フィラメント直径1.75mm vs 2.85mmの違いと互換性
フィラメント直径の違いとは
3Dプリンターで使用するフィラメント(熱溶解積層造形用の材料)には、主に2つの直径規格があります。1.75mmと2.85mm(旧3mm)の2種類です。いずれもISOなどの公的規格ではなく業界のデファクトスタンダードとして広く使われており、プリンターが対応する直径に合わせて選択する必要があります。
各規格の特徴と用途
1.75mm規格は現在の主流で、Bambu Lab、Creality、Prusa(MK3/MK4系)、Elegoo、Anycubicなど大半のデスクトップFDMプリンターが採用しています。細径のため精密な送り制御がしやすく、細かな造形や高速印刷に適しています。一方、2.85mm(旧3mm)規格は主にUltimakerの一部機種やLulzBotなど、古くからの業務用・大型機で採用されてきた規格です。
互換性について
異なる直径のフィラメントは互換性がありません。プリンターのエクストルーダー・ホットエンドは特定の直径に合わせて設計されているため、規格外のフィラメントは正常に送れず、造形失敗やトラブルの原因になります。
正しい規格の確認方法
- プリンターの取扱説明書でフィラメント仕様を確認
- エクストルーダーやボーデンチューブ(白いPTFEチューブ)の内径表示・型番を確認(一般的に内径2mm前後=1.75mm用、内径3mm前後=2.85mm用)
- 不明な場合はメーカーサポートまたはSK本舗へご相談ください
購入時の注意点
フィラメントを購入する際は、商品ページの「仕様」欄で直径が明記されていることを確認してください。同じ色・素材でも複数の直径が販売されている場合があります。
TIPS:規格を間違えると大量のフィラメントが無駄になります。初めてのフィラメント購入時は、現在使用しているフィラメントの空スプールで直径を測定するか、プリンター本体の説明書を確認することをお勧めします。
