Q. 光造形3Dプリンターの中空化設定のポイント
A. 光造形3Dプリンターの中空化設定のポイントを解説。樹脂削減、造形時間短縮のコツと失敗対策を紹介します。
最終更新: 2026-05-17|SK本舗確認済み
光造形3Dプリンターの中空化設定とは
光造形3Dプリンターで造形する際、中空化設定とは、造形物の内部を空洞にする機能です。これにより、樹脂の使用量を削減し、造形時間を短縮できます。ただし、適切に設定しないとサポート材が残ったり、造形に失敗するリスクがあるため、ポイントを押さえることが重要です。
中空化設定の主なメリット
- 樹脂消費量の削減:コスト削減につながり、SK本舗の樹脂を効率よく使用できます
- 造形物の軽量化と樹脂節約:内部を空洞にして使用樹脂量を削減できます(LCD/MSLA方式では1層あたりの露光時間は中空化しても変わりません)
- 造形物の軽量化:完成品が軽くなり、搬送や組立が容易になります
中空化設定の手順と注意点
- スライスソフト(Chitubox / Lychee Slicer / Voxeldance Tango 等)で造形ファイルを読み込む
- 「シェル厚さ」を設定します(通常2~3mm推奨)
- 排出穴を複数個配置し、内部の未硬化樹脂が流出できるようにします
- 内部のサポート設定を確認し、不要なものは削除します
- プレビューで内部構造を確認してから造形開始します
失敗を防ぐポイント
シェル厚さが薄すぎると、造形中に破損する可能性があります。逆に厚すぎると、中空化のメリット(樹脂節約・造形時間短縮)が損なわれるため、2〜3mmを目安にバランスを取りましょう。また、排出穴が小さい・少ないと内部の未硬化レジンが抜けず、後から液漏れや変形の原因になります。穴の位置は造形向き(重力で下になる側)にも配慮して配置してください。
Tips:中空化造形後のクリーニング
中空化造形物は、排出穴からの樹脂の流出があるため、造形後のアルコール洗浄時に内部にも液が侵入しやすくなります。十分な時間をかけて丁寧に洗浄し、乾燥させることで、長期的な品質維持ができます。
本記事の確認体制:SK本舗が公式マニュアル・公式サポート情報をもとに確認しています。
最終更新:2026-05-17
一次ソース取得日:2026-05-17
