Q. Creality K1/K1MAXのホットエンドを交換するには?
A. K1/K1MAXのホットエンド交換方法を詳しく解説。準備から取り外し、取り付け、交換後のキャリブレーションまでの完全ガイドです。
最終更新: 2026-05-23|SK本舗(Creality 正規代理店)確認済み
Creality K1および旧型K1MAX(2023年12月以前製造)のホットエンド交換は、適切な手順に従うことで安全に行えます。交換後は必ずレベリングキャリブレーションを実施してください。
⚠️ 重要:作業前に必ず残留樹脂を排出してください
ホットエンド内部に残った冷えた樹脂(フィラメント)は強固に固着し、配線やヒートブロックを無理に引き抜こうとすると断線・破損・部品の歪みを招きます。必ず「加熱して残留樹脂を排出 → 電源OFF → 冷却 → 作業」の順で進めてください。冷えた状態のホットエンドに無理な力を加えないことが安全と部品保護の鉄則です。
交換前の準備
- プリンターの電源を入れ、ノズルを260℃程度まで加熱します(残留樹脂を柔らかくして抜き取るため)
- 装填しているフィラメント(樹脂製の材料)を取り外すため、リトラクト機能を実行します
- エクストルーダーのロック(フィラメント固定部)を外します
- フィラメントを引き抜きます(このとき、ノズル先端から少量の樹脂が押し出されて残留樹脂が排出される状態が望ましい)
- ノズル温度を0℃設定にし、サイドファンをONにしてノズル(先端部分)を十分に冷まします
- ノズルが室温まで冷めたことを必ず指でヒートブロック近辺を触って確認してから(火傷注意・直接ノズル先端には触れない)、プリンターの電源をOFFにします
💡 なぜ「加熱→冷却」の順番なのか:作業自体は冷間(室温)で行います。熱いまま分解すると火傷のリスクが高いためです。一方で、内部に固まった樹脂が残ったままだとホットエンドが筐体から抜けず、無理に引くと配線断線・サーミスタ破損につながります。そのため「事前に温めて樹脂を出してから、冷えてから分解する」のが正しい順序です。
K1MAXの場合の準備作業
K1MAX(旧型)をお使いの場合は、以下の追加作業が必要です。
- AI LiDAR(自動レベリング用の光学センサー)のケーブルを外します
- AI LiDAR上面のネジ2本を緩め、AI LiDARを取り外します
- プリンターヘッドの左右のネジを外します
ホットエンド取り外し手順
- カバー下部を軽く手前に引いてから上部を持ち上げるようにしてカバーを外します
- ファンのコネクタ(接続部分)を外します
- シリコンカバーを外します
- プリンターヘッド背面にあるネジを緩めます
- ホットエンドの左右のネジを外します
- ホットエンドの配線2本を外します(配線を引っ張らず、コネクタ部分を持って真っすぐ抜く)
- ホットエンドを引き抜きます。軽い力で抜けない場合は無理に引かず、Step 1〜2に戻って再加熱・残留樹脂排出をやり直してください
ホットエンド取り付け手順
新しいホットエンドを用意し、上記の取り外し手順と逆順で取り付けを行います。配線の接続、ネジの締め付けは確実に行い、カバーがしっかり閉じることを確認してください。
交換後の必須作業
ホットエンド交換後は、必ずレベリングキャリブレーション(ノズルと造形床の距離調整)を実施してください。これにより、3Dプリンターの精度が最適な状態で保たれます。
本記事の確認体制:SK本舗(Creality 正規代理店)が公式マニュアル・公式サポート情報をもとに確認しています。
最終更新:2026-05-23
一次ソース取得日:2026-05-23 (Creality 公式)
