
大きなフィギュアを作りたいとき、分割する位置や、一度に並べられる部品の数は悩みどころです。Phrozenが2026年9月23日付で発表した「Sonic Mighty Revo 16K MAX」は、14インチの液晶パネルを採用した大型の光造形3Dプリンターです。
造形範囲の拡大に加え、大容量のレジンタンクや温度管理、部品交換のしやすさを打ち出しています。通常の「Revo 16K」との違いは、造形できる大きさから見ると分かりやすくなります。[メーカー発表]
造形範囲は広く、画素寸法は通常モデルと異なります
同じ「16K」でも、液晶パネルの大きさと1画素の寸法は同じではありません。
| メーカー公表仕様 | Revo 16K | Revo 16K MAX |
|---|---|---|
| LCD | 10.1インチ・16K | 14インチ・16K |
| 造形範囲 幅×奥行き×高さ |
211.68 × 118.37 × 235 mm | 302.4 × 161.98 × 300 mm |
| XY画素寸法 | 14 × 19 μm | 20 × 26 μm |
出典:Phrozen Revo 16K公式製品ページ/Revo 16K MAX公式製品ページ。
MAXでは、通常モデルに収まらない大きな部品や、複数の部品を並べる余地が広がります。一方、画素寸法は通常モデルの方が小さくなっています。「MAXなら細部も必ず上」と考えず、作りたい形と必要な造形範囲で選びたい違いです。
モデルを一体で造形できるかは、向きやサポートを含めてスライサー上で確認します。造形範囲いっぱいに入る寸法でも、そのまま出力できるとは限りません。
長い造形に備える、大容量タンクと加熱機能
メーカー公表のレジンタンク容量は2 L。自動補充ポンプを使わず、最初に入れられる量を増やす設計です。必要量は造形前に確認してください。

デュアルファンによるチャンバー加熱
加熱式レジンタンクを追加
寒い部屋や粘度の高いレジンを使う場面に向けて、庫内加熱に加え、別売の加熱式タンクを選べます。機器が温める場所と、材料に必要な液温を分けて確認することが大切です。[メーカー発表]
加熱機能があっても、露光やサポートまで自動的に適正になるわけではありません。材料の指定条件を確認し、小さなテスト造形から始めると、長時間の造形に入る前に設定を見直せます。
大きなプレートを、外す・液切りする・洗う
ビルドプレートはスナップロックで着脱し、両側の大きなハンドルで持つ構造です。上面にはレジンが戻りやすいよう傾斜を設けています。



造形後はプレートを庫内に掛けて、レジンをタンクへ戻せます。メーカーは、この状態でもカバーを閉められると案内しています。大きな造形物を扱うときに、プレートを持ち続けずに液切りできる点が特徴です。[公式製品ページ]
造形物を大きくできるほど、取り外しや洗浄の段取りも変わります。本体の置き場所だけで決めず、後処理まで一続きの作業として考えると、導入後の使い方を想像しやすくなります。
国内価格や販売条件は、メーカー・販売店の国内向け案内をご確認ください。比較した通常モデルの仕様や最新の販売条件は、Sonic Mighty Revo 16Kの商品ページに掲載しています。リンク先はMAXとは別モデルです。
掲載仕様・機能はメーカー公表内容に基づきます。SK本舗によるRevo MAXの実機評価ではありません。
