マーブル・グラデーションフィラメントの印刷テクニック
マーブル・グラデーションフィラメントは、複数の色が混ざり合った独特の模様が特徴的な素材です。しかし、この美しい模様を活かすには、適切な印刷テクニックが必要です。
印刷前の準備
マーブルフィラメントは、通常のフィラメントより吸湿性が高い傾向があります。印刷前に必ず乾燥させることが重要です。フィラメント内に水分が残っていると、印刷品質が低下し、色合いもくすんでしまいます。
- 乾燥温度は素材の推奨値に合わせる(PLA系は40~50℃程度、PETG系は55~65℃程度が目安)
- ノズル温度をメーカー推奨値に設定(通常200~230℃)
- ベッド温度は50~70℃が目安
- 印刷速度は30~50mm/s程度に落とす
印刷中のポイント
- 第一層は低速で慎重に印刷する
- サポート材は造形物から剥がしやすい設定・角度を選ぶ(水溶性サポートはデュアルエクストルーダー機やAMS等の複数素材対応機種でのみ利用可能)
- 複雑な形状は事前にスライス時に確認
- 印刷中の温度変動を最小限に抑える
トラブル対策
色のムラが目立つ場合は、フィラメントの前後をゆっくり混ぜるなど、材料内の色分布を均等にしてから使用することをお勧めします。また、マーブルフィラメントには石粉や顔料などの粒子が含まれることが多く、ノズル詰まりを防ぐためノズルサイズは0.4mm以上、より安定させたい場合は0.6mmが推奨されます。
Tips
完成後、軽くやすりがけして表面を整えた後、透明なコーティング剤を塗布すると、マーブル模様の色合いがより一層引き立ちます。
