原型とサポートを含む造形範囲
最大の原型だけでなく、サポートを含む配置が収まるかを確認。使う材料が指定する方式と条件、後処理の環境を各機種と照合してください。
3Dプリンターでジュエリー・鋳造原型をつくる
形を確かめる模型、金属にするジュエリー原型、組み込んで使う部品。細かな形でも、必要な材料と次の工程は違います。完成品の使い道から、自分に合うルートを選びましょう。
01
見た目が同じでも、材料の選び方は変わります。
「精密に出したい」と考えたら、その形をどこまで使うのかも決めておきましょう。指輪の大きさや模様を見せるだけなら、外観を確認する模型として材料を選べます。金属の製品へ進める場合は、同じ形でも、鋳造先が受け付ける原型と材料の条件が加わります。
小さな歯車や固定部品のように、出力した物をそのまま機構に組み込むなら、見るべきなのは使用中の力や温度、相手部品との収まりです。細かな形を出せることだけでは用途への適合は決まりません。まず行き先を分けると、必要な材料と確認する工程を絞れます。
表面や仕上げから、造形用の材料を選びます。
模型の選び方先に鋳造先の受け入れ条件と、使う材料を確認。
原型と鋳造の関係を見る荷重・温度・はめ合いから、材料と設計を確認。
実用部品の選び方最大の原型だけでなく、サポートを含む配置が収まるかを確認。使う材料が指定する方式と条件、後処理の環境を各機種と照合してください。
02
購入前に、鋳造先が受け入れる材料・金属・原型の状態を確認。
掲載する光造形プリンターが作るのは、金属化する前のレジン原型です。ジュエリーにするには、別に鋳造と仕上げの工程が必要になります。材料の購入前に、鋳造先へ希望する金属、レジンの製品名、寸法・数量・完成イメージを伝え、受け入れられる原型の状態を確認します。
原型の洗浄や修正をどこまで行い、鋳造後の研磨を誰が担当するかも合わせて決めます。SKキャスタブルレジンは、繰り返し使用し出力に問題のない方が対象です。プラチナには使用できず、出力・鋳造の個別サポートも対象外のため、初めての方は鋳造先と使う材料・工程を決めるところから進めてください。
材料名・金属・寸法・予定数と、希望の仕上がりを共有。
SKキャスタブルレジンは、繰り返し使用し出力に問題のない方が対象。
同レジンはプラチナ不可。出力・鋳造の個別サポート対象外。
商品条件を確認洗浄・乾燥・二次硬化・サポート除去の要否と条件は材料ごとの指定を確認。鋳造先が求める原型の状態に合わせ、他社製品の手順をそのまま転用しません。
03
模様・石座・内径を図で整理し、Johさんの制作写真で工程を追えます。
リングの原型では、模様の見え方、石座の形、指が通る内径を別々に確認します。模様が出力できても、サポートを外した跡や研磨のしにくい場所が残ることがあります。画面で拡大して見るだけでなく、完成時の大きさで、手を入れて仕上げられる形かを確かめましょう。
また、原型の寸法と金属にした後の仕上がりは、同じ段階の評価ではありません。鋳造・研磨まで進める条件は材料と鋳造先に合わせます。Johさんの2019年公開の記事では、その工程を写真で追えます。個別の制作記録として全体の流れをつかみ、現在の機種や材料の条件は別に照合してください。
装飾が見えるか、サポート跡を整えられるか確認。
原型の寸法だけでなく、鋳造・研磨後の状態も確認。
原型から鋳造・研磨へ進む、2019年公開の制作記事。
実際の制作工程を読む材料・形状・出力と鋳造の条件で結果は変わります。一律の縮み率や寸法補正で決めず、使用製品と鋳造先の条件で試した結果を判断材料にします。
いいえ。掲載する光造形機で作るのはレジン原型です。金属のジュエリーには、別の鋳造・仕上げ工程が必要です。外観だけを確認する模型なら、鋳造しない作り方も選べます。
鋳造用途に対応しているかを製品ごとに確認します。見た目が同じでも焼成や鋳型との相性は異なります。先に鋳造先が受け付ける製品名と条件を確かめてください。
購入前に、レジン原型の受け入れ可否、対応材料と金属を確認します。完成品の画像・寸法・予定数を整理しておくと、自分が担当する工程も決めやすくなります。
出力・鋳造の個別サポート対象外です。繰り返し利用し、出力に問題のない方を対象とする商品です。プラチナ鋳造には使用できません。購入前に商品条件を確認してください。
確認日:2026年9月6日