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FFF式3Dプリンターを使うには何が必要?揃えるべき消耗品と機器

FFF式(熱溶解積層方式)の3Dプリンターを快適に使用するには、プリンター本体以外にも揃えておくと便利な消耗品や機器があります。以下、それぞれの役割と選び方をご説明します。

交換用ノズル

ノズルはフィラメントを加熱して射出する部品です。使用頻度や作業環境によって詰まりやすくなり、詰まるとプリント失敗の原因になります。常備しておくことをおすすめします。

スティックのり・のりスプレー

フィラメントをプリント床面(ビルドプレート)に定着させやすくする接着補助剤です。造形物が途中で剥がれることを防ぎ、成功率を高めます。

ビルドシート・ビルドプレート

何度も出力を重ねると、ビルドプレート表面に樹脂が詰まり、フィラメントの定着が悪くなります。アルコール清掃である程度は除去できますが、完全には落とし切れません。消耗品として複数枚の予備を用意しておくと安心です。Amazonなど販売サイトでは、定着性を高める加工が施されたシートも販売されています。

エンクロージャー(プリンター用囲い)

PLAフィラメントを使う場合は不要ですが、ABS等の高温素材を使う場合は必須です。理由として、ABSは冷却時に熱収縮が発生し、プリント物がプレートから剥がれやすくなるためです。エンクロージャーでプリンター周辺を覆い、空気を温かく保つことで反り防止になります。

フィラメントドライヤー

フィラメントは湿気に弱く、吸湿すると品質が低下します。ドライヤーは庫内の湿度を一定に保つため、フィラメント品質を長期間維持できます。吸湿したフィラメントを使うと、加熱時に内部の水分が水蒸気化して破裂し、造形エラーの原因になります。吸湿時には造形中にパチパチ音がするのが目安です。