これを使っておけば間違いない! 2022年に最もおすすめのスライサーソフトはどれ?

これを使っておけば間違いない! 2022年に最もおすすめのスライサーソフトはどれ?

 

あらためてスライサーソフトってなに?

 

3Dプリンターにとってとても重要な存在であるスライサーソフト。この記事では、2022年最もおすすめのスライサーソフトを紹介したいと思います。

その前に、あらためてスライサーソフトについて説明しておきます。

スライサーソフトとは、「STLなどの3Dデータを3Dプリンター用のデータに変換できるソフトウェア」のことです。

STLとは、3DCADや3DCGにおける代表的なファイル形式の一つ。ただ、そのままだと3Dプリンターはデータを認識できません。そのため、3Dプリンターに分かるように翻訳するためのソフトがスライサーソフトということです。

3Dプリンターにデータを認識させるためには「Gコード」という形式に変換する必要があります。スライサーソフトはその変換を担ってくれるんです。

では、なぜスライサーソフトと言われるのでしょうか。

3Dプリンターでデータを出力する際は、一旦、オブジェクトをレイヤー状にスライスする必要があります。分かりやすくいうと、データは一度、輪切り状に変換される必要があり、その輪切りされたレイヤーを1層ずつ出力していく必要があるということです。Gコードに変換するとは、ツルッとしたオブジェクトを輪切り状に変換するということ、と思ってもらって大丈夫です。

さらにスライサーソフトでは、スライスの間隔、移動速度、フィラメントの温度管理などを細かく設定することで、造形の質を調整することができます。つまり、3Dプリントを行う上では非常に重要なソフトウェアだということです。

では、どんなスライサーソフトを使うと良いのでしょうか。

スライサーの選択肢は膨大です。そこで、ここでは皆さんにとって最適なスライサーソフトを見つけることができるように、今最もオススメのスライサーソフトを4つ紹介したいと思います。

 

今オススメのスライサーソフト4選

 

1.ChiTuBoX 光造形ユーザーの定番ソフトウェア

 

ChiTuBoxは、SLA/DLPマシンで使用されることを目的に作成されたスライサーソフトです。特にお手頃な価格の光造形マシンを使用されている方にとっては、最も頼りになるスライサーソフトと言っていいと思います。

魅力はまずその使いやすさ。ワンクリックで処理が完了します。プレビュー機能もあることから、3Dプリンターでオブジェクトがどのように構築されるのか、ユーザーはレイヤーごとにプリントを確認できます。スライスプロセスは高速で、またサポート構造の制御もできます。

ChiTuBox Proには、マルチパラメータスライス、プロのモデル修復および編集ツールなどの高度な機能や自動サポート生成機能が付属しています。とはいえ、無料の基本バージョンでも通常の3Dプリントを成功させるために必要なすべてのものが含まれています。もしさらにワークフローを改善したいという場合、プロバージョンを使うのも良いかもしれません。

ChiTuBox
https://www.chitubox.com/en/index

 

 

2.CURA 初心者からセミプロまで納得

 

Curaは、現在最も有名なスライサーソフトの一つで、3Dプリンター会社のUltimakerとそのユーザーコミュニティによって開発されています。最近ソフトウェアの最大の改善点を含む最新バージョンがリリースされ話題を呼びました。


CURAの最も注目すべきポイントは、その使い勝手の良さ。より速く、より強く、より正確な3Dプリントを実現してくれます。

Curaは、STL、3MF、およびOBJファイル形式をサポートしており、必要に応じてそれらも修復してくれます。また、ツールパス、印刷時間、素材使用量の見積もりも表示してくれます。オープンソースのソフトウェアであるため、常に機能が更新され続けているのも魅力。

基本は無料ですが、さまざまな有料プランも提供されており、用途に応じて使い分けることができます。

 

CURA

https://ultimaker.com/software/ultimaker-cura

 

 

3.Simplify3D ネクストレベルを目指したい方に

 

Simplify3Dはプロ向けのスライサーソフトです。一般ユーザーにとっては必ずしも必要と言えない機能が多く備わっています。なので、基本はCURAなどの初心者にも易しいスライサーソフトを使用されるのが良いのですが、もしそれ以上の機能が必要だと判断した場合、まずおすすめなのがSimplify3Dです。

たとえば、Simplify3Dではサポート構造を手動で編集できたり、モデルの領域ごとに異なる設定を設定することもできます。その他、多種多様なオプションを提供してくれます。

ならば最初からSimplify3Dを使えば良いのでは、と思うかもしれません。ただ、こちらのソフトウェアは有料(149ドル)になります。また使いこなすには一定の知識と経験も必要です。ですので、最初のスライサーソフトには適しません。あくまでもネクストレベルを目指される方のオプションとしてオススメです。

Simplify3D

https://www.simplify3d.com/

 

4.PrusaSlicer SLAとFDMの両方に適した最強スライサーソフト

 

今、急激に人気が上昇しているスライサーソフトがこのPrusaSlicerです。現在ではSLAならChiTu、FDMならCURAが一番人気のあるスライサーソフトかと思いますが、PrusaSlicerは数少ないSLA、FDMの両方に適したソフトウェアであり、また非常に使いやすいことが魅力です。


またユーザーモードが選べるのも嬉しく、たとえば初心者モードに設定しておけば、基本的な設定しか表示されないなど、自身のレベルや用途にあった使い方ができます。オープンソースであるため、上級プログラマーは独自のフォークを作成し、それを新しい機能に適合させることもできます。

現時点で欠点は見当たらず、未来の人気ナンバー1スライサーソフト筆頭との呼び声も高い、注目のソフトウェアです。

PrusaSlicer

https://www.prusa3d.com/page/prusaslicer_424/ 

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。

もちろん、紹介したものの他にも様々なスライサーソフトが存在します。ただ、一般ユーザーで、SLAをメインで使用されている方、FDMをメインで使用されている方は、上の4つのスライサーソフトをおさえておけば、間違いありません。

スライサーソフトは3Dプリントに欠かせない重要なソフトウェアです。是非ともこの記事を参考に、快適な3Dプリントライフを送っていただけたなら幸いです。