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Bambu Lab 3DプリンターでTPU(フレキシブル)を印刷する方法

Q. Bambu Lab 3DプリンターでTPU(フレキシブル)を印刷する方法
A. Bambu Lab 3DプリンターでTPUフィラメントを印刷する方法。温度設定、速度調整、スライサー設定など、フレキシブル素材の成功のコツを解説。

最終更新: 2026-05-16|SK本舗(Bambu Lab 正規代理店)確認済み

Bambu Lab 3DプリンターでTPU(フレキシブル)を印刷する方法

Bambu Lab 3DプリンターはTPU(熱可塑性ポリウレタン)などのフレキシブルフィラメント(軟性材料)にも対応しており、柔軟性が必要な部品やプロトタイピングに最適です。ここでは、成功させるための基本的な手順をご紹介します。

1. 適切なフィラメントの準備(Bambu Lab 純正の現行ラインナップ)

Bambu Lab公式の現行TPUは大きく2系統で、AMS対応可否が異なります(一次ソース:Bambu Lab公式 wiki / Technical Data Sheet)。

製品 硬度 AMS対応 用途の目安
Bambu TPU for AMS Shore D 68D相当(=ややハードなTPU) ○ AMS / AMS Lite 対応 マルチカラー造形、半剛性パーツ
Bambu TPU 95A HF Shore A 95A(標準的なソフトTPU) × AMS非対応(外部スプール直給材) 高弾性のガスケット・グリップ・ホイール等
市販ソフトTPU(Shore A 85〜90 等) 柔らかい × AMS非対応(座屈リスク) 外部スプール直給材+ダイレクトドライブで運用

※「TPU for AMS」は AMS で使うために設計されたグレードで、Bambu Lab Technical Data Sheet では Shore D 68D相当(≒ Shore A 換算で硬め)。「TPU 95A HF」は Shore A 95A の標準TPUで AMS では給材時の座屈リスクがあるため外部スプール給材が必須です(Bambu Lab公式ガイド・公式コミュニティ確認)。

TPU全般に吸湿性が高いため、開封前の保管と印刷前の乾燥も重要です。Bambu Lab公式では印刷前の乾燥(一般に60〜70℃前後で4〜8時間程度)を推奨しています。

2. プリンター設定の調整

  1. 温度設定:Bambu Lab公式プロファイルに従う(Bambu TPU for AMS は概ねノズル220〜240℃/ベッド35℃前後、Bambu TPU 95A HF も同等域)。サードパーティ製は必ずメーカー推奨値を一次優先
  2. 印刷速度:通常より遅く、ソフトTPUは30〜50mm/s、ややハードなTPU for AMS は最大80mm/s程度までを目安に調整
  3. リトラクション設定:TPUは伸縮性があるためリトラクト量は短めに。Bambu Labの純正TPUプロファイル(Direct Drive前提で0.8〜2mm程度)を第一候補とし、糸引きが出る場合のみ微調整
  4. プリント面:付着性を高めるため、ビルドプレートを清潔に保ちます(Bambu Lab公式ではTPUにエンジニアリングプレート+付属のグルースティック使用を推奨)

3. スライサーでの最適化

Bambu StudioやOrcaSlicerなどのスライサーソフトでTPUプリセットを選択し、パラメータを確認してから出力します。壁の厚さは最低2mm以上、層高は0.2mmを目安としてください。

4. 印刷中の監視

フィラメント詰まりのリスクがあるため、特に初層と途中経過を注視することをお勧めします。

印刷後のヒント

TPU製品は完全に冷却してから取り外すことで、反り(ワーピング)を防ぐことができます。また、後処理として軽くサンドペーパーを掛けることで表面品質が向上します。


本記事の確認体制:SK本舗(Bambu Lab 正規代理店)が公式マニュアル・公式サポート情報をもとに確認しています。

最終更新:2026-05-16

一次ソース取得日:2026-05-16 (Bambu Lab 公式