すべては、原型から始まる。

手彫りのワックス原型を 3 日待つのは、もう過去の話です。光造形で 1 日、鋳造業者へ渡せる高精細原型。SK キャスタブルレジンと 16K 光造形機を組み合わせ、デザインから鋳造可能な原型までを社内 1 日でつなぐワークフローを提案します。主要メーカーの正規代理店(取扱は 21 ブランド以上)として、最適な機種選びを中立比較。

  • 1 日 原型リードタイム
  • 機種別 14〜19μm 級(Saturn 4 Ultra 16K・Phrozen 16K 等) 解像度
  • SK 自社 鋳造適合レジン
SK本舗 3D 光造形ジュエリー原型サンプル

3D 光造形でジュエリー原型を作るということ

3D プリンターで金属ジュエリーを直接作るのではなく、鋳造(キャスティング)用の原型をレジンで出力します。CAD → 光造形 → 鋳造 → 仕上げという全体ワークフローの中で、原型工程を社内に取り戻すというのが基本コンセプトです。

3D で鋳造可能な原型を作る

3D プリンターで金属ジュエリーを直接作るのではなく、鋳造(キャスティング)用の原型をレジンで出力します。小型造形なら 1 日で原型完成可能(造形物による)、鋳造業者または社内炉で金属化、仕上げで完成という流れです。

3D で何が変わるか

ロストワックス手彫りは数日かかりますが、3D なら CAD データから 1 日。同じデザインで複数同時出力も可能。顧客提案 → 鋳造前モック → 修正の反復を 1 日サイクルに圧縮でき、受注率の向上が期待できます。

できること / 難しいこと

できる 難しい
微細な透かし・打刻模様(ピクセルピッチ 14〜19μm 級) プラチナ族など特殊金属(鋳造業者の選定が必要)
有機曲面・手彫りで困難な形状の表現 50g 超の超大型ピース(複数分割推奨)
CAD から直接・データ再現の量産 鋳造工程は別途投資(炉・リング・石膏)
同一デザインの複数同時出力 既存ワックス職人スキルの完全代替

3D ジュエリー鋳造ワークフロー

CAD デザインから完成品までの 5 ステップ。3D プリンターが担うのは工程 2-3 で、SK本舗が提案するのはこの 2 工程の内製化です。

  1. 1

    CAD デザイン

    所要 0.5-2 日 / 担当: デザイナー

    Rhinoceros / Matrix / Fusion 360 などでジュエリーをモデリング。鋳造後の収縮を見越したサイズ補正もこの工程で行います。

  2. 2

    光造形出力

    所要 2-6 時間 / 担当: 自社(3D プリンター)

    光造形プリンターでキャスタブルレジン原型を出力。複数デザインの同時出力で時間効率を上げます。

  3. 3

    洗浄・UV 後処理

    所要 1-2 時間 / 担当: 自社

    未硬化レジンを洗浄し、UV 後処理機で二次硬化。サポート除去と表面整備までを含みます。

  4. 4

    鋳造(インベストメント石膏 → 焼成 → 鋳金)

    所要 1 日 / 担当: 鋳造業者 or 自社炉

    原型に湯道を付け、石膏でインベストメント、焼成炉でレジンを焼き切り、金属を鋳込む工程。鋳造業者との既存関係を維持したまま委託することも、社内で内製することも可能です(次セクション参照)。

  5. 5

    仕上げ・研磨・石留め

    所要 1-3 日 / 担当: 職人

    湯道カット、ヤスリ・研磨、石留めなど、最終仕上げは職人技。3D は職人技を置き換えるのではなく、原型工程を高速化することで職人の時間を仕上げに集中させます。

3D 原型から鋳造完成までのプロセス
3D 原型(左)から鋳造後の完成ジュエリー(右)へ。光造形がもたらすデザイン自由度を可視化。

3D プリンターは工程 2-3 を担当。SK本舗が提案するのはこの 2 工程の内製化です。鋳造以降は既存業者との協業、または段階的内製化(次セクション参照)でリスクを抑えながら拡張できます。

Casting Process

ロストワックス鋳造の 5 ステップ詳細

3D 原型から金属ジュエリーへ──実際の鋳造工程では何が起きているのか。光造形原型を鋳造業者に渡したあと、または社内炉で内製化する場合に通る 5 工程を、写真付きで解説します。SK キャスタブルレジンが鋳造工程と適合する理由も、各ステップの文脈で見ていきます。

  1. インベストメント石膏埋め工程
    Phase 1 / 原型固定

    インベストメント石膏埋め

    3D 光造形で出力した原型に湯道(ゆみち:金属が流れ込む通路)を付け、金属フラスクに据えます。そこへ液体のインベストメント石膏を流し込み、原型を完全に埋め込みます。石膏内部に気泡が残ると鋳造品に欠陥が生じるため、真空脱泡装置で気泡を抜くのが一般的です。

    所要時間: 1-2 時間(脱泡 + 硬化待ち)

  2. Phase 2 / 原型消失

    焼成(バーンアウト)

    石膏が硬化したフラスクを 700-900℃ の専用焼成炉に投入し、段階的なプロファイルで加熱します。この間に石膏内部のレジン原型が完全燃焼し、原型の形がそのまま中空のキャビティ(空洞)となって石膏内に残ります。

    SK キャスタブルレジンのポイント

    灰残量を抑える配合設計のため、焼成後の残渣が少なく、湯回り不良や気泡など鋳造欠陥が生じにくいのが特徴です。既存ジュエラーが採用している標準的な焼成プロファイルにそのまま乗せられます。

    所要時間: 6-12 時間(段階的昇温・保持)

    焼成炉でのバーンアウト工程
  3. 溶融金属の注湯工程
    Phase 3 / 金属化

    鋳金(金属注湯)

    焼成直後の高温状態のフラスクに、溶融させた金・銀・プラチナなどを注ぎ込みます。遠心鋳造機・真空加圧鋳造機・重力鋳造など、金属とジュエリーサイズに応じた方式を選択。湯が細部までしっかり回るかどうかは、フラスク温度・金属温度・注湯速度のプロファイル設計に依存します。

    所要時間: 数分(注湯の瞬間)+ 冷却

  4. 鋳造後の石膏破壊と取り出し・洗浄工程
    Phase 4 / 取り出し

    取り出し・洗浄

    フラスクを冷却したのち、石膏を破壊して鋳造品を取り出します。表面に残ったインベストメントは超音波洗浄機や流水で除去し、湯道・湯口を切除して、ジュエリー本体の素地(バーニッシュ前)が現れます。

    所要時間: 数時間(冷却 + 取り出し + 洗浄)

  5. Phase 5 / 仕上げ

    仕上げ・研磨・石留め

    湯道の切除痕をヤスリで整え、サンドペーパー・バフ・研磨ホイールで段階的に磨き上げ、最終仕上げに石留めを行います。3D 原型の精密さがそのまま仕上がりに反映されるため、この工程の品質は原型の解像度(ピクセルピッチ 14〜19μm 級)と相関します。

    中立コメント

    鋳造機・焼成炉・仕上げ機材は他社製品との組み合わせが一般的です。SK本舗は 主要メーカーの正規代理店(取扱は 21 ブランド以上)として、既存の鋳造ワークフローに合わせた光造形機・レジン選定を中立比較で提案します。

    所要時間: 1-3 日(仕上げ工程の作業ボリュームに依存)

    研磨・仕上げ工程

鋳造工程の段階的内製化ロードマップ

鋳造工程をどこまで自社で持つかは、事業規模と受注ボリュームで段階的に決めます。一度に全部内製しようとすると投資効率が悪く、失敗事例も多いです。

Phase 1

出力のみ内製

投資額の目安: ¥10-50 万(機材)

光造形機 + レジン + 鋳造は外注。検証期や年商 1,000 万以下の小規模事業者に最適。鋳造業者との既存関係を維持しながら、原型工程だけを高速化できます。

推奨対象: 検証期・年商 1,000 万以下

Phase 2

鋳造リング内製

投資額の目安: + ¥30-100 万

真空鋳造機 + インベストメント石膏を追加。月 20 個以上の製造、または年商 3,000 万以上の事業者から検討。鋳造リードタイムを社内で管理できるようになります。

推奨対象: 月 20 個以上 / 年商 3,000 万以上

Phase 3

完全内製

投資額の目安: + ¥100-300 万

焼成炉 + 仕上げ機まで揃え、外部依存を最小化。月 100 個以上の量産や、品質基準を厳密に管理したい量産ブランド向け。投資回収には継続的な受注ボリュームが必要です。

推奨対象: 月 100 個以上 / 量産ブランド

SK本舗は Phase 1 から始めることを推奨します。光造形と SK キャスタブルレジンで原型品質を担保し、鋳造は既存業者と協業。事業が伸びてから段階的に内製化するほうが、投資効率が高く失敗事例も少ない傾向があります。鋳造機メーカー選定や既存業者紹介もご相談ください。

SK キャスタブルレジン:ジュエリー鋳造のための自社オリジナル

SK本舗が自社で配合・販売しているキャスタブルレジン。鋳造工程との適合性を重視して設計されています。詳細な仕様値は商品ページで確認ください。

評価軸 SK キャスタブルレジン 一般的なキャスタブルレジン
灰残量 少(鋳造欠陥が出にくい設計) 中-多(メーカーによる)
鋳造温度プロファイル 既存ジュエラーの標準プロファイルに適合 メーカー独自プロファイル要
収縮率 ロット間で安定 メーカー・ロットでばらつきあり
微細表現 高解像度機種で微細模様も再現 機種・素材依存
価格 国産自社製・為替影響を受けにくい 輸入品・為替影響あり

他社キャスタブルレジンも 主要メーカーの正規代理店(取扱は 21 ブランド以上)として取り扱っています。鋳造業者の指定プロファイルや既存ワークフローに合わせて、中立比較・最適レジンを提案します。

ジュエリー原型に推奨する 5 機種

光造形 3 機種が主軸。FDM とフルカラーは、原型ではなくジュエリービジネス全体の補助としてご紹介します。

ELEGOO Mars 5 Ultra
光造形 / 個人作家・スタート

ELEGOO Mars 5 Ultra

9K 解像度・150mm/h の高速光造形。個人作家やジュエリーブランド立ち上げ期の主力機。SK キャスタブルレジンとの組み合わせで原型 1 個あたりの内製コストを大幅に下げられます。

商品ページ
ELEGOO Saturn 4 Ultra 16K
光造形 / 中小ジュエラー主力

ELEGOO Saturn 4 Ultra 16K

16K 解像度・大型ビルドプレートで複数原型の同時出力に対応。月 20-50 個の受注がある中小ジュエラーの主力機として実績があります。

商品ページ
Phrozen Sonic Mighty Revo 16K
光造形 / 量産・大型

Phrozen Sonic Mighty Revo 16K

16K 解像度に加え、ジュエリー・歯科の精密造形で広く使われるブランド。大造形・量産ロット向けで、複雑なコレクションラインの同時出力にも応えます。

商品ページ
Bambu Lab A1 mini Combo
FDM 補助 / パッケージ・ディスプレイ・治具

Bambu Lab A1 mini Combo

原型本体ではなく、ジュエリービジネス全体の補助として活躍。多色 FDM で、店舗ディスプレイ、パッケージ試作、撮影用の什器、研磨治具などに使えます。

商品ページ
Flashforge CJ270(近日取扱予定)
フルカラー補助 / 顧客プレゼン用モック

Flashforge CJ270(近日取扱予定)

フルカラー出力で、宝石の色味を含めた完成イメージモックを顧客に提示できます。受注前の提案ツールとして、商談の決定打になりやすい補助機材です。

商品ページ

光造形 3 機種が主軸です。FDM やフルカラーは原型そのものではなく、ジュエリービジネスの周辺工程(パッケージ、店舗ディスプレイ、治具、顧客提案用モック)でご活用いただいています。

ROI:原型コスト改善 + 受注率向上のダブル KPI

ジュエリー領域では、原型コストの直接改善だけでなく、即日モック提示による受注率向上の効果が大きく出ます。両方を試算して、機械投資の意思決定材料にしてください(数値は想定シナリオです)。

メイン KPI 1:原型コスト改善

月間改善額 = (外注原型単価 − 内製原型単価) × 月間原型数 − 月間運用費

例: 月 20 個 × (¥15,000 − ¥800) = ¥284,000 / 月

メイン KPI 2:受注率向上(接客アジリティ)

受注率向上 = 即日モック提示による成約率 UP

例: 受注率 30% → 50% = 客単価 ¥80,000 × 月 10 件増 = ¥800,000 / 月

合計効果(想定シナリオ)

原型コスト改善 + 受注率向上 = 月 ¥1,084,000 効果(想定)。機械投資 ¥35 万 → 1 ヶ月以内で回収見込み(想定シナリオ)。

製造個数別 効果テーブル(想定)

月間原型数 外注総額 内製総額 削減額 投資回収
5 個 ¥75,000 ¥4,000 ¥71,000 5 ヶ月
20 個 ¥300,000 ¥16,000 ¥284,000 1.2 ヶ月
50 個 ¥750,000 ¥40,000 ¥710,000 0.5 ヶ月

想定: 外注原型単価 ¥15,000 / 内製原型単価 ¥800 / 機械費 ¥350,000。実際の金額は機種・素材・既存業者との契約条件で変動します。

次のアクション

ジュエリー原型の機種・レジン選定や、鋳造業者とのワークフロー擦り合わせまで、SK本舗が伴走します。お気軽にご相談ください。

想定シナリオ

以下は SK本舗が把握する一般的な導入パターンを基に構成した想定シナリオです。実際の事業者・金額・成果を示すものではありません。

既存ジュエラーの導入イメージ

想定シナリオ A:既存ジュエラー(5 年以上の手彫り経験)

デザイナー兼経営者・スタッフ 2 名規模を想定

課題
顧客カスタムオーダー月 15 件、ワックス手彫りで提案 3-5 日を要し、商談中に機会損失が発生していた。
導入構成
Saturn 4 Ultra 16K + SK キャスタブルレジン + 鋳造は既存業者を継続。
想定される効果
即日モック → 受注率向上が見込まれる事例として(想定)。月収 +50 万円相当、機械費を 0.7 ヶ月で回収する試算(想定シナリオ)。
小規模ジュエリーブランドの導入イメージ

想定シナリオ B:小規模ジュエリーブランド(年商 3,000 万)

オンライン中心の少量量産ブランド・職人 3-5 名を想定

課題
月 50 個の量産、原型外注 1 個 ¥15,000、量産対応リードタイムが鈍く、新作投入サイクルを上げられない。
導入構成
Mars 5 Ultra 1 台で検証スタート → 3 ヶ月後に Saturn 4 Ultra 16K を追加して同時出力体制を構築。
想定される効果
原型コスト ¥75 万/月 → ¥4 万に圧縮見込み。量産リードタイム 1/3、Phase 2 鋳造内製化を次のステップに検討(想定)。

ジュエリー特有の 4 失敗パターン

ジュエリー鋳造で実際に起きやすい失敗とその対策を整理しました。導入前にチェックいただき、初回試作の失敗を避けてください。

失敗パターン 何が起きるか SK本舗のサポート
非キャスタブルレジンの使用 焼成時に灰残量が過多になり、鋳造欠陥(湯回り不良・気泡)が発生しやすくなる。 SK キャスタブルを含むキャスタブル専用品を中立に提案します。
焼成プロファイルの不一致 レジンが完全燃焼せず、残渣で湯回り不良。仕上がりのディテールが崩れる。 レジン別の焼成プロファイル資料を提供し、鋳造業者との擦り合わせもサポートします。
サポート痕で石座・爪を破損 仕上げ時に石座や爪が欠ける・折れる。鋳造後の修正が困難で不良品化する。 スライサー設定とサポート位置の最適化をご相談ください。
二次硬化(UV 後処理)の過多・不足 寸法狂い・脆化・焼成時の燃焼性低下が起きる。完成度が想定を下回る。 UV 後処理機の推奨タイム・温度の資料を提供します。

よくあるご質問

3D プリンターで金属ジュエリーを直接作れますか?

いいえ、現在広く実用化されているのは「金属ジュエリーの原型を 3D プリンターで作り、それを鋳造で金属化する」というワークフローです。光造形プリンターでキャスタブルレジン製の原型を出力し、ロストワックス鋳造でゴールド・プラチナ・シルバーなどに鋳金します。SK本舗が提案する 3D 活用は、この原型工程の内製化です。

SK キャスタブルレジンと他社キャスタブルレジンの違いは?

SK キャスタブルレジンは SK本舗が自社で配合・国内販売しているキャスタブルレジンで、鋳造工程との適合性(灰残量・収縮率・既存プロファイル適合)を重視して設計されています。具体的な仕様値は商品ページに掲載しているのでご確認ください。SK本舗は 主要メーカーの正規代理店(取扱は 21 ブランド以上)として他社キャスタブルレジンも扱っているので、鋳造業者の指定プロファイルや既存ワークフローに合わせて中立に比較・提案できます。

鋳造設備を自社で持つべきですか?

事業規模次第です。Phase 1(出力のみ内製・鋳造は外注)から始めることを強く推奨します。鋳造機・焼成炉・インベストメント石膏には数十万〜数百万円の追加投資が必要で、月の鋳造数が継続的に 20 個を超えるくらいから Phase 2 を検討するのが現実的です。一度に全部内製する戦略は失敗事例も多いため、本ページでは段階的内製化ロードマップを提案しています。

ロストワックス手彫りの職人を置き換えるのですか?

置き換えではなく、職人の時間を仕上げ工程に集中させるための補助だと考えてください。手彫り原型は数日かかりますが、3D なら 1 日。原型工程を高速化することで、職人技がより価値を出しやすい仕上げ・研磨・石留めに時間を回せます。複雑な有機曲面や微細模様は 3D が得意ですが、最終的なジュエリーの完成度は職人技に大きく依存します。

微細な透かし模様は本当に再現できますか?

機種と素材の組み合わせ、スライサー設定によりますが、現行の高解像度光造形機(16K クラス)であれば微細な透かし模様や打刻表現が実用レベルで再現できます。ただし「鋳造後にどこまで残るか」は鋳造業者のプロファイルやサポート位置にも依存します。導入前にテスト原型での試し鋳造をおすすめしており、SK本舗でも初回トライアル時のスライサー設定アドバイスをご提供しています。

透明レジンでサンプル提示は可能ですか?

はい、SK 新高透明度レジンなどの透明系レジンを使えば、宝石を入れる前の透き通った原型サンプルを顧客に見せることが可能です。鋳造前のデザイン確認用としても便利で、商談時に「実物を手に取ってもらう」ステップを増やすことで受注率が上がるケースが多いです。フルカラー出力で完成イメージモックを作りたい場合は Flashforge CJ270 もご検討ください。

同時複数出力で量産対応はできますか?

はい、ELEGOO Saturn 4 Ultra 16K や Phrozen Sonic Mighty Revo 16K のような大型光造形機なら、1 回の出力でリング数個から十数個までの原型を同時に作れます。月 20-50 個の量産に対応できる体制を 1 台で組めるため、原型外注を社内化したいブランドに向いています。さらに量産規模が上がる場合は同機を 2 台体制にしたり、Phase 2 の鋳造内製化を組み合わせるのが一般的です。

既存の鋳造業者の機器・温度プロファイルに合いますか?

多くの鋳造業者の既存プロファイルに合うように SK キャスタブルレジンは設計されています。とはいえ業者ごとに最適な焼成プロファイルは少し違うので、初回はテスト原型で擦り合わせをおすすめしています。SK本舗ではレジン別の焼成プロファイル資料を提供しており、必要に応じて鋳造業者との連携相談もサポートします。

個人作家でも導入できる価格感ですか?

はい、ELEGOO Mars 5 Ultra クラスの光造形機 + UV 後処理機 + SK キャスタブルレジンの組み合わせで、初期投資はおおむね ¥10-20 万円台に収まります。原型を外注している作家さんなら、月数個の受注でも数ヶ月で回収できるケースが多いです。Etsy / Creema 販売の個人作家さんが Phase 1 から始めるパターンが増えています。

補助金や法人見積は対応していますか?

はい、ものづくり補助金・IT 導入補助金など、3D プリンター導入に活用できる補助金の申請サポートを行っています。法人見積、稟議書サポート、複数台導入の割引相談も承ります。詳細は「法人見積依頼」または「機種・レジン相談」からお問い合わせください。