Creality FDMプリンターのベルト調整方法
Creality製FDMプリンター(Ender 3やEnder 5など)を使用していると、印刷品質の低下や異音が発生することがあります。これらの問題の多くは、XYZ軸のベルト(タイミングベルト)の張力調整で解決できます。本記事では、正しいベルト調整方法を詳しく解説します。
ベルト調整が必要な症状
- 印刷物の層のズレやY軸方向の波状模様
- プリンター動作時の異音(キーキー音など)
- 印刷精度の低下
- ベルトが滑る感覚
ベルト調整の手順
- プリンターの電源を切り、冷却を待ちます
- Y軸のベルトテンショナー(本体下部のヒートベッド前後方向)と、X軸のベルトテンショナー(ガントリー側面・機種によって左右の位置が異なる)を確認します
- テンショナーのボルトを軽く緩め、調整スペースを作ります
- ベルトを指で軽く押して、5~10mm程度のたわみが出るまで引き上げます
- テンショナーのボルトを再び締め、固定します
- 電源を入れ、軸を手動で動かしスムーズさを確認します
調整時の注意点
ベルトを過度に張りすぎると、モーターへの負荷が増し、故障の原因となります。適切な張力は「軽く押して若干のたわみがある程度」が目安です。
定期的なベルト調整は、FDMプリンターのメンテナンスの中でも最も重要な作業の一つです。月に1~2回の点検をお勧めします。
ベルト交換が必要な場合
調整しても改善しない場合は、ベルト自体の劣化が考えられます。
Tip
ベルト調整後は、必ず空運転で複数回軸を動かし、異音や引っかかりがないか確認することが大切です。
