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キャスタブルレジンの使い方【ロストワックス鋳造用】

Q. キャスタブルレジンの使い方【ロストワックス鋳造用】
A. キャスタブルレジンの使い方をロストワックス鋳造の観点から解説。造形から焼成までの手順とポイントを紹介します。

最終更新: 2026-05-04|SK本舗確認済み

キャスタブルレジンとは?

キャスタブルレジン(鋳造用レジン)は、ロストワックス鋳造プロセスに対応した特殊な3Dプリンター用レジンです。通常のレジンと異なり、加熱時に完全に燃焼して灰になる特性を持ち、金属鋳造の原型として最適化されています。

キャスタブルレジンの基本的な使い方

造形前の準備

  • プリンター機種に対応したキャスタブルレジンを選択してください
  • レジン容器をよく混ぜ、気泡が混入しないようにします
  • 使用前に室温(20~25℃)に調整することで、最適な造形精度が得られます

造形から後処理までの手順

  1. 3Dデータをスライスソフトで処理し、適切なサポート設計を行う
  2. プリンターの推奨設定に従い、キャスタブルレジンで造形を実行
  3. 造形完了後、イソプロピルアルコール(IPA、90%以上推奨)で丁寧に洗浄します(アセトンは造形物を傷める恐れがあるため非推奨)
  4. UVライトで完全に硬化させ、サポートを慎重に除去
  5. 加熱炉で段階的に温度を上げて焼成し、レジンを完全に燃焼させる

鋳造成功のポイント

キャスタブルレジンで高品質な鋳造品を得るためには、いくつかの注意点があります。まず、造形時の層厚さは一般的なレジンより薄め(25~50μm)の設定が推奨されます。これにより、微細なディテールが保持され、鋳造後の仕上がりが向上します。

また、サポート設計が非常に重要です。サポートが多すぎるとレジンの燃焼残渣が発生しやすく、少なすぎると造形が失敗する可能性があります。

後処理と焼成時の注意

洗浄後の乾燥は十分に行い、残存する溶剤を完全に除去してください。焼成炉での加熱は必ず段階的に行い、急激な温度上昇を避けることが重要です。通常、室温から150℃、300℃、600℃と段階的に昇温し、各段階で2~3時間保持します。最終的に700℃以上で数時間焼成することで、レジンが完全に燃焼します。

💡Tips:品質向上のコツ

キャスタブルレジンの使用期限を確認し、開封後は密閉保存することで、造形精度の低下を防げます。


本記事の確認体制:SK本舗が公式マニュアル・公式サポート情報をもとに確認しています。

最終更新:2026-05-04

一次ソース取得日:2026-05-04