光造形3Dプリンターのサポート材配置のコツ
光造形プリンターでの造形品質を左右する重要な要素がサポート材(支持材)の配置です。適切に配置されたサポート材は造形物の変形や失敗を防ぎ、後処理の手間も大幅に削減します。このガイドでは、自動配置と手動配置の両方のコツをご紹介します。
自動配置機能を活用する場合
ほとんどの光造形スライシングソフトには自動サポート生成機能が搭載されています。以下の手順で効果的に使用できます:
- モデルをインポートし、造形方向(ビルドの向き)を最適化する
- ソフトウェアの自動サポート機能を実行し、デフォルト設定で生成
- 生成後、プレビュー画面で造形物との接触点を確認する
- 必要に応じてサポート密度を調整し、再度プレビューする
- 造形を開始する前に、レジンのスティッキング(付着性)を考慮して最終確認
手動調整のコツ
自動配置だけでは不十分な場合、手動でサポート材を追加・削除する必要があります。以下のポイントに注意してください:
- オーバーハング部分(水平方向に突き出た箇所)には必ずサポートを配置
- 薄い壁や細い突起部は密度を高めてサポートする
- 造形物の底面から45度以上の傾斜角があれば、サポート数を減らせる
- サポート接触点は造形品の見えない部分や裏側を選ぶ
- サポート材が造形物の構造を妨げないか側面からも確認する
SK本舗でのサポート材選びのポイント
サポート材の除去性能や造形精度はレジンの種類に依存します。SK本舗では、光造形プリンター向けの標準レジンから高精度レジンまで幅広い選択肢をご用意しています。除去しやすいサポート材対応レジンを選ぶことで、後工程の手間が大幅に軽減されます。
造形前の最終チェック
- 全体的なバランスが取れているか確認
- レジン容器内でのZ軸方向での干渉がないか確認
- ビルドプレート上でのXY方向の配置が最適か確認
Tips:造形方向の工夫で手間を減らす
実は、サポート材の数を大幅に削減する最良の方法は造形方向そのものを工夫することです。複雑な形状でも45度前後に傾けることで、自動生成されるサポート本数を30~50%削減できるケースも珍しくありません。複数の造形方向案を試してみることをお勧めします。
