するメリット
SK本舗 Bambu Lab 関連ガイド
SK本舗はBambu Labの正規代理店です。正規品を適正価格で提供しつつ、「買った後」のサポートに力を入れています。
SK本舗で買う7つのメリット
- メーカー保証が確実に適用される(日本語対応)
- 初期不良の対応は、症状と保証条件に応じてご案内
- 購入後もLINE・お問い合わせフォーム(メール)で技術相談ができる
- PSE/技適準拠の正規品で安心
- Proteger延長保証で最大3年まで保証延長可能
- 3Dプリンターとフィラメント・レジンをトータルで相談できる専門店
- 法人対応(見積書・請求書発行・補助金相談)にも対応
3Dプリンターは買ったら終わりではなく、使っているうちに「ノズルが詰まった」「印刷がずれる」といったトラブルが起きることがあります。SK本舗では3Dプリンターとフィラメント・レジンの両方を扱う専門店として、トータルでサポートできる体制を整えています。
Bambu Lab主要8機種の仕様比較
まずは全8機種を一覧で比較します。価格はすべてSK本舗での販売価格(税込)です。
| 項目 | A1 mini | A1 | A2L | P2S | X2D | H2S | H2D | H2C |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 価格帯(税込) | ¥29,800(単体) ¥49,800(Combo) |
¥48,800(単体) ¥68,800(Combo) |
¥64,800(単体)¥84,800(Combo) | 最新価格は商品ページで確認(Combo) | ¥126,000〜¥165,000 | 最新価格は商品ページで確認(Combo) | ¥299,800〜 | ¥399,900(Combo) |
| 筐体タイプ | オープン型 | オープン型 | オープン型 | 密閉型 | 密閉型 | 密閉型 | 密閉型 | 密閉型 |
| 造形サイズ | 180×180×180mm | 256×256×256mm | 330×320×325mm | 256×256×256mm | 256×256×260mm | 340×320×340mm |
シングル:325×320×325 デュアル:300×320×325 最大範囲:350×320×325 |
シングル左:325×320×320 シングル右:305×320×325 デュアル:300×320×325 最大範囲:330×320×325 |
| 造形体積 | 5.83L | 16.78L | 約34.3L | 16.78L | 17.04L | 約37.0L | 約36.4L | 約34.3L |
| 最大ツールヘッド移動速度 | 500mm/s | 500mm/s | 500mm/s | 600mm/s | 1,000mm/s | 1000mm/s | 1000mm/s | 1000mm/s |
| ノズル最高温度 | 300°C | 300°C | 300°C | 300°C | 300°C | 350°C | 350°C | 350°C |
| ヒートベッド最高温度 | 80°C | 100°C | 80°C | 110°C | 120°C | 120°C | 120°C | 120°C |
| 主な対応フィラメント(条件あり) | PLA / PETG / TPU / PVA | PLA / PETG / TPU / PVA | PLA / PETG / TPU / PVA | PLA / PETG / TPU / ABS / ASA / PA / PC / PET / PVA | PLA/PETG/ABS/ASA/PA/PC/PET/PVA等。TPU・CF/GFはホットエンド別条件あり | PLA / PETG / TPU / ABS / ASA / PA / PC / PET / PVA / カーボン系 | PLA / PETG / TPU / ABS / ASA / PA / PC / PET / PVA / カーボン系 / サポート材 | PLA / PETG / TPU / ABS / ASA / PA / PC / PET / PVA / カーボン系 |
| AMS対応 | AMS liteで4色/専用ハブ構成で最大16色 ※ | AMS liteで4色/専用ハブ構成で最大16色 ※ | 最大19色 ※ | AMS 2 Pro / HT(最大20色)※ | AMS 2 Pro / HT等(最大25色)※ | AMS 2 Pro / HT(最大24色)※ | AMS 2 Pro / HT等(最大25色)※ | AMS 2 Pro / HT等(最大25色)※ |
| デュアルヘッド | - | - | - | - | 搭載(メイン+補助) | - | 搭載 | 搭載 |
| 空気清浄・換気条件 | 機種・材料の指定を確認 | 機種・材料の指定を確認 | 機種・材料の指定を確認 | 機種・材料の指定を確認 | 機種・材料の指定を確認 | 機種・材料の指定を確認 | 機種・材料の指定を確認 | 機種・材料の指定を確認 |
| カメラ | 搭載 | 搭載 | 搭載 | 搭載 | 2台(FHD+ツールヘッド) | 搭載 | 搭載 | 搭載 |
| 自動レベリング | 自動校正 | 自動校正 | 自動校正 | 自動校正 | 自動校正 | 自動校正 | 自動校正 | 自動校正 |
| おすすめユーザー | 入門・初めての1台 | ホビー・大きめ造形 | 大型・PLA/PETG中心 | エンジニアリング材を使う方 | X1C後継 デュアルノズル |
業務用・カーボン系素材 | 大型・デュアルヘッド・業務用 | 複数材料の使い分け |
比較表の速度と造形サイズについて
表の速度はツールヘッドの最大移動速度です。H2Sの最大造形速度600mm/sは、Bambu ABSを280℃で使い、直径250mmの円形モデルの単層外壁を印刷した条件での値です。X2Dの補助押出機には、印刷速度200mm/s以下・加速度1000mm/s²以下の制限があります。
対応素材はノズルの材質と径、ベッドやチャンバーの温度、乾燥・換気・給線の条件でも変わります。X2Dはメインと補助で条件が異なり、TPUはメイン側を使います。H2Cでは、CF系材料への0.4mm高流量ホットエンドの使用をメーカーが推奨していません。
H2Cの高さ上限は左ノズルが320mm、右が325mmです。表の「最大範囲」は左右ノズルが動ける総範囲で、デュアル造形に使える範囲とは異なります。
※ 最大色数は追加機器を接続した構成での値です。Combo付属のAMS 2 Pro 1台は4色です。各機種の構成条件は下の「AMSの機種別接続条件」を確認してください。
表の最大移動速度は、印刷中に常に出せる速度ではありません。印刷時間は素材や形状、流量、色替え回数でも変わります。速度の数字だけで決めず、造形サイズと使う材料を先に比べてください。
どれを選べばいい?目的別おすすめ機種
主要8機種スペックをまとめて比較
小物、大型の模型、実用部品など、用途ごとに候補を見ていきます。
他メーカーのFDM機や光造形も候補に入れる場合は、家庭用3Dプリンターを用途・設置条件から比較するガイドも参考にしてください。
初心者・入門 → A1 mini
小さな模型や日用品から始めるなら、A1 miniが候補になります。
自動校正に対応しています。初回は付属の案内に沿って設置と校正を行い、小さなモデルから試すと操作を覚えやすくなります。
造形サイズは180×180×180mmです。スマホケースやフィギュア、収納パーツなども、この範囲に収まる寸法で作ります。
メリット
- ¥29,800からの低価格で始められる
- コンパクトでデスクに置ける
- 自動校正で初心者でも失敗しにくい
- AMS lite追加で4色。専用ハブ+AMS系への構成変更で多色拡張も可能
デメリット
- 造形サイズ180mm角(大型は分割が必要)
- オープン型のためABS印刷は非推奨
- ヒートベッドの上限は80°C。材料の指定温度を確認
こんな方におすすめ:
- 3Dプリンターを触ったことがない方
- 予算3〜5万円で始めたい方
- デスクに置けるコンパクトな機種が欲しい方
- PLA・PETGで十分な方
ホビー・趣味 → A1
A1 miniの造形サイズでは足りない場合は、256mm角のA1と比べてみてください。
A1は造形サイズが256x256x256mm。A1 miniの約2.9倍の造形体積(16.78L vs 5.83L)があります。コスプレの小道具やヘルメットパーツ、建築模型など、手のひらサイズでは収まらないものを印刷するなら、この差は大きいです。
A1 miniと同じ開放型の筐体で、ヒートベッドの上限は100°Cです。材料の推奨温度が機種の範囲内にあるかを確かめて使います。
メリット
- 256mm角の広い造形サイズ(A1 miniの約2.9倍)
- ヒートベッドの上限は100°C
- AMS liteで4色。専用ハブ+AMS系への構成変更で多色拡張も可能
- Combo ¥68,800でコストパフォーマンスが高い
デメリット
- オープン型のためABS印刷は非推奨
- 本体サイズがやや大きめ(専用スペース推奨)
- AMS liteは1台・4色まで。多色拡張には専用ハブと別のAMS構成が必要
こんな方におすすめ:
- A1 miniのサイズでは物足りない方
- コスプレ小道具・模型を作りたい方
- PLA・PETGを中心に、やや大きめの印刷をしたい方
大きい物を静かに・PLA/PETG中心 → A2L
A1より大きな物をPLAやPETGで作る場合は、A2Lが候補です。
A2Lは2026年6月発売の大型ベッドスリンガー(オープン型)。造形サイズは330×320×325mm(約34.3L)で、A1(256mm角・16.78L)の約2倍の体積があります。等身大ヘルメットや建築模型、大型什器の試作など、A1では分割が必要だったものを一体で出力できます。
メーカー公表の動作音はSilent Modeで約49dBです。感じ方は室内の環境や印刷条件でも変わります。ComboにはAMS liteが付属し、別売機器を含む対応構成では最大19色まで拡張できます。
メリット
- 330mm級の大型造形を分割なしで一体出力
- Silent Mode 約49dB(メーカー公表値)
- 対応構成への拡張で最大19色(接続条件あり)
- 本体¥64,800〜とA1系に近い導入しやすさ
デメリット・注意点
- オープン型のためABS / ASA / PA / PC等の高温材料は非推奨
- 高温材料を使うなら密閉型のP2S・H2Sを選ぶ
- レーザー・デュアルノズルは非搭載
PLAやPETGで大きな物を作るならA2L、ABSやASAなどを使うなら密閉型のP2Sが候補になります。使う材料の推奨条件と、造形物の寸法を照らし合わせて選んでください。
こんな方におすすめ:
- A1・A1 miniの造形サイズでは足りないと感じている方
- コスプレの大型小道具・等身大ヘルメット・建築模型を作りたい方
- 大型什器のプロトタイプや小物の量産をPLA・PETG中心で行いたい方
- リビング・教室・オフィスなど静音性を重視する設置環境の方
A2Lの用途・選び方・できないことは、専用の解説記事で詳しくまとめています。
A2Lの選び方ガイドを読む →ABS/エンジニアリング材 → P2S Combo
ABSやASAなどを使う場合は、密閉型のP2S Comboも候補になります。
ABSやASAは、印刷中の温度変化で反りや割れが生じることがあります。P2Sは密閉型の筐体を備えています。使用するフィラメントの推奨温度や乾燥条件も合わせて設定します。
P2Sは活性炭フィルターを備えています。フィルターだけに頼らず、ABSなどを使う場合はメーカー指定に従って十分な換気を確保してください。
P1Sをお探しの方へ: SK本舗ではP1S本体を販売終了として掲載しています。後継モデルのP2S Combo(最新価格は商品ページで確認・税込・AMS 2 Pro付属)をご検討ください。P2SはP1Sの後継にあたるモデルで、性能・機能ともに向上しています。
メリット
- 密閉型の筐体。素材に応じた印刷・乾燥条件で使用
- 活性炭フィルター搭載。材料に応じた換気も必要
- AMS 2 Pro付属でマルチカラーすぐ使える
- AMS 2 Pro 4台+AMS HT 4台への拡張で最大20色
デメリット
- アクティブチャンバー加熱非搭載(PA-CF等の高温カーボン強化系はH2シリーズが有利)
- 造形サイズはA1と同じ256mm角
- デュアルヘッド非搭載(水溶性サポート材はAMS経由で対応)
こんな方におすすめ:
- ABS・ASA・ナイロンで実用パーツを作りたい方
- 材料に合う設置場所と換気を確保できる方
- 機能パーツの試作・治具の作成をしたい方
- コスパ重視で密閉型が欲しい方
デュアルノズル・サポート材 → X2D
X2Dは、造形用とサポート用の材料を別のノズルで使いたい場合や、加熱チャンバーを必要とする材料を使う場合の候補です。
X2Dはメインと補助の2つのノズルを備えています。造形用の材料とサポート材を分けて使えますが、補助ノズルはサポート材だけに限られません。サポートの外しやすさは材料の組み合わせや設定によって変わります。
最高65℃の加熱チャンバーを搭載しています。PC・PA・CF入り材料などを使う場合も、ノズルと材料の適合や乾燥条件に合わせて準備します。設置場所は、材料とメーカー指定の換気条件に合わせて選んでください。
メリット
- 造形用とサポート用の材料を別ノズルで使用可能
- 65℃チャンバーでPC/PA/CF対応
- 最大25色マルチカラー
- 3段エアフィルター搭載。設置環境と換気に条件あり
- AIモニタリング+フル装備センサー
デメリット
- ¥126,000〜は入門用としては高め
- デュアルノズル時の造形サイズは若干縮小
- H2S/H2Dと比べると造形サイズは小さい
こんな方におすすめ:
- X1 Carbonからのアップグレードを検討している方
- サポート材の後処理(ヤスリ・ナイフ)に時間を取られている方
- PC・PA・CFなどエンジニアリング素材を安定して扱いたい方
- 16色以上のマルチカラー造形が必要な方
業務用(中型) → H2S
H2Sはシングルノズルで、340×320×340mmの造形サイズを備えています。大型の部品を一体で作りたい場合に、必要な材料への適合も含めて比較できます。
H2Sは造形サイズ340×320×340mm(約37.0L)の大型造形に対応し、350°C対応の硬化スチールノズルを標準搭載しており、PA-CF(ナイロンカーボン)やPET-CFなどのカーボンファイバー系フィラメントに対応しています。
P2Sより大きな造形サイズが必要な方の選択肢になるモデルです。治具や量産前の検証パーツなど、強度が求められる業務用途に適しています。
メリット
- カーボン系フィラメント対応(硬化スチールノズル標準)
- 密閉型の筐体。設置条件はメーカーの案内を確認
- 付属AMS 2 Pro 1台で4色。4台+AMS HT 8台への拡張で最大24色
- 価格と同梱物は各構成の商品ページで比較
デメリット
- 造形サイズは340×320×340mm(約37.0L)の大型造形対応
- シングルノズル。異素材を使う場合は給線構成を確認
- 単一材料の小物が中心なら、小型機も比較
こんな方におすすめ:
- カーボン系フィラメントで高強度パーツを作りたい方
- 業務用にコスパの良い密閉型が欲しい方
- 大型造形+カーボン強化系素材を業務用途で使いたい方
- H2Dのデュアルヘッドまでは不要な方
業務用(大型・デュアルヘッド) → H2D
H2Dは、大きな造形物に加えて2つのノズルを使い分けたい場合の候補です。
H2Dはデュアルノズルを備え、造形用とサポート用の材料を別ノズルから出せます。シングル造形は325×320×325mm、デュアル造形は300×320×325mmです。左右ノズルが動ける総範囲350×320×325mmとは区別して、造形物が収まるかを比べてください。
水溶性サポート材を使う場合は、造形用の材料との組み合わせを選びます。PA-CFやPET-CFなどを使う場合も、ノズルや乾燥条件への適合が必要です。治具や部品の強度は、材料だけでなく形状や印刷方向によっても変わります。
X1 Carbonをお探しの方へ: SK本舗ではX1 Carbon本体を販売終了として掲載しています。正統後継モデルのX2Dが発売中です。業務用途でハイスペック機をお求めの場合は、後継世代のH2S / H2Dをご検討ください。デュアルヘッドと水溶性サポートが必要ならH2D、シングルヘッドでも大型造形+カーボン系対応で十分ならH2Sが該当します。
メリット
- デュアル造形300×320×325mm(シングル時は別範囲)
- デュアルヘッドで水溶性サポート材対応
- カーボン系フィラメント対応(硬化スチールノズル)
デメリット
- ¥299,800〜と高価格帯
- 本体サイズが大きく設置スペースが必要
- 造形物に対して必要なサイズかを確認
こんな方におすすめ:
- 業務・法人で大型3Dプリンターを導入したい方
- カーボン系フィラメントで高強度パーツを作りたい方
- デュアルヘッドで水溶性サポート材を使いたい方
- 大型パーツを分割せずに一括印刷したい方
法人のお客様へ: H2S / H2D / H2Cの導入をご検討の方は、SK本舗の法人窓口にお問い合わせください。見積書の発行、導入事例のご案内、ものづくり補助金の活用相談にも対応しています。
複数材料の使い分け → H2C
複数の材料を使い分けるなら、ホットエンド自動交換機構を備えたH2Cも比較対象になります。
H2CはデュアルノズルにVortekホットエンド自動交換機構を備えています。使うノズルによって造形範囲が変わり、デュアル造形は300×320×325mmです。必要な材料とホットエンド、AMSの組み合わせを先に決めてから構成を選びます。
AMS 2 Pro付きの構成でも、材料とホットエンドの適合を確かめて使います。色数を増やす場合に必要な機器は、下の接続条件を参照してください。
メリット
- Vortekホットエンド自動交換機構
- デュアルヘッド搭載で水溶性サポート材対応
- カーボン系フィラメント対応(硬化スチールノズル・350°C・チャンバー加熱65°C)
- AMS 2 Pro付属でマルチカラー即対応
- 密閉型の筐体。材料に合う設置環境と換気が必要
デメリット
- ¥399,900と最上位価格帯
- 造形サイズは最大範囲330×320×325mm(H2Dとほぼ同等の大型造形)
- レーザーは別構成。対応版と追加部品は公式FAQを参照
- 必要な材料とホットエンド構成を決めて選ぶ
こんな方におすすめ:
- 研究機関・大学・企業の研究開発部門の方
- 材料の切り替え方を検討している方
- 複数の材料を使い分けたい方
マルチカラーを楽しみたい → AMS Comboセット
多色印刷を始める場合は、必要なAMSが含まれるCombo構成も比較してみてください。
AMSはフィラメントを自動で切り替える装置です。対応機種には後から追加することもできます。Comboと単品購入を比べる際は、同梱物と合計価格を揃えて比べてください。
AMS 2 Proは1台で4スロット、AMS HTは1台で1スロットです。対応するAMS・接続上限・必要なアダプターはプリンターごとに異なります。下表は最大構成での色数で、Comboを買うだけでこの色数になるわけではありません。素材の印刷対応、AMSへの供給対応、乾燥対応もそれぞれ確認してください。
単色から始めるなら本体のみの構成も選べます。多色印刷をする予定がある場合は、必要なAMSや接続部品を含めて予算を組みましょう。
A1 miniとA1の違い
「サイズと価格」が最大の違い。使うフィラメントは基本的に同じです。
| 比較項目 | A1 mini | A1 |
|---|---|---|
| 価格(税込) | ¥29,800〜¥49,800 | ¥48,800〜¥68,800 |
| 造形サイズ | 180x180x180mm(5.83L) | 256x256x256mm(16.78L) |
| ヒートベッド温度 | 最大80°C | 最大100°C |
| 本体サイズ | コンパクト(デスクに置ける) | やや大きめ(専用スペース推奨) |
| AMS | AMS liteで4色/専用ハブ構成で最大16色 ※ | AMS liteで4色/専用ハブ構成で最大16色 ※ |
「手のひらサイズのものが中心」ならA1 miniで十分です。ミニチュア、キーホルダー、スマホスタンドくらいなら余裕で収まります。
大きなパーツは、造形範囲に収まるかをスライサーで確かめます。収まらない場合は、分割して組み立てるか、より大きな造形サイズの機種を選びます。A1でも作りたい物の寸法を先に照合してください。
ヒートベッドの上限はA1 miniが80°C、A1が100°Cです。PETGを含め、使用する製品が指定するベッド温度とビルドプレートの条件に合わせて使います。
P2SとH2シリーズ(H2S / H2D / H2C)の違い
「アクティブチャンバー加熱+350°Cホットエンド」「大型造形」「デュアルヘッド」が判断基準です。
| 比較項目 | P2S Combo | H2S | H2D | H2C |
|---|---|---|---|---|
| 価格(税込) | 最新価格は商品ページで確認 | 最新価格は商品ページで確認 | ¥299,800〜 | ¥399,900 |
| 造形サイズ | 256×256×256mm (16.78L) |
340×320×340mm (約37.0L) |
最大範囲 350×320×325mm (約36.4L) |
最大範囲 330×320×325mm (約34.3L) |
| デュアルヘッド | なし | なし | 搭載 | 搭載 |
| カーボン系フィラメント | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
| 密閉型筐体 | 搭載 | 搭載 | 搭載 | 搭載 |
| AMS拡張 | 最大20色 ※ | 最大24色 ※ | 最大25色 ※ | 最大25色 ※ |
| 想定ユーザー | 個人上級〜小規模業務 | 中規模業務 | 大型・デュアルヘッド業務 | 複数材料の使い分け |
※ 各最大値には追加機器が必要です。H2D・H2Cの25色は、24スロットに加えてもう一方のホットエンドへ外部スプールを接続する構成です。
選び方の判断ポイントは3つです。
使う材料から選ぶ場合は、ノズルの材質・温度、チャンバー加熱、乾燥・給線の条件を比べます。同じ「CF入り」でも必要な条件は製品ごとに異なり、硬化スチールノズルだけで対応が決まるわけではありません。H2Cではホットエンドの種類による制限もあります。
造形用の材料とサポート材を別のノズルで使いたい場合は、X2D・H2D・H2Cが候補です。H2Cにはホットエンド自動交換機構もあります。材料の組み合わせや設定によって仕上がりが変わるため、使いたいサポート材の適合も調べてください。
造形サイズは、使うノズルの構成ごとに比べます。H2DやH2Cの「最大範囲」は左右ノズルが動ける総範囲であり、デュアル造形に使える範囲とは異なります。造形物が収まるかは、対応する構成の数値で判断してください。
小物から大型の模型まで、まずは造形物の寸法を決めます。次に必要な素材を選び、ノズルやチャンバー、AMSの条件を合わせます。H2S・H2D・H2Cを選ぶ際も、個人用か業務用かだけでなく、必要な造形サイズと材料の切り替え方を基準にしてください。
X1 Carbon / P1Sをお探しの方へ: SK本舗ではX1 CarbonおよびP1S本体を販売終了として掲載しています。X1 Carbonの正統後継はX2D(デュアルノズル搭載)。業務用大型機としてはH2S / H2Dが後継ポジション。P1Sの後継はP2Sとなります。
AMS(Automatic Material System)の選び方
AMSは、対応するプリンターと必要な色数から選びます。
AMS lite・AMS 2 Pro・AMS HTなどがあり、接続できる種類と台数は機種によって異なります。購入前に下表とメーカーの接続ガイドを確認してください。
AMSの機種別接続条件
| 機種 | 最大色数 | この色数に必要な構成例 |
|---|---|---|
| A1 mini | 16色 ※ | AMS/AMS 2 Pro ×4+A1シリーズ専用AMSハブ(AMS lite構成は4色) |
| A1 | 16色 ※ | AMS/AMS 2 Pro ×4+A1シリーズ専用AMSハブ(AMS lite構成は4色) |
| A2L | 19色 | AMS 2 Pro等 ×4+AMS lite ×1(接続用に1チャンネル使用) |
| P2S | 20色 | AMS 2 Pro ×4+AMS HT ×4 |
| X2D | 25色 | AMS 2 Pro ×4+AMS HT ×8+もう一方のホットエンドへ外部スプール |
| H2S | 24色 | AMS 2 Pro ×4+AMS HT ×8 |
| H2D | 25色 | AMS 2 Pro ×4+AMS HT ×8+もう一方のホットエンドへ外部スプール |
| H2C | 25色 | AMS 2 Pro ×4+AMS HT ×8+もう一方のホットエンドへ外部スプール |
2026年9月22日時点。A2LのAMS liteは接続用に1チャンネルを使うため、合計19色です。X2D・H2D・H2CのAMS側は最大24スロットで、25色にはもう一方のホットエンドへの外部スプール接続が必要です。電源・バッファー・アダプターとファームウェア条件は、Bambu Lab公式の機種別AMS接続ガイドと各機種FAQを確認してください。
購入時の確認:A1 mini・A1は、AMS lite 1台なら4色です。別売のA1シリーズ専用AMSハブと本体ファームウェア01.07.00.00以降を使う構成では、AMS・AMS 2 Pro・AMS HTを合計4台まで接続できます。AMS/AMS 2 Proを4台使う構成は4スロット×4台で16色です。AMS liteと他のAMSの混在接続はできません。必要なケーブル・チューブ・乾燥用電源などは公式A1シリーズ接続ガイドで確認してください。P2SはAMS lite非対応です。A2LはA1系と接続条件が異なるため、同じ構成を流用しないでください。
マルチカラー印刷では素材の切り替え時にフィラメントの廃棄(パージ)が発生します。色数が多いほど廃棄量も増えるので、「とりあえず16色」よりも、必要な色数で運用するのが経済的です。
フィラメントの選び方
まずはPLA素材から始めて、慣れてきたら用途に応じて素材を広げるのがおすすめです。SK本舗では純正フィラメントに加え、コスパの良いサードパーティフィラメントも幅広く取り扱っています。
純正フィラメントには、Bambu Studioに用意されたプロファイルを利用できます。機種と材料に合う設定を選び、乾燥状態や造形物に応じて調整します。
| 素材 | 特性 | 推奨機種 | SK本舗おすすめ |
|---|---|---|---|
| PLA Basic | 扱いやすい・色豊富・定番 | 主要8機種 | SK本舗で各色取扱中 |
| PETG Basic | 耐熱性・耐薬品性・やや柔軟 | 主要8機種(A1以上推奨) | SK本舗取扱品がおすすめ |
| ABS | 耐熱・耐衝撃・要密閉 | P2S / X2D / H2S / H2D / H2C | 機種・材料ごとの条件で使用・各社取扱あり |
| ASA | 耐候性・UV耐性・屋外使用OK | P2S / X2D / H2S / H2D / H2C | 密閉機種推奨・各社取扱あり |
| TPU | 柔軟・ゴムライク | 主要8機種(低速推奨) | 柔軟素材各種取扱中 |
| PA-CF / PET-CF | 高強度・カーボン繊維入り | H2S / H2D / H2C | 密閉機種推奨・各社取扱あり(プロファイル最適化) |
| PVA(水溶性サポート) | 水で溶けるサポート材 | H2D(デュアルヘッド) | 密閉機種推奨・各社取扱あり |
純正以外のフィラメントでも、メーカーが設定を公開している場合があります。使う機種に対応したプロファイルや推奨条件から始め、小さなモデルで仕上がりを確かめてください。
SK本舗ではBambu Lab純正フィラメントはもちろん、用途に応じた各社フィラメントも取り揃えています。「この素材でこういうものを作りたい」というご相談もお気軽にどうぞ。 Bambu Lab 純正フィラメントを見る。
よくある質問(FAQ)
Q1. Bambu Labは日本語対応していますか?
はい。スライサーソフト「Bambu Studio」は日本語に対応しています。プリンター本体のタッチパネルも日本語表示が選択可能です。SK本舗経由で購入された場合、セットアップガイドも日本語でご案内しています。
Q2. AMSなしでも使えますか?
はい、主要8機種ともAMSなし(本体単品)で問題なく使えます。単色印刷であればAMSは不要です。後からAMSを追加することもできるので、「まずは本体だけ」で始めて、マルチカラーが欲しくなったら買い足す方も多いです。
Q3. A1 miniでABSは印刷できますか?
メーカーはA1 miniでのABSを推奨していません。ノズル最高温度だけで判断せず、開放型の筐体とヒートベッドの条件を考慮してください。ABSを使う場合は、機種と材料の公式対応表で適合を確認してください。
Q4. P2Sに後からAMSを追加できますか?
はい。P2SにAMS 2 Proを後から追加できます。AMS 2 Pro 4台で16スロット、さらにAMS HT 4台を加えた構成では最大20色です。本体単品とAMS単品の組み合わせではP2S用フィラメントバッファーなどの追加部品が必要です。公式の接続ガイドで構成ごとの部品を確認してください。AMS 2 Proはこちらの商品ページで確認できます。
Q5. H2Dは初心者には難しいですか?
初めてでも、必要な造形サイズや材料に合うなら比較対象になります。H2Dでは、デュアルノズルやAMSの構成に応じた準備が必要です。小さな物を単一材料で作る場合は、A1 miniやA1なども比べてください。
Q6. Bambu Labの故障率は高いですか?
故障率の高低は、確認した仕様資料だけでは判断できません。購入前に保証の対象と修理の相談先を調べておきましょう。SK本舗では、機種名と症状を伺って不具合の相談を受け付けています。
Q7. フィラメントは純正以外も使えますか?
はい。機種が指定する径と素材、印刷条件に合う製品を使えます。AMSに通す場合は給線への適合も必要です。ノズルの材質や乾燥条件とあわせて、材料メーカーの推奨設定を調べてください。
Q8. A1 miniで大きなものは印刷できますか?
造形サイズは180x180x180mmなので、それを超えるものは1回では印刷できません。モデルを分割して印刷し、接着剤で組み立てる方法はありますが、手間がかかります。20cm以上のものを頻繁に印刷する予定なら、A1(256mm角)をおすすめします。
Q9. 正規代理店と公式サイト(bambulab.com)、どちらが安いですか?
時期や構成によって変わります。同じ本体・同梱物で、税込価格、送料、割引を含む合計を比べてください。発送時期と保証条件も、各販売先の商品ページに掲載されています。
Q10. 保証期間は何年ですか?
Bambu Labのメーカー保証は購入から1年間です。SK本舗で購入された場合、保証期間中の不具合は日本語サポートで対応いたします。消耗部品(ノズル、ビルドプレートなど)は保証対象外ですが、SK本舗で交換部品を購入いただけます。
Q11. 電気代はどのくらいかかりますか?
「平均消費電力(kW)×使用時間(h)×電力量単価(円/kWh)」で概算できます。平均200Wで8時間、単価30円/kWhと仮定すると48円です。この数字は計算例で、特定機種の実測値ではありません。仕様書の最大消費電力を平均値として使わず、ベッドやチャンバーの加熱、乾燥装置も含めた消費電力量から見積もってください。
Q12. Wi-Fi接続は必須ですか?
オフライン印刷の方法は機種によって異なります。使える記録媒体やLAN専用モードなどの機能を、購入する機種のマニュアルで確かめてください。クラウド経由の操作と同じ機能がすべて使えるとは限りません。
Q13. H2SとH2Dの違いは何ですか?
H2Sはシングルノズル、H2Dはデュアルノズルです。H2Sの造形サイズは340×320×340mm。H2Dはシングル325×320×325mm、デュアル300×320×325mmで、左右ノズルの総範囲350×320×325mmとは区別してください。材料切替やサポート材を別ノズルで使う必要があるかと、造形物の寸法から比較しましょう。価格差は各商品ページでご確認ください。
Q14. H2Cはどんな人向けですか?
複数の材料を使い分けたい方の候補です。H2CにはデュアルノズルとVortekホットエンド自動交換機構があります。使う材料に合うホットエンドとAMSの構成が必要なので、その組み合わせを含めて比較してください。
Q15. P1SやX1 Carbonはまだ買えますか?
SK本舗では、P1S本体・X1 Carbon本体は販売終了です(2026年9月22日確認)。現在の購入候補はP2S・X2Dなどです。他店の在庫状況や交換部品の取扱いについては、それぞれの販売先にお問い合わせください。
Q16. X2DとP2Sの違いは何ですか?
X2Dはメインと補助の2つのノズルと、最高65℃の加熱チャンバーを備えています。P2Sはシングルノズルで、チャンバーのアクティブ加熱機能はありません。サポート材を別ノズルで使うか、材料にチャンバー加熱が必要かを基準に比べてください。
Q17. X1 Carbonを持っていますが、X2Dに買い替えるべきですか?
今の造形サイズと仕上がりに満足しているなら、急いで買い替える必要はありません。別ノズルでサポート材を使いたい場合や、加熱チャンバーを必要とする材料を使う場合は、X2Dの仕様と現在の作業を比べてみてください。
SK本舗でBambu Lab製品を購入する
SK本舗はBambu Lab正規代理店です。以下のリンクから各機種の商品ページをご覧いただけます。
まとめ: あなたに合ったBambu Labの選び方
| あなたの状況 | おすすめ機種 | 予算目安(税込) |
|---|---|---|
| 初めての3Dプリンター | A1 mini | ¥29,800〜¥49,800 |
| 趣味で大きめのものも作りたい | A1 | ¥48,800〜¥68,800 |
| ABS・ASA・ナイロンを使いたい | P2S Combo | 最新価格は商品ページで確認 |
| 業務用・カーボン系素材 | H2S | 最新価格は商品ページで確認 |
| 業務用・大型造形・デュアルヘッド | H2D | ¥299,800〜 |
| 複数材料の使い分け | H2C AMS 2 Pro Combo | ¥399,900 |
| マルチカラーを楽しみたい | 各機種のComboセット | 各機種Combo価格参照 |
候補を絞るときは、造形物の寸法と使いたい材料をメモしておくと比べやすくなります。多色やサポート材が必要なら、AMSやノズルの構成もあわせて選びましょう。
SK本舗はBambu Lab正規代理店として、購入前のご相談から購入後のサポートまで日本語で対応しています。「自分にはどの機種が合うかな?」と迷われた方は、お気軽にLINEやお問い合わせフォームからご連絡ください。
この記事について
取扱機種の価格・在庫・構成は各商品ページに掲載しています。機種選びのご相談はSK本舗の購入前相談窓口で受け付けています。
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