Anycubic FDMプリンターのオートレベリング設定とは?
オートレベリング(自動平準化)は、造形台(ベッド)の高さを自動的に調整する機能です。Anycubic FDMプリンターの多くのモデルに搭載されており、正確な造形品質を実現するために欠かせない機能です。
オートレベリングが必要な理由
ノズルと造形台の距離が不適切だと、フィラメント(樹脂材料)の押し出し量にばらつきが生じ、造形物の歪みや反りの原因となります。オートレベリングにより、毎回均一な造形環境を自動構築できます。
設定手順
- プリンターの電源を入れ、ホーム画面から「メンテナンス」または「設定」メニューにアクセスします
- 「オートレベリング」または「Auto Leveling」を選択します
- プロンプトに従い、複数のポイントで造形台の高さを検出します(機種により点数が異なります。下表参照)
- 検出完了後、設定値を保存します
- 造形を開始する前に、ノズルから少量のフィラメントが出ていることを確認してください
Anycubic現行機のオートレベリング点数(公式仕様)
| 機種 | システム | 測定点数 |
|---|---|---|
| Kobra(初代) | LeviQ 1.0 | 25点 |
| Kobra 2 Pro / Plus / Max | LeviQ 2.0 | 25点 |
| Kobra 3 / Kobra 3 Max | LeviQ 3.0 | 全自動メッシュ(Zオフセット補正不要・点数は公式で要確認) |
| Kobra S1 / S1 Combo / S1 Max | LeviQ 3.0 | 49点 |
※ Anycubic公式tech-specsおよび公式Wiki(2026-05時点)。Kobra 3系のLeviQ 3.0は「全自動メッシュ」とのみ表記され、具体的な点数は公式で明示されていません。最新情報は Anycubic公式 および 公式Wiki をご参照ください。
トラブルシューティング
オートレベリングが失敗する場合は、造形台の清掃やノズルの点検が必要です。
定期実施のコツ
新しいフィラメント使用時や、1ヶ月に1度程度の定期実施が理想的です。特に高精度な造形が必要な場合は、造形前毎回の実行をお勧めします。
Tips:オートレベリング中は、造形台に何も置かないようご注意ください。異物が検出センサーに干渉すると、正確な測定ができなくなります。
