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ABS-Likeレジンの特徴と用途【強度が必要な造形に】

ABS-Likeレジンとは?

ABS-Likeレジンは、エンジニアリングプラスティックの一種であるABS樹脂に特性が近い光硬化性レジンです。従来の汎用レジンと比べて、高い強度と耐久性を兼ね備えているため、強度が必要な造形物の製作に最適です。3Dプリンターでの精密加工と実用性を両立させたい方に選ばれています。使用時は、紫外線硬化条件の調整が汎用レジンと異なる場合があるため、各製品の取扱説明書を確認することが重要です。また、洗浄方法は製品によって異なります。アルコール洗浄のタイプではIPA(イソプロピルアルコール)や専用の洗浄液を、水洗いタイプでは水を使いますが、いずれの場合も保護用グローブなどの消耗品は合わせてご準備ください。

新しいABSライクレジンは2タイプ

SK本舗では2026年8月17日より、ABSライクレジン スタンダードタイプ 1000gABSライクレジン 水洗いタイプ 1000gの2タイプを新たに販売しています(いずれもGRAY・1000g、光造形=LCD・DLP方式向け)。露光時間2〜2.5秒、適正温度25〜35℃は共通で、違いは洗浄方法と初期露光時間です。スタンダードタイプはSKレジンウォッシングやアルコール類で洗浄し、初期露光時間は35秒以上(初期層・モノクロLCD)。水洗いタイプはアルコール不要で水洗いでき、初期露光時間は27秒です。

選び方の目安:すでにアルコール洗浄の環境が整っているならスタンダードタイプ、アルコールの保管や換気が難しい・後片付けを簡単にしたいなら水洗いタイプが扱いやすくなります。従来の「SK ABS-Likeレジン」は在庫かぎりの販売のため、これから購入される方は上記2タイプからお選びください。

硬化後の後処理について

ABS-Likeで造形した後は、表面仕上げが可能です。軽く研磨することで光沢を調整でき、塗装や染色も容易に行えます。より強度が必要な場合は、加熱処理(アニーリング)を施すことで、さらに物性を向上させることができます。

💡 ワンポイント

ABS-Likeレジンは強度が必要な造形に優れていますが、汎用レジンより価格が高めです。用途に応じて最適なレジンを選択することが、コスト効率の良い3Dプリント運用につながります。