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3Dプリンター用レジンの選び方と注意点を徹底解説!用途別におすすめのレジンを紹介
2022年8月11日

3Dプリンター用レジンの選び方と注意点を徹底解説!用途別におすすめのレジンを紹介

  3Dプリンターを買ったけど、どんなレジンを買ったら良いか迷っている方は意外と多いのではないだろうか?   3Dプリンター用レジンには様々な種類があり、用いるレジンの種類によって、出力品の硬度や透明度・弾力性などが変わってくる。   3Dプリンターで思うように出力ができない場合、使用しているレジンが造形物に求める仕上がりの特徴と合っていない可能性もある。   この記事では、3Dプリンターの選び方と注意点、用途別におすすめのレジンの種類などを解説する。     3Dプリンター用レジンとは   3Dプリンター用レジンは、光造形方式3Dプリンターに用いられる。   3Dプリンター用レジンはUV硬化レジンとも呼ばれ、紫外線を当てることで硬化する性質がある。ハンドメイド用のUVレジンと原理は同様だ。   3Dプリンター用レジンは液状で紫外線により硬化する。   3Dプリンター用レジンを使用する光造形方式での造形は、樹脂フィラメントを押し出して造形するFDM(MEX)方式での造形と比較して、積層跡の目立たない滑らかな仕上がりになるメリットがある。   また、光造形方式の3Dプリンターが、3Dプリンター用レジンを硬化させる方法はプリンターによって以下の3つの方式がある。       特徴 メリット デメリット SLA式 レーザーでレジンを点で硬化させていく方式 細かな造形物を作る際に綺麗に仕上がる...

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フィラメントは本当に湿気に弱いのか|ある実験がFDM3Dプリンターの常識を覆した?
2022年8月5日

フィラメントは本当に湿気に弱いのか|ある実験がFDM3Dプリンターの常識を覆した?

  「フィラメントは湿気に弱い」という常識を疑う   FDM3Dプリンターの素材であるフィラメントの大敵といえば湿気だ。一般にフィラメントは湿気に弱く、また湿ったフィラメントは3Dプリントに適さないと言われている。それゆえフィラメントをいかに乾燥させておくかが、これまで多くのユーザーの関心の的だった。これはある種の常識だ。そして、一度常識となった情報は、その後なかなか疑われるということがない。3Dプリンター系YouTuberであるThomas Sanladererは、果敢にもその常識を真正面から疑ってみせた。すなわち、「湿ったフィラメントは本当に悪いのか?」。   Thomas Sanladerer Thomasが試みたのは、三種の一般的なフィラメント、PLA、PET-G、ASA のサンプルを使用した実験だ。彼はそれらのサンプルを机の上、庭の外などいくつかの環境に保管し、最終的には丸1週間、それらを水に浸した。普通に考えれば、これはフィラメントにとって最悪の出来事だ。想像するだけで悲惨な結末が眼に浮かぶ。   さて、Thomasはその後、それらを用いて大量の3Dプリントを行なったのだが、果たしてその結果はどうだったのだろうか?     フィラメントは水浸しでも問題ない?   端的に書こう。水浸しになったフィラメントたちは、すべて無事に3Dプリントされた。そもそもフィラメントは、それらの化学組成と環境に応じて、異なる速度で水を吸収する。たとえばナイロンは明らかに給水率が高い。そして、吸水率の増加に伴って発生する最も明白な3Dプリントの欠陥は糸引きだ。これはこの実験でも発生した。   確かに糸引きは処理が面倒だし、表面品質を多少低下させることはある。しかし、それ以外はどうかというと、フィラメントの吸水は最終オブジェクトの強度にはまるで影響を与えないということが、今回の実験におけるThomasの出した回答だった。意外に思った方も多いのではないだろうか。これまで散々フィラメントの乾燥に注いできた努力を思えば、どこか肩透かしを食らったような気持ちにもならなくない。ただ、少なくともThomasの実験結果において、これは事実なのだ。ただし、Thomasによれば、給水したフィラメントは、エクストルーダーの速度を落とす必要があるモデルの出力に関しては、印刷品質そのものを悪化させる場合があるらしい。これについてThomasは、フィラメントがホットエンドでより多くの時間を費やす場合、含まれた水分が長時間沸騰状態に置かれることになり、それが印刷品質に多少の影響を与えることになる、と分析している。ちなみにフィラメントの種類としては、PLAが最も影響を受けず、PET-Gが最も影響を受けたそうで、種類間においても結果にバラつきがあったらしい。とはいえ、いずれにしても給水はフィラメントの致命傷ではない、というのがThomasによる最終判断である。     致命傷でこそないものの   最後にもう一度まとめよう。フィラメントの給水はオブジェクトの最終品質、特に強度に関してはほとんど影響が出ない。ただ、場合によってはある程度の影響が出ることもあり、また単純に糸引きの処理は面倒だという問題はやはり残る。そう考えると、フィラメントの給水は致命傷でこそないものの、やはり避けた方が無難というのが、Thomasの実験結果を踏まえた、受け手としての結論となりそうだ。いずれにしても、こうした実験は非常に興味深い。何事も思い込みは禁物である。実験してみた結果がこれまでの方法に特別な変化をもたらすことがなかったとしても、何がどの程度、どういう理由でダメなのかを知っておくことは、物事をきちんと理解する上では重要だ。その意味において、Thomasのこの試みは賞賛に値しよう。というわけで皆さん、引き続きフィラメント管理にあたっては湿気にくれぐれも気をつけてください。        

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【2025年】おすすめのスライサーソフト6選|スライサーソフトの基本も解説!
2022年7月25日

【2025年】おすすめのスライサーソフト6選|スライサーソフトの基本も解説!

3Dプリントにとってスライサーソフトはなくてはならない存在です。しかし、プリンター選びは慎重になっても、スライサーソフトに重点を置いている方は少ないのではないでしょうか。 スライサーソフトは3Dプリントの品質に大きく影響し、ソフトによって使いやすさや作業効率性も異なります。 この記事では、初心者から上級者も満足できる、今オススメのスライサーソフトを6つ紹介します。 各スライサーソフトと一緒に使える、注目の3Dプリンターも紹介していますので、ぜひあわせてご覧ください。   あらためてスライサーソフトってなに?   スライサーソフトとは、「STLなどの3Dデータを3Dプリンター用のデータに変換できるソフトウェア」のことを指します。STLは3DCADや3DCGにおける代表的なファイル形式の1つですが、このままでは3Dプリンターはデータを認識できません。 そこで、3Dプリンターにも分かるようにデータを翻訳する役割を果たすのが、スライサーソフトです。スライサーソフトを使えば、3Dプリンターが認識できる「Gコード」という形式に変換できるようになります。 そもそもなぜ「スライサーソフト」と言うのでしょうか。 3Dプリンターでデータを出力する際は、まずオブジェクトをレイヤー状にスライスする必要があります。データを一旦輪切り状に変換し、その輪切りされたレイヤー(スライスデータ)を1層ずつ出力していくイメージです。つまり、スライサーソフトでGコードに変換するとは、ツルッとしたオブジェクトを輪切り状に変換するという意味になります。 そのため「スライスするソフト」という意味で「スライサーソフト」となっています。 スライサーソフトでは、スライスの間隔、移動速度、フィラメントの温度管理などを細かく設定して、造形の質を調整することが可能です。作品のクオリティが大きく左右されるため、スライサーソフトは3Dプリントを行う上で非常に重要なソフトウェアだと言えます。   今オススメのスライサーソフト6選   スライサーの選択肢は多数あり、どのスライサーソフトを使うか悩む方も多くいるでしょう。ここでは、皆さんが最適なスライサーソフトを見つけられるように、今オススメのスライサーソフトを6つ紹介します。   ・ChiTuBoX ・Formware 3D ・Slic3R ・CURA ・Simplify3D ・PrusaSlicer   それでは1つずつ解説していきます。   ChiTuBoX 光造形ユーザーの定番ソフトウェア  ...

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中小企業が3Dプリント技術を導入するために必要ないくつかのこと
2022年7月5日

中小企業が3Dプリント技術を導入するために必要ないくつかのこと

  3Dプリンターの導入を検討している中小企業の方へ   いまや製造業において極めて大きな存在感を放っている3Dプリント技術。製造を行う大企業であれば取り入れていないところの方が少ないかもしれません。一方で中小企業の製造現場においては、まだまだ3Dプリント技術の導入に出遅れてしまっている企業が多くあります。それなりの初期投資が掛かってしまうということも原因の一つとしてあるでしょう。また小規模な企業の場合、3Dプリント技術に関して知識を持つ社員がいないという問題もあるでしょう。実際、導入すれば大規模なコストカットが実現すると分かっていながら様々な理由から二の足を踏んでしまっているという企業も多いのではないでしょうか。そこで今回はそうした中小企業の経営者様向けに、3Dプリント技術導入のためにまず何が必要かを考えてみたいと思います。   まずは成果責任者を決めること   まず第一に重要なことは、社内の中で3Dプリント技術の導入に関してをリードしていく成果責任者を一人定めることでしょう。業界内の3Dプリント技術をめぐる状況を調査し、コストとベネフィットを計算、その上で最適な機材を最適な場所に導入する大きな青写真を描くという大役を、責任持って担うことができる人物が必要になります。これは想像以上に重い役目です。なんせそれまで培われてきた製造ノウハウを刷新し、全く新しい形に切り替えようというのですから。企業内の別部門からの反発もあるかもしれません。そうした社内の意見をまとめあげることもまたその人物には求められることになります。あるいは適役の社員がいないという場合、3Dプリント技術の経験を持つエンジニアを新たに雇用する必要もあるかもしれません。いずれにしても、3Dプリント技術の導入は製造ラインを大きく変容させる一大事です。慎重に、かつ正確な判断を主体的に下すことができるリーダーの存在は欠かせないはずです。   具体的な収益目標に向けて戦略を立てること   さて、成果責任者が綿密なリサーチの元に社内の意見をまとめあげたなら、次は3Dプリント技術の導入を会社の収益目標にどう適用できるかを、会社全体で明確に戦略化していく必要があります。この技術の導入によって得られるものは単一ではありません。ラピッドプロトタイピングで新製品をいち早く市場に投入できるようになったり、部品を寺社生産することでサプライチェーンの混乱を回避することができるようになったり、原材料の無駄をカットしコスト削減することができるようになったり、今までにない複雑な形状の製品を開発することができるようになったり、様々な場面でその技術を活用することができるはずです。ただ、そのぶん、導入によって得られるベネフィットの計算は複雑になります。こうした複雑さをきちんと把握し、かつ自社の経営状況に照らし合わせて、何が実現可能かを過不足なく見定めること、それによって技術導入のための投資額を算出することは、言うまでもなく、とても重要なプロセスになります。もちろん、これは必ずしもできる限り投資額を小さくした方がいいということを意味しません。小規模な投資額で3Dプリント技術を採用した場合、それが結果として利益を生み出すことが少ないという企業経営者の話はしばしば耳にするところです。ただし、3Dプリント技術を正しく実装した場合、それは確実に変革をもたらしてくれるものになるでしょう。つまり、自社にとって最適な導入の形を、短期、中期、長期にわたる視野をもって、決定していくことが肝要です。     試験的にサービスビューローを利用すること   ところで、その上で見逃してはいけないことがあります。いかに3Dプリント技術が優れているからといって、闇雲に従来の技術を3Dプリント技術に代替させればいいというものではないということです。その部品が3Dプリントされるべきものなのか、3Dプリント技術によって改善される点があるのか、ということは幾度も繰り返し問われていく必要があるでしょう。3Dプリント技術を用いることで、企業はより速く、より軽く、より強く、より優れた部品や製品を設計することができるようになります。作業工程も短縮されるため、製造効率もまた著しく向上するでしょう。しかし、場合によっては従来の方法の方が理にかなっているという場合もあります。実際、多くの製造企業は現状において全てを3Dプリント技術に委ねているわけではなく、多くが従来の製造方法とのハイブリッドによって製造を行なっています。果たしてどの程度、従来の技術を3Dプリント技術に代替させることが効率的なのか。このポイントを見定める上では、まず3Dプリンターに投資する前に、試験的に外部の積層造形サービスビューロー(商用印刷やDTPに関連するサービスを行う業者のこと)を利用し、アウトソージングによる3Dプリント技術の導入を行なってみるのが良いでしょう。実際に製造プロセスにAM技術を取り入れてみることで、最終的に購入する必要のある3Dプリントシステムや、必要な品質を担保する材料などを把握することができるようになります。あるいは、3Dプリント技術の導入により製品需要が今までよりも増加するという場合もあるかもしれません。そうした場合、現実に変動した需要を踏まえた上で、それに見合った投資を行うこともできるようになります。逆に、アウトソージングを試験的に行ってみた結果、実際に3Dプリンターへの投資を行うよりもアウトソージングを継続していった方が理にかなっているという経営判断も行うことができるようになります。業界においても、必ずしも自社で3Dプリンターを所有し操作することが最大の利益を生み出すわけではないという意見も多く見られます。現在ではマシンの管理から操作まで全てを行ってくれる積層造形サービスビューローが多くあるため、自社内でそうした技術を整えるよりもアウトソージングしてしまった方がコストを抑えることができる場合もあるんです。そうした判断をきちんと行っていく上でも、どのサービスビューローに工程を委託するのかということもまた、非常に重要な選択となります。仮に「試験的導入」だとしても、アウトソージングするサービスビューローを選択する際には、事前の緻密なリサーチを忘れてはいけないでしょう。     3Dプリンターを使いこなせる人材を育成すること   さて、様々なプロセスを経て、実際に3Dプリンターを導入したとして、その3Dプリンターを操作する社員が技術不足であっては、十分なパフォーマンスは得られません。多くの3Dプリンターメーカーは、企業向けのトレーニングを幅広く実施しており、近年ではそれぞれの3Dプリンターの認定プログラムを導入する動きが活発化しています。また大学などにおいても積層造形の修士号プログラムを提供する大学も増えてきています。こうした様々なプログラムを利用して、社員のスキルアップを行うこと、またすでにスキル養成を受けた社員を雇用することは、自社の3Dプリンターを正しく活用する上で極めて重要なことです。どんなにいいマシンを購入しても、それを使うスタッフに十分な知識と技術がなければ宝の持ち腐れになってしまいます。エンジニアは常に新しい技術と新しいルールを学ぶ必要があります。今、エンジニアが最も学ぶべき技術の一つが3Dプリント関連技術であることは間違いありません。社員のスキルアップなくして、新しい技術の導入はありえません。機材への投資と同様に人材への投資も同時に行っていくということも忘れないように気をつけてください。   3Dプリント技術を正しく実装した場合、それは確実に変革をもたらしてくれる   いかがだったでしょうか。ここでは3Dプリント技術の導入を検討している企業にとって必要なことのうち、基本的ないくつかの点について考察してみました。先述したように、3Dプリント技術を正しく実装した場合、それは確実に変革をもたらしてくれるものになります。大幅なコストカット、製品品質の向上、サプライチェーンの見直し、新製品の開発、などなど様々な点においてポジティブな効果を期待することができます。製造業においては今後ますます3Dプリント技術の活用事例が増えていくことと思います。その際、早期にそれらの技術を導入していた企業の方が、経験やノウハウの蓄積などの面においても、有利になるだろうことは間違いありません。是非ともこの記事を参考に3Dプリンターの導入を検討してみてはいかがでしょうか。  

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PLA、ABSに次ぐ注目のフィラメント「PETG」|最も使いやすいフィラメントはどれか?
2022年6月21日

PLA、ABSに次ぐ注目のフィラメント「PETG」|最も使いやすいフィラメントはどれか?

  近年注目を集めているフィラメント「PETG」   家庭用3Dプリンターの出力方式において、現在主流とされているのはFDM(熱溶解積層方式)とSLA(光造形方式)だ。SK本舗は当初よりSLA3Dプリンターをより多く扱ってきたが、現在ではFDM3Dプリンターも取り扱っている。そこで今回はFDM3Dプリンターにおいて出力素材となるフィラメントの種類について、特に近年注目を集めているPETG(グリコール変性ポリエチレンテレフタレート)の特徴について、解説してみたい。     PLAとABSの利点を兼ね備えた素材   フィラメントにはいくつかの種類がある。中でもこれまで最も市場に流通していたのはPLA(ポリ乳酸)とABS(アクリルニトリル・ブタジエン・スチレン)だろう。このPLAとABSにはそれぞれ特徴があり、一般にPLAは反りにくさ、匂いの少なさにおいて優れており、一方のABSは耐熱性において優れていると言われている。これまでFDMユーザーは、それぞれの用途や目的に応じて、このPLAとABSを使い分けてきたわけだが、そんな中、数年前に登場したのが新しいフィラメントPETGだった。PETGは一般にPLAとABSの双方の利点を兼ね備えた素材として評価されており、現在、PLA、ABSと並ぶ新たな王道フィラメントの候補として注目を集めているのだ。   PLA、ABSの利点と欠点   もう少し詳しく見ていこう。PLAは、トウモロコシやサトウキビなどの作物から作られる素材で、これまで何よりその使いやすさにおいて評価されてきた。PLAは周囲の環境にあまり敏感に左右されないため、さまざまなスライサー設定で動作しやすく、あまり手間をかけずに適切な印刷を実現できたのだ。ただ、PLAには欠点もあった。強度が弱いのだ。一般にPLAでプリントされた部品は、3Dプリントモデルの層間の接着力が低いため、非常に脆いことで知られている。また、熱にも弱く、高温や紫外線によって、部品が変色したり変形したりしやすいとも言われてきた。その点、アクリルニトリル、ブタジエン、スチレンという三つの物質を結合させて作られるABSは耐久性、引張強度、耐熱性に優れており、高い汎用性をもつフィラメントとして知られてきた。適度な柔軟性があることから研磨もしやすく、機械部品での使用などに適しているのだ。ただ、適切なプリンターセットアップでないと正しく造形できないとも言われており、やや使いづらいとも言われてきた。特に温度管理が重要で、冷却速度が速すぎると割れやすくなってしまう。そして、もう一つの欠点として、3Dプリント時に発生する焦げたような匂いが挙げられる。使用頻度が高い場合には十分な換気設備が必要とされ、またABSは食料安全は保障されていないため、食器などの食品周りの製品を作ることが難しかった。     PETGの優れた点と現状の限界   さて、PETGである。PETGは原油、特に化学成分のエチレングリコールとテレフタル酸から作られるフィラメントだ。 その特徴はまず、非常に高い耐久性と強度にある。また高温や紫外線、化学溶剤などへの耐性にも優れており、過酷な環境下においても耐えうる部品を3Dプリントする上で最適のフィラメントとなっているのだ。また非常に扱いやすく、適切な調整が行われていれば失敗が起きにくいフィラメントであるとも言われており、さらにABSで気になるような匂いもほとんど発生しないし、食品安全も保障されている。このように見ていくと欠点がまるでないように感じられたかもしれないが、現状でPETGにはいくつかの難点もある。PETGの造形は非常に高い温度を必要とするため(ノズル温度は220度から250度)、兌換性のある3Dプリンタの種類が制限されてしまうのだ。また設定温度の調整を誤ると、造形物に糸引きが起こってしまう可能性がある。糸引きとは、余分な材料がノズルから流れ出て、印刷物の周りに余分なプラスチックの小さな塊が残ることで、これはモデルの外観を損なう。さらにフィラメントがビルドプレートに過度に接着する傾向もあるため、PLAと比較した場合、ベッドからプリントを取り除くのがやや難しいとも言われている。     フィラメント選びの新しいオプションとして   このように、PETGは機能面においては非常に優れているものの、現状では完璧な素材とはまだ言い難い。特にPLAと比較した場合、汎用性と使いやすさではPLAの方が一歩上回っている。ただ、強度や耐久性においてはPETGの方がはるかに高い。結局は用途次第ということだろうか。いずれにせよ、フィラメント選びのオプションが一つ増えることは喜ばしいことだ。是非とも一度、試してみて欲しい。

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虹色に輝くオブジェを3Dプリンターで簡単出力する裏技とは?
2022年3月15日

虹色に輝くオブジェを3Dプリンターで簡単出力する裏技とは?

  回析格子シートをベッドにするだけでオーロラ仕様のオブジェが   グレーティング(回析格子)という技術をご存知だろうか。これは種々の波長が混ざった光を波長ごとに分ける光学素子のことで、この構造を持つオブジェクトの表面はオーロラのように複雑な光の波長を持つことで知られている。たとえばグレーティングシートという一般にも売られているプロダクトがある。これはまさにホログラムのように多色にきらめくシートのことで、その見る角度によって変幻自在な彩りは、古くはビックリマンカードのキラカードなどにおいておなじみだった。ところで、3Dプリントしたオブジェに、この虹色に輝くグレーティング加工を施すことは可能だろうか。どうやら可能らしい。これに関して今あるYouTube投稿が話題になっている。まずはその動画をご覧いただきたい。         いかがだろうか。3Dプリンターで出力したオブジェが虹色に煌めいているのが分かると思う。それにしても、その手法は実に簡単だ。グレーティングシートをプリントベッドとして使用することで、プリントの下部にパターンが配置され、3Dプリントも格子のように機能するようになるのだ。なお、使用している機種はClealityのEnder。こちらはSK本舗でも取り扱っているFDM方式のマシンだ。   Clealityの3Dプリンター販売ページへ↓ https://skhonpo.com/collections/3dprinter/%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC_creality   動画主によると、これを実験した理由は娘を喜ばせるためだったらしい。実際、動画のラストでは結果にかなり満足した様子の娘さんの姿が映し出されている。是非とも皆さんも試してみて欲しい。

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業務用3Dプリンターを選ぶ上で重要な5つのポイントとおすすめプリンター7選
2022年3月9日

業務用3Dプリンターを選ぶ上で重要な5つのポイントとおすすめプリンター7選

  業務用3Dプリンターとは何か   今回は「業務用3Dプリンターの選び方」について解説したい。業務用3Dプリンターとはその名前通り、企業が製品や製品の試作品を製作する際に使用される3Dプリンターのことだ。だが、現在、様々な3Dプリンターを企業は使用しているため、あくまでも一般家庭向け3Dプリンターよりも高額でサイズが大きい3Dプリンターというのが大まかな定義となる。また、詳しくは後述するが、業務用3Dプリンターは一般家庭用3Dプリンターと比較して使用できる材料が多様であるのも特徴だ。特に現状では一般に普及していない金属3Dプリンターなどは、その多くが業務用3Dプリンターとして販売されている。もちろん、一口に業務用といっても、導入コスト、ランニングコスト、性能の個性にはバラつきがあり、企業の用途、予算に応じて適合する機種が選ばれる形となる。ここではそのように多様に存在する業務用3Dプリンターの傾向をおおまかに整理して紹介したいと思う。     業務用3Dプリンターの価格帯   まず、業務用3Dプリンターの価格帯について見てみたい。こちらは、造形方式や規模、使用する材料などによって大きく変わる。もちろん性能の高さによっても雲泥の差が生まれる。ただ、その平均価格は年々低下傾向にあり、かつてなら500万円以上は最低ラインだったと言われる業務用3Dプリンターにおいても、今では500万円未満で購入できるミドルクラスの商品も多く登場している。傾向として500万円以上のハイクラスな機種は、製造業などに向けられたモデルで、樹脂のみならず金属やセラミックなど多数の材料を加工できるものが多い。また現在はフルカラー化も進んでおり、実用品としての最終製造に用いられるケースも少なくない。ただ、純粋な機能面においてはミドルクラスの機種にも優れたものは多いため、ハイクラスモデルを導入する場合は、用途と照らし合わせつつ、どのような点においてミドルクラスの機種とは異なるのかということを、きちんと踏まえて購入した方がいいだろう。500万円以下のミドルクラスの機種と一般家庭向けの低価格帯機種を比較した際の最大ポイントは最小積層ピッチの小ささ、つまり精度の高さだろう。近年は光造形方式の3Dプリンターの低価格化が進んでいるため、ミドルクラスの機種でも業務に十分なレベルの造形物が作れるようになったと言われている。業務用3Dプリンターの導入は製造業において燃料費や人件費、材料費などの大幅なコスト削減につながるものだが、ほんの十年前までは中小企業にとっては初期コストが高すぎて、なかなか導入が難しく、大企業ばかりが導入を進めていた状況があった。現在は価格帯のバリエーションの増加に伴い中小企業にとっても導入しやすくなっており、今後ますます業務用3Dプリンター活躍の機会は増えていくと言われている。また、3Dプリンターを新規導入するにあたっては行政からのものづくり補助金を受けられる可能性もある。ものづくり補助金とは革新的サービスや試作品開発、生産プロセス改善を補助するための事業であり、3~5年で付加価値額が年率3%に達する計画、あるいは経常利益が年率1%の向上を達成できる計画を提出し、審査を受けて通過した場合に支給される。条件にあった事業であれば、補助対象経費の3分の2以内を目安として支給されるため、現在3Dプリンターの導入を検討中の企業経営者の方は是非検討してみてほしい。     業務用3Dプリンターを選ぶ上で重要な5つのポイント さて、では具体的にどの業務用3Dプリンターを購入すべきなのか。その上で重要なポイントがいくつかある。①用途まず何より、どのような用途で3Dプリンターを用いるのかを明確にしておく必要がある。たとえば試作品の出力が目的だとしても、形状確認程度の簡易的な試作品でよいのか、あるいは強度などの機能的な部分の確認も含む本格的な試作品が良いのか、など目的に応じて様々ある。基本的に3Dプリンターは1台導入するだけでも汎用性は非常に高いのだが、第一義的な用途がぼやけてしまうと、導入する3Dプリンターの費用対効果を計算することも難しい。そのため、まずは用途をはっきりとした上で、それに最適な機種を選ぶ必要がある。②サイズ、精度、強度、カラー用途が定まったなら、それに合わせて3Dプリンターに求める造形サイズや造形精度、強度、フルカラーが必要かどうか、などが決まってくる。その際、優先順位を明確にしておくことも肝心だ。もちろん、全てをパーフェクトに備えている機種があればそれに越したことはないが、そうした機種は価格も高くなる傾向にある。まず絶対に欠かせないポイントが何なのかを絞り出しておけば、微妙な選択において混乱を回避することにも繋がるだろう。③造形方式これは②とも重なるが、求める仕様に対して、それにふさわしい造形方式を検討する必要がある。造形方式にはそれぞれ得意分野、不得意分野があるため、何をもっとも重要視するか(精度なのか、速度なのか、強度なのか、など)によって、取るべき選択肢が変わってくる。ここでは簡単に現在の主な造形方式を紹介する。VPP(液槽光重合)一般に光造形方式と呼ばれる方式で、光硬化性樹脂に紫外線レーザー光などを照射することで必要な部分を硬化させ、積層させる。照射位置を特定してUVを当てていくSLA方式や広範囲に一度にUVを照射するDLO方式などがある。特徴は滑らかさと高精度な造形。価格帯としては大型のものでは1000万円を超えるものもあるが小型業務用であれば100万円前後のものもある。MEX(材料押出方式)一般に熱溶解積層方式と呼ばれる方式で、糸状にした樹脂(フィラメント)を加熱し溶解した上でノズルから押し出して積層していく。最も一般的な方式とされてきたが、現在は他の方式の機種が増え、また低価格化したことで、様々な選択肢の一つになりつつある。近年では金属と樹脂を混合したフィラメントもあり、造形後に樹脂を除去することで金属のオブジェを造形することができる機種などもある。BJT(バインダージェット方式)これは粉末状の材料に対してバインダー(結合材)を噴射して固化させる造形方式。樹脂、金属、砂、石膏などの様々な材料を用いることができる。また、材料が樹脂や石膏の場合、バインダーを着色することでフルカラー造形も可能。DED(指向性エネルギー堆積)この方式はレーザーデポジションとも呼ばれ、粉末、あるいはフィラメント状の金属をレーザーや電子ビームなどで溶融することで積層していく方式。主に金属の造形に用いられる。価格は小型で低価格なものでも3000万円ほど。一般には1億円を超えるものが多い。PBF(粉末床融結合法)この方式は敷き詰められた粉末材料の指示した部分をレーザーやビーームによって焼結して造形する方式。金属や樹脂、セラミックなどの材料を使うことができ、価格帯は数千万円から1億円越えまで。樹脂のみに対応した機種であれば500万円程度のものも。MJT(材料噴射方式)この方式はノズルからモデル材、サポート材を噴射し、紫外線の照射や加熱、冷却によって硬化する方式。構造が複雑な造形物を高い精度で出力することができ、またフルカラーにも対応している。価格帯は幅広く、サイズの小さいものであれば200万円程度。ただ大きなサイズになると1億円を超えるものもある。SHL(シート積層方式)この方式は、薄いシート状の材料を一層ずつ断面形状に合わせた輪郭線で切断し、接合と積層を繰り返していくことで造形していく。樹脂や紙、金属などの材料を用いることができる。硬化に熱や紫外線を用いないことが特徴。④材料上の方式と同様に用途や仕様に沿った材料を考える必要がある。つまり、③と④は同時に検討する必要があるのだが、材料に関しては、廃棄などに特別な手続きが必要な材料、あるいは特別な環境整備が必要なものもあるため、そうした点も加味して考慮したほうがいい。大まかな材料のバリエーションとしては樹脂、金属、砂、石膏がある。一般的に言われる特徴として樹脂のみに対応した3Dプリンターは安価である傾向があるが、一方で樹脂は強度や耐久性が低いという問題がある。金属は対応している3Dプリンターが数千万円から1億円以上と非常に高価で、付帯設備も必要になる場合が多いが、強度や耐久性は高く、製造業においては汎用性が非常に高い。石膏はフルカラー対応するかによって値段が大幅に変わる。砂は一般に鋳造用の金型の出力に用いられる。⑤予算に合わせて機種を絞り込む用途を定め、それに見合った性能、出力方式、材料が分かったら、その条件に見合った機種を選定することにになる。もちろん予算も重要なポイントだ。必ずしも予算いっぱいに高額な機種を購入する必要もない。あるいは求める条件だとどの機種も予算オーバーになってしまうという場合、少し遡って代替案を探ったり、先述したものづくり補助金などの利用を検討してみるのが良いだろう。   おすすめの業務用3Dプリンター7選   業務用3Dプリンターの定義をここまでで解説してきた。業務用と個人向けの3Dプリンターに明確な違いがあるわけではなく、ビジネス用途で利用できる3Dプリンターを業務用3Dプリンターと考えていいだろう。 ここでは、個人でも手の届きやすい価格帯のものから、ハイエンドモデルまで、おすすめの業務用3Dプリンターを紹介する。   Transform FAST       造形方式 光造形方式 本体サイズ 380×350×610mm 印刷サイズ 290×160×400mm...

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今3Dプリンターを買うなら光造形機で間違いない? 熱溶解積層方式と比較しながら考察する
2022年3月4日

今3Dプリンターを買うなら光造形機で間違いない? 熱溶解積層方式と比較しながら考察する

  あらためて基本に立ち返る   今回はあらためて基礎をおさらいする形で、「光造形3Dプリンターとは何か」「その魅力と他の造形方式との違い」について、解説したい。SK本舗ブログをお読みいただいている皆さんには釈迦に説法かもしれないが、何事も初心は大切。足元を見直す意味も込めて読んでいただけたら幸いだ。比較対象としたのは熱溶解積層方式の3Dプリンターだ。果たして、今買うならどっちがおすすめなのだろうか。     1.光造形とは何か   まず光造形方式3Dプリンターとは何か。これは液体状のレジン(樹脂)に紫外線を当てることで硬化し、オブジェクトを造形出力する機能を持つ3Dプリンターのことだ。長らく一般向け3Dプリンターでは主流とされてきた熱溶解積層方式に対して、光造形方式が一般に普及したのはここ数年のこと。その原因は光造形が以前まで比較的に高価だったことがあるが、現在は弊社取扱の商品を始め、安価で高性能な光造形機も増えている。それゆえ、一気に市場においてプレゼンスを高めるようになったのだ。もとより光造形機が誕生したのは1987年。つまり今から35年前のことだ。当時はラピッドプロトタイピングと呼ばれ、主に試作品などの製造を速やかに行えることが喧伝された。一般に「世界で最も歴史のある3Dプリンター」と呼ばれており、すなわち今日の光造形ブームは3Dプリンター界においては原点回帰のようなものでもあるのだ。     2.光造形の魅力   光造形機の魅力はなんといっても出力物の滑らかで美しい表面にある。これは他の方式に対して明らかに光造形が優っているポイントで、要するに精度が極めて高いのだ。熱溶解積層方式などで懸念される「反り」などの心配もなく、かつ熱溶解積層方式では目立ちやすい積層痕などの心配もいらない。また造形速度の速さも魅力の一つだろう。たとえば熱溶解積層方式と比較すると、その差は歴然。特に複数のオブジェを出力するという場合、熱溶解積層方式であれば、単純にかかる時間が倍々で増えていくところ、光造形に関してはビルドボリュームの範囲内であれば、ほぼ一つでも二つ同時でもかかる時間に変化はない(ただ高さのある造形物に関しては熱溶解積層方式の方が速いケースもある)。なお、しばしば聞くのは「音の小ささ」だ。光造形方式は造形中の音が熱溶解積層方式と比較しても極めて小さいため、夜間での使用にも特別な配慮がいらない。これもまた魅力の一つと言える。一般に光造形のマイナスポイントとして、本体の相対的な高価さと素材となるレジンが熱溶解積層方式の素材であるフィラメントに比較して入手がしづらいというポイントが指摘されてきたが、これは現在、ほぼクリアーされている。実際、SK本舗ではヴァリエーション豊かな本体とレジンを安価で提供しており、いずれの商品も性能的に優れている。   3.光造形の欠点   前項目において、現在では光造形のマイナスポイントとされてきたポイントが基本的にはクリアーされていると書いたばかりだが、光造形機特有の苦労もある。そのひとつは「後処理」だ。光造形機で出力を行う場合、造形物に残ったレジンをアルコールで洗浄しなければならない作業がある。これは熱溶解積層方式には必要のない手順であり、3Dプリント時のひと手間として欠点と言えるべき点かもしれない。ただ、現在は「水洗いレジン」など、アルコールを用いず水で洗い流すことが可能なレジンもあるため、この作業の煩雑さは改善されてきている。後処理が面倒だという理由で光造形を避けている人がいるとしたら、端的に「もったいない」だろう。またもうひとつ、「安全性」という観点においても、光造形は相対的に注意が必要だ。もちろん、きちんと取扱のルールを守って使用するぶんには安全性はなんの問題もないのだが、素材であるレジンには触れるとアレルギーを発症する可能性などがあるため、その使用にあたっては手袋の着用が欠かせない。まだ小さなお子さんがいるような家庭で使用される場合は、お子さんがレジンを勝手に触らないように配慮する必要があるだろう。最後にもう一点、匂いの問題がある。一般的にフィラメントよりレジンの方が匂いが強い傾向はあるが、これは商品によってだいぶ差がある。一概にどちらが良いとも言えないところだ。いずれにしても、化学製品を使用する以上、使用時には換気を行うなどの最低限のケアを心がけておけば、問題はないだろう。     4.光造形の種類   さて、ここまで光造形の魅力と欠点を、主に熱溶解積層方式との比較において見てきたが、実は一口に光造形といっても種類がある。その出力方式には大きくSLA方式とDLP方式がある(その他にもLFS方式などもある)。SLA方式は素材となるレジンに点状のUVを当てて、土台から少しずつレジンを硬化し、積み重ねることでデータを出力する方法だ。細かくUVを当てていくため複雑で細かいオブジェでも、データ通りに出力することができる。精度は非常に高いが、速度においてDLP方式に劣るとされている。DLP方式は素材となるレジンを下から面状のUVによって硬化し、ミルフィーユのように層にしてデータを出力する方法だ。こちらはUVを当てる範囲が大きいため、スピード感のある造形が可能になる。ただ、どうしても解像度を均一に保つことが難しく、造形範囲が広ければ広いほど解像度は荒くなってしまう(逆にいうと造形物が小さければ速度と解像度を両立できる)。要は解像度のSLAと速度のDLPという形で認識しておけば間違いないだろう。   5.2022年におすすめの光造形3Dプリンター   さて、あらためて光造形3Dプリンターについて見てきたが、総じて言えることは、子供に対する安全性などの特定のポイントにこだわらない限り、今日、3Dプリンターを選ぶなら光造形が断然おすすめだと言える。とりわけ、3Dプリンターを使って高精度のものを作りたいと考えている方は、まず光造形を選んで間違いない。では、どんな光造形機を買うといいのだろうか。最後にここでは2022年におすすめの光造形3Dプリンターをしておきたい。 ・Phrozen Sonic Mini...

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mini8K開封レビュー ー出力編ー
2022年3月4日

mini8K開封レビュー ー出力編ー

前編ではsonic mini 8kの開封レビューを致しましたが、後編では出力についてレビューさせて頂きます。   今回の出力に使用するのはPhrozen 8K Resin Aqua-Gray よく撹拌してレジンVATに投入。匂いはSK水洗いレジンよりも控えめ。レジンの色合いはSK水洗いレジンよりも濃い灰色をしている。 今回は付属のUSBに入っているテストモデルをプリントします。 データを選択して印刷スタート!! レジンにプラットフォームが浮き沈みを凝り返し印刷が開始された。 動作音は比較的に静かでsonic mini 4Kと同程度の動作音。 約一時間30分程度でサンプルデータが出力完了した。 想像より小さいサイズのサンプルデータが出力された。 小さいながらもかなり綺麗にモールドが出て出力されている。 sonic mini 8kを実際に動作させて見ての感想や使用感について。 ・出力品の表面が表面処理不要なくらい綺麗。 ・デュアルリニアレールにより高さのある造形でもブレが少ない安定した出力が可能で安心感がある。 ・動作音はsonic mini 4Kと変わらない程度の動作音。 ・sonic mini 4Kと比べると機体サイズが結構大きい。少し置く場所に困るかもしれない。 ・レジンVATがmini...

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Phrozen Sonic mini 8K開封レビュー!! ー開封編ー
2022年3月4日

Phrozen Sonic mini 8K開封レビュー!! ー開封編ー

遂にSK本舗にもPhrozen Sonic mini 8Kが上陸致しましたので開封レビューをさせて頂きます!! sonicmini8Kが8Kレジンと共に遂に届きました!! 前編は開封編として、開封した際の状態や気づいたポイントをレビュー致します!!   箱のサイズは380×380×560mmで結構デカいです。 sonic miniの箱と並べるとこんなサイズ感。 ダンボールから出すとこの様な状態でラッピングされています。 ラッピングを解いてsonic mini 8Kと御対面!! 鮮やかなオレンジ色のカバーが美しい!!!! ツールキットの箱を開けると下記の内容物が付属していました。  ・Phrozenサポートガイド ・マニュアル ・USB ・漏斗 ・スクレーパー(プラスチック) ・スクレーパー(鉄) ・ヤスリ ・六角レンチ ・ゴム手袋 ・Prozenステッカー2種 ・電源ケーブル ※内容物が変更になる可能性はございます。 プラットフォームは特殊なサンブラ加工がされており、 特徴的な表面になっています。これが出力の脱落防止に効果を発揮するのか非常に楽しみだ!!...

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3Dプリンターって何?
2022年2月10日

3Dプリンターって何?

3Dプリンターって何? 1. 3Dプリンターとは何か? 3Dプリンターは、デジタルデータを基にして物理的な3次元オブジェクトを作成するデバイスです。これは、コンピュータ上で設計した3Dモデルをリアルな物体に変えることが可能です。プリンターは特殊な材料を薄い層に印刷し、それを何百もの層に重ねることで立体的な形状を作り出します。この技術は1980年代に初めて登場し、今日ではプロトタイピングから製品製造まで、さまざまな産業で広く活用されています。 2. 3Dプリンターの仕組み 3Dプリンターは一般的に「積層」プロセスを使用して3Dオブジェクトを作成します。このプロセスは、特定の材料(プラスチックや金属など)を薄い層に分解し、それらを一層ずつ積み上げて最終的な形状を作り出します。データは3Dモデリングソフトウェアで設計され、それが3Dプリンターに送られ、物理的なオブジェクトとして出力されます。 3. 3Dプリンターの仕組み 後ほど別のページで詳述しますが、主要な3Dプリンターの種類には、FFF方式、(FDM方式とも言います)、SLA方式(ステレオリソグラフィー)、DLP方式、LCD方式、SLS方式(セレクティブ・レーザー・シンタリング)、SLM方式などがあります。これらはそれぞれ異なる技術と材料を使用します。 4.プリンターで印刷出来るもの 3Dプリンターは、プロトタイピング、製品設計、医療、建築、教育、芸術など、さまざまな分野で活用されています。さらに、3Dプリンターはカスタムパーツや独自のデザインを製造するためのツールとしても使用されます。産業界では、製品のプロトタイプを製造したり、カスタムパーツを作成したりするために3Dプリンターが使用されます。教育分野では、生徒が3Dモデリングやエンジニアリングのスキルを磨くためのツールとして活用されます。医療分野では、個々の患者に合わせた医療器具や義肢、人工骨などを製造するために使用されます。また、芸術家たちは独自の彫刻や装飾品を作成するために3Dプリンターを使用します。家庭用3Dプリンターではフィギュア・模型等のホビー系やジュエリー、部品・治具、便利な小物などを印刷することができます。また、業務用の大型3Dプリンターや金属プリンターを使用すると家を印刷できたり、金型や自動車の部品などを印刷できたりします。そして3Dプリンターには印刷するにあたり様々な材料が存在します。家庭用3Dプリンターであれば基本的にプラスチック樹脂(レジン・フィラメント)ですが、チョコレートを印刷できたり、特別な業務用の3Dプリンターだと金属(チタンやアルミニウム等)や繊維、バイオ系素材などを材料に印刷することもできます。そのため現在は家庭だけでなく製造業、医療歯科業、健康医療産業、ハイテク産業、アパレル産業などでも幅広く利用されています。また、今後は化石を復元したり、考古学における重要建築物の再現、犯罪科学における骨や身体の復元や、犯行現場で採取した大きく損傷した証拠を復元することも可能になると言われています。つまり3Dプリンターは、形さえわかれば何かを作成するだけでなく、過去を再現することも可能なのです。3Dプリンターは様々な可能性を秘めています。    5. 3Dプリンターを使用するメリット 3Dプリンターには多くのメリットがあります。それらは時間とコストの節約、複雑な形状の製造能力、カスタム製造の容易さ、環境にやさしいなどです。また、作りたいものをすぐに作れる、閃いたデザインをすぐに現実のものにできる手段としては最善となります。(1)迅速なプロトタイピング: 伝統的な手法でのプロトタイピングは時間と費用がかかりますが、3Dプリンターを使用すれば、デザインを直接3Dモデルとして出力することができます。この短縮された製造サイクルは、製品開発プロセスを大幅に加速します。(2)コスト効率: 3Dプリンターは一部品から数百部品までの小ロット生産に非常に効率的です。これは伝統的な製造方法と比較して大幅なコスト削減をもたらします。材料の廃棄が少ないため、材料コストも節約されます。(3)複雑な形状の製造能力: 3Dプリンターは、内部構造を含む非常に複雑な形状も印刷できます。これらの形状は、伝統的な製造プロセスでは作成できないか、または非常に高コストとなるものです。(4)カスタム製造の容易さ: 3Dプリンターは、個々の顧客のニーズに応じて製品をカスタマイズするのに理想的です。これは、身体に合わせて作られた義肢や歯科用具、パーソナライズされたジュエリーなど、さまざまな用途に利用できます。(5)環境にやさしい: 3Dプリンターは、"必要なだけの"材料を使用するため、材料の消費と廃棄物を最小限に抑えます。また、デジタルデザインと直接製造の組み合わせは、製造に伴う輸送やストレージの必要性を減らすため、環境負荷を減らす可能性があります。そしてなんといっても、3Dモデリングや3Dスキャナーで作りたいもの、欲しいものを即座にご自身で製作できるという強みが3Dプリンターにはあります。 6. 3Dプリンターのデメリットや注意点 3Dプリンターは非常に有用なツールですが、完全に問題がないわけではありません。高品質の3Dプリンターは非常に高価で、維持と材料のコストもかかります。また、3Dプリンターを操作するには特定のスキルや知識が必要となり、操作が複雑なものもあります。オペレーションスキルが重要になってきます。さらに、長時間の印刷時間や出力品質のバラつき、限定的な材料の選択肢なども問題となり得ます。また、出力した作品には知的財産権の問題や、例えば拳銃の製造など安全性の問題も考慮しなければなりません。 7. 3Dプリンターで本格的に印刷するためには 3Dプリンターを使ってどのようにプリントアウトするのでしょうか。2Dプリンター、いわゆる日常で使用するプリンターはまず紙をセットし、コピーしたいものをスキャンして印刷します。またはPC等から印刷したいデータをプリンターへ送って印刷します。実は3Dプリンターも同様のことを行っています。プリントアウトしたい3次元の物質をスキャンしてデータ化し、それを印刷します。もしくはPC内で3Dのデータを作成し印刷します。3Dプリンターは印刷するデータ、いわゆる3Dモデルを作成するにあたりCADといったソフトウェアを利用して自身でデザインする必要があります。この自身でデザインすることを「モデリング」と言います。モデリングを簡単にするために3Dスキャナーというものが存在しますが、残念ながら現在は2Dプリンターのようにさっとスキャンしてそのまま印刷できるようにはなっていません。スキャンした後に多少CADなどでデータを整える必要があります。しかし、行っていることは本質的には2Dプリンターと同じです。ちなみに、この3Dスキャナーの値段がピンからキリまであり、業務用だと高額ですが近年は業務用に匹敵する性能を持ちながら個人でも手の届きやすい3Dスキャナーが登場してきました。 【参考】SK本舗取り扱い3Dスキャナー さらに、すでに誰かがモデリングしたデータを使ってプリントすることも可能です。データは無料で使用できるものから有料のものまで様々です。まずは誰かにモデリングしてもらったデータを使用して3Dプリンターに慣れることから始めるのも1つの手です。段々と自分で工夫したい点などが出てきたらモデリングを勉強してみるのはいかがでしょうか。3Dデータに関しては下記よりダウンロードできるサイトを紹介しています。 【参考】3Dプリンター用無料データ掲載サイト集  Appendix: 具体的には以下のステップで3Dプリントします。モデリング(設計): 最初のステップは、印刷したいアイテムの3Dデザインを作成することです。これは、CAD(コンピュータ補助設計)ソフトウェアを使用して行われます。具体的にはFusion360、Zbrush、Blender、3DCADなどのソフトがございます。モデルの準備:...

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家庭用プリンターと業務用プリンターの違い
2022年2月10日

家庭用プリンターと業務用プリンターの違い

3Dプリンターが注目を浴びている現在、本記事の読者もその導入を考えたことがあるかもしれません。しかし、業務用と家庭用のどちらを選べば良いのか、選び方のポイントがわからないという方も少なくないでしょう。業務用は本当に企業専用なのか、あるいは家庭での利用には家庭用の3Dプリンターで十分なのか、その差異がはっきりと理解できないという疑問を持つ方が多いです。特に、家庭用の3Dプリンターで金属出力を実現する機種が少ないなど、選択肢の範囲に限りがある点は、多くの人が抱く悩みの一つかもしれません。今回の記事では、そのような悩みを解消するために、家庭用と業務用の3Dプリンターがどのように違い、どのように選ぶべきかを丁寧に比較・解説します。この記事を通じて、家庭用と業務用の3Dプリンターの違いと、自分の目的に最適な選択肢を見つけるヒントを手に入れていただけることでしょう。3Dプリンターの使用環境や目的によって、家庭用と業務用ではその必要性や選択のポイントが異なります。以下に、それぞれの主要な特性と利点をプロの視点から説明します。 1. 家庭用3Dプリンター 家庭用の3Dプリンターは、教育や個人的なプロジェクト、ホビー、DIY活動に最適です。手頃な価格: 家庭用3Dプリンターは一般的に、業務用プリンターよりもはるかに安価です。これにより、多くの人がこの革新的な技術を手軽に体験できます。利用者フレンドリー: 家庭用3Dプリンターは、初心者や子供でも扱えるように、使いやすさと安全性が重視されて設計されています。GUI(グラフィカルユーザーインターフェース)が洗練されており、簡単な操作でモデルの設定やプリント開始が可能です。コンパクトなデザイン: ほとんどの家庭用3Dプリンターは小型で、限られたスペースでも設置可能です。さらに、騒音や振動を抑える機能も搭載されていることが多いです。基本的な材料の対応: 家庭用3Dプリンターは主にPLAやABSなどの基本的なフィラメントや、水洗いレジン等を扱います。これらの材料は比較的安価で、手軽に色々なプロジェクトを試すことができ、且つ後処理も簡単です。しかし、家庭用3Dプリンターは出力の精度や耐久性、材料の選択肢においては業務用に比べて制約があります。また、長期かつ長時間使用での安定性に欠ける場合もあり、オペレーターのスキルが出力品の出来栄えに大きく左右されるケースが多々あります。 2. 業務用3Dプリンター 一方、業務用3Dプリンターは、より高度な要求を満たすことができます。プロフェッショナルなデザインやエンジニアリング、製造業、医療、教育などの領域で活用されます。高精度と高品質: 業務用3Dプリンターは、細部の精度、表面仕上げ、機械的強度など、出力品質の高さで家庭用を凌ぎます。例えばそれぞれの部品は高価で高精度のパーツを使用しているため、データスペックにウソ偽りのない仕上がりを提供します。多種多様な材料: 業務用3Dプリンターは様々な専門的な材料を扱うことができます。これには、耐熱性や強度を持つ高性能プラスチック、金属、セラミック、ゴム様材料などが含まれます。これにより、具体的な用途や環境に適したアイテムを作ることができます。大型出力: 業務用3Dプリンターは一般的に大きな寸法のアイテムをプリントする能力を持っています。これにより、大規模なプロトタイプや完成品の作成が可能となります。安定出力:オペレータースキルがあまり必要なく、だれが使っても安定して出力品を印刷することができます。また、長期的な使用に耐えうる設計構造をされているため、故障率が低く、出力品も長期にわたって安定して印刷可能です。専門的なサポートと保証: 業務用プリンターは通常、製造業者からの専門的なサポートと保証を受けることができます。これにより、機械のメンテナンスや問題の解決を迅速に行うことができます。しかし、業務用プリンターは初期投資や維持管理のコストが高くなる傾向があります。また、操作や設定が複雑であったり、特殊な材料や設備を必要とすることもあります。これらの特徴を考慮に入れると、家庭用と業務用の3Dプリンターはそれぞれ特定のニーズと環境に最適化されています。使用者は自身の要件と予算に合わせて最適な3Dプリンターを選びましょう。悩まれている方は、お気軽にこちらまでお問い合わせください。→お問い合わせフォーム

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SK本舗ユーザーのリレーコラム#06「HOW TO 3D PRINT」後編(まっつく)
2022年2月7日

SK本舗ユーザーのリレーコラム#06「HOW TO 3D PRINT」後編(まっつく)

6.サポート取り 3Dデータの分割及び配置の時点でサポートを取る作業まで想定していた場合は、結構ラクチンな作業ですが、まあ往々にしてめんどくさくなっている事も多いです^^; 原型に使用する場合は1回やればおしまいですが出力品販売の場合は繰り返し発生する作業、、、サポートいらずの家庭用プリンターの登場まだかしらね。 ※ちなみに出力品が小さかったり細かったりする場合は、先に洗浄する方が良いです!臨機応変!   使用する道具 ①超音波カッター 値段高いけど、なくてはならない存在!レジンをサクサクカットできるよ   ②ニッパー 根元を残してラフにざっくりサポートを取るのに適してます。根元は超音波カッターで処理します。    ※ここでも引き続きニトリル手袋を付けて作業します! (なおカットしたサポートの先端で頻繁に破ける模様、、)     作業工程 手でもげる場合は特に道具は必要ないです(それが一番早いし楽!) でももうちょっと丁寧にサポートを取る場合は、ニッパーで大まかにカットしたのちに超音波カッターで根元を削り取ります。 超音波カッターの刃先を砥石で丸くしておくと出力品に傷がつかず処理がしやすいです(ここめっちゃ重要!!)         作業中足元にゴミ袋を広げておいてカットしたサポートくずを回収します。 作業机の下面にゴミ袋をひっかけるフックがあると便利!     サポートを綺麗に外せたところで、まだまだ手も部屋も汚れる作業が続きます!次を乗り越えれば後は簡単です(たぶん)! 頑張りましょう!洗浄みんなどうやってるんでしょうか?特に一般家庭で綺麗な部屋で作業している方。     7.出力品洗浄...

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SK本舗ユーザーのリレーコラム#06「HOW TO 3D PRINT」前編(まっつく)
2022年2月3日

SK本舗ユーザーのリレーコラム#06「HOW TO 3D PRINT」前編(まっつく)

原型師のまっつくです(Twitter ID:@mk2_mattuk) 普段、光造形方式の3Dプリンターを使ってフィギュア制作をしています。今回のレポートでは下記のフローの4~8の項目について、使用する道具と共に解説していきます。出力回数だけはそれなりにこなしているので、理屈というよりは実作業で自分なりに気が付いたこと、ちょっとしたコツみたいなことも書いていきます!(あ、フィギュアの出力を想定しています)   3Dプリント(光造形)のフロー 1.3Dデータ制作 全ての始まり!楽しく造りましょう!出力サイズを頭に入れて細かくしすぎないように注意!(自分で造らなくてもネットでフリーデータをDLする手もありますが)   2.データのエラーチェック Windows標準で入ってる『3D Builder』で読み込むと閉じてないポリゴンになってないか等チェックして修正してくれます!   3.サポート付け&スライスデータ作成&出力設定 『CHITU BOX』や『Form Ware』もしくは3Dプリンター側で各種設定を行います。ここのあたりは数字だらけで、む、むづかしいです、、わ、わたしに質問しないで下さい^^;   4.3Dプリントするぞ! 出力開始です!冬はとにかく部屋を温めるといいよ!   5.プラットフォームから収穫 出力品が、がっちりくっついてると剥がすの地味に大変!   6.サポート取り ニッパーや超音波カッターを使いサポート外します。小さく細かい出力品はサポート付けたまま先に洗浄した方がいいです。臨機応変!   7.出力品洗浄 レジンをIPA (水性レジンは水道水) で洗います。そして圧縮空気で水気を取ってしばし自然乾燥させます。...

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光造形3Dプリンターでスライサーソフトを使いこなすための10の基本設定(ChiTuBoxを使用した場合)
2022年1月30日

光造形3Dプリンターでスライサーソフトを使いこなすための10の基本設定(ChiTuBoxを使用した場合)

  出力品の完成度を高める上ではスライサーの設定が重要   3Dプリンターを使用されている方が出力品の完成度を高めていく上ではいくつかのポイントがある。3Dプリンターの選択、レジンの選択、モデリングの精度、まず真っ先に思いつくところではこうしたポイントが挙げられ、もちろんどれも重要なポイントなのだが、今回取り上げるのはそのいずれでもない。今回ここで紹介するのは、スライサーの設定についてだ。 参照するのは世界最大の3Dプリントメディア「ALL3DP」。最新機器レビューやハウトゥー記事が充実する同メディアが、最近こんな記事をあげていた。「レジン3Dプリントにおいて最良の結果を得るための10のスライサー設定」。光造形ユーザーにとっては気にならないわけがないタイトル。というわけで、ここではこの記事の内容をここでは要約してご紹介したいと思う。     そもそもスライサーの役割とは?   まず、初心者のために基本的なおさらいを。まず簡単に説明すると、スライサーソフトというのは、「STLなどの3Dデータを3Dプリンター用のデータに変換できるソフトウェア」のことだ。 STLというのは、3DCADや3DCGにおける代表的なファイル形式の一つで、モデリングしたデータはひとまずこの形式で保存されることが多い。しかし、そのままだと3Dプリンターはデータを認識できない。そのため、3Dプリンターに分かるように翻訳するためのソフトがスライサーソフトということだ。 3Dプリンターにデータを認識させるためには「Gコード」という形式に変換する必要があるのだが、スライサーソフトはその変換を担ってくれる。ではなぜスライサーソフトと言われるのかというと、3Dプリンターでデータを出力する際は、一旦、オブジェクトをレイヤー状にスライスする必要があるからだ。要は輪切り状にして、1層ずつ出力していくイメージ。Gコードに変換するとは、ツルッとしたオブジェクトを輪切り状に変換するということだ。 さらにスライサーソフトでは、スライスの間隔、移動速度、温度管理などを細かく設定することで、造形の質を調整することができる。つまり、かなり重要なソフトウェアであり、今回はその設定に関してのアドバイスを紹介する形になる(なお、おすすめのスライサーソフトについては以下の記事を参照してほしい。https://skhonpo.com/blogs/blog/gcoad)。     スライサーを使いこなすための10の基本設定   さて、ALL3DPの記事ではChiTuBoxというスライサーソフトで利用可能な基本設定に焦点が当てられている。以下、早速だが見てみよう。 1.レイヤーの高さ レイヤーの高さは、3Dプリントされたパーツの個々のレイヤーの高さを示すパラメーターだ。この高さが低いほど、表面の仕上がりは滑らかになる。つまり、3Dプリントの精度が向上します。 レジン3D印刷の場合、層の高さはすでにFDM3D印刷のセットアップの1/10になっている。通常、レジン3Dプリンターは、0.01〜0.05 mmのレイヤーの高さの範囲内で印刷され、たとえば0.01mmの場合、これは非常に高精度な出力が行われることになる。一方で0.05 mmの場合、これはより高速な出力が行われることになる。 デフォルトでは、ChiTuBoxでは0.05mmに設定されている。つまり、品質より速度が優先されているということだ。もし、あなたが速度よりも表面の品質を優先したいという場合、この数値を下げたほうがいいだろう。速度と品質、バランスを重視したい方はざっくり間をとって0.025mmを基本と考えると良いかもしれない。目的に応じてこの数値を変えることで、対応してみてほしい。 2.露光時間   レジン3Dプリンターは、レジンをUV光源にさらすことでレジンを硬化させるというのを基本原理としている。露光時間は、タンクの底にある未硬化のレジンがUVに露光される時間のことだ。この設定は、3Dプリントの品質と出力時間にダイレクトに影響するため、きちんと設定しておく必要があるだろう。 たとえばこの露光時間を短くすると、レジンが適切に硬化せず、次の層に接着するためのベースが弱くなってしまう場合がある。逆に、露光時間が長いと3Dプリント時間が長くなる。それだけならまだ良いとして、出力物に亀裂が入ったり、樹脂バットでの光散乱が発生しまうこともある。なので、目指すべきは露光時間を最小限に抑えて、高品質の出力を行うことなる。 通常、レジンメーカーは、ボトルに推奨露光時間を記したラベルが付いている。レジンはそれぞれに配合が異なるため、一般的なオススメの露光時間というものを割り出すことは難しいが、基本的な数値として露光時間は約2〜4秒を基準に調整を始めていくのがよいだろう。  ...

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「ブルーミング」
2021年12月23日

「ブルーミング」

「ブルーミング」とは 最近、光造形3Dプリントコミュニティでは、ビルドプレートから3Dプリントされた出力物を取り出した後、粘液やゲルを思わせる脂っこい表面が出る場合がある、基本的にはこのジェルを洗い流すことができますが、それでも表面が不均一で粗くなる場合があります。この現象を「ブルーミング」と呼ばれています。 「ブルーミング」の発生原因とは。 3Dプリンターはレイヤーを印刷する際、ビルドプレートを上下に移動する必要があります。その際の下向きの動きの間に、前レイヤーと断面積を液体のレジンを邪魔にならないように絞ります。プラットフォームが完全に下がると、樹脂で満たされた小さな隙間が、VATの底面と以前に硬化した層の間に残ります。この現象による、前のレイヤーとVATの底部との間のレジンの圧搾運動によるレジンの乱れが、ブルーミング問題発生の根本的な原因となります。 しかし、それは必ずしも毎回起こるというわけではありません。とある、好ましくない状態を生み出す特定の条件の場合が重なった場合に起こりえるのです。 「ブルーミング」は、前のレイヤーの露出が次のレイヤー印刷を開始される際に残っている状態により生成されます。簡単に言いますと、LCD画面またはプロジェクターに次のレイヤーを表示するのが早すぎる為です。レジンVATの底部と前の層の最上面との間のギャップから押し出されている間、レジンはまだ動いています。新しいレイヤーの露出が始まるときにレジンが動くと、硬化し始めます。それによりレジンは、圧搾されたままゲルになり始めます。 つまり液体から固体に変わります。したがって、「ブルーミング」は3DプリンターがVATの最下層と前の層の間の隙間から押し出してしまい、ゲル化されます。これにより、出力物の表面にゲル状の粘液が生じるのです。 「ブルーミング」発生に影響を与える要因について   材料の硬化速度 材料の硬化速度が遅い場合、移動した後に硬化し始め、ゲルに変化しません。これにより、材料の早期ゲル化をある程度防ぐことができます。なので、粘度が高く、硬化が速い材料を使用している場合は、ブルーミングが発生し易しやすくなります。しかし、モノクロLCDになってからというもの比較的硬化が遅い素材でも硬化が高速になりました。これにより「ブルーミング」問題は以前より一般的となっております。 断面積 レイヤーの断面積が大きいということは、3Dプリンターには次のレイヤーをプリントする準備のために隙間から押し出すレジンが多いことを意味します。簡単に言うと、中空でないモデルや、層が非常に厚い(2.5 mmを超える)出力物を印刷する場合は、「ブルーミング」を回避するために、印刷設定を適切に調整する必要があります。 レジンの粘度 レジンの粘度も「プルーミング」発生に大きく影響を与えます。粘土の高いレジンは、圧迫した際に隙間からレジンを押し出すのが困難になる傾向があります。 温度 温度変化は、材料の粘度と硬化速度に大きな影響を与える可能性があります。 降下速度 降下速度も重要です。この速度は、プラットフォームがサイクルの最高位置から最低位置(VATの最下部)に移動する際の速さです。速く降下するほど、レジン液の​​乱れは大きくなります。 「ブルーミング」問題を解決するには この問題を解決する主な方法は2つあります。以下より解説させていただきます。 1.消灯遅延時間設定を適用する 「ブルーミング」問題を解決する為に最も重要な設定です。殆どの3Dプリンタースライサーにはこの設定があり。これを消灯遅延時間と呼ぶ人もいれば、ライトオフディレイと呼ぶ人もいます。この設定はプラットフォームがすでに最低位置にある時、次のレイヤーの露出までの遅延時間を決定します。プラットフォームが底に達した直後に停止し、設定された時間待機してから、露出して次のレイヤー硬化を開始します。この遅延により、前の層とレジンVAT下部との間の隙間からレジンを完全に絞り出すための時間が長くなります。  「ブルーミングを完全に解決するには、通常、0.5秒から1秒の消灯遅延時間設定で十分です。」  ただし、3Dプリンターが異なれば、この設定も異なるため、注意が必要です。   2断面積を可能な限り小さくする 層の断面積が大きい非中空モデルを印刷すると、「ブルーミング」問題も出やすくなります。断面積が大きいと、レジンの乱れが激しくなり、VATの最下層と前の層の間の隙間からレジンを押し出すのが困難になる為です。従って、可能であれば、プリントの断面積をできるだけ小さくしてください。モデルを適切にくり抜いて向きを変えることで、解消することができます。  ...

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【動画付】初心者向け家庭用3Dプリンターの使い方とサポートサービス
2021年11月11日

【動画付】初心者向け家庭用3Dプリンターの使い方とサポートサービス

3Dプリンターを購入してみたが、上手に造形できない、という方も多いのではないでしょうか。 3Dプリンターはスマートフォンの操作と違い、直感的に操作できるようには設計されていません。 綺麗に3Dデータを出力するためには、自分が購入した3Dプリンターの特徴をよく理解する必要があります。 そこで今回は家庭用3Dプリンターの使い方について説明したいと思います。 3Dプリンターを扱う際はどのような点に留意すればよいのでしょうか。   3Dプリンターの造形方式の仕組み 家庭用3Dプリンターには「熱溶解積層方式」と「光造形方式」の2種類の造形方式が採用されています。家庭用3Dプリンターの使い方は造形方式によっても異なるため、まずは造形方式についてしっかりと理解していきましょう。   熱溶解積層方式の仕組み 熱溶解積層方式は「フィラメント」という細長い樹脂を溶かして、フィラメントを重ねて造形する方式です。熱溶解積層方式の仕組み自体は簡単で、家庭用3Dプリンターの中でも比較的初心者の方が使用しています。 光造形方式の仕組み 光造形方式の3Dプリンターは、紫外線をプリンターのタンクに入っている液体状の紫外線硬化樹脂を固めるという方法で造形を行います。熱溶解積層方式の家庭用3Dプリンターよりも比較的製品の価格は高いですが、高品質でクオリティーの高い造形物の制作が可能です。   熱溶解積層方式と光造形方式の使い方 熱溶解積層方式と光造形方式では3Dプリンターの使い方が大きく異なります。熱溶解積層方式と光造形方式では扱い方にどのような違いがあるのでしょうか。   熱溶解積層方式の基本的な使い方 熱溶解積層方式の基本的な操作方法を以下に示します。   ① STL形式のデータを用意する ② スライサーソフトで出力できる状態にする ③ フィラメントのロード ④ 軸の校正 ⑤ 出力...

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歯医者さん必見! いま最もオススメの口腔内3Dスキャナー5選
2021年10月10日

歯医者さん必見! いま最もオススメの口腔内3Dスキャナー5選

  歯科医療を刷新する口腔内3Dスキャナー   近年、急速に発展を遂げたデジタル技術の医療への導入により、歯科医療のワークフローが大きく変化しつつあると言われる。中でも今まさに大転換を迎えているのが「歯科印象」だ。一般的に「印象」という言葉はある対象に対して抱くイメージのことを指すが、歯科医師にとってはちょっと違う。歯科医療において「印象」と言えば、歯型を取ることを意味する。従来の印象採得においては、患者の歯型の石膏模型を取るのが一般的だった。筆者も経験があるが、なんか微妙な味がする弾力性のある塊を噛まされるあの感じが実に不快だったことを覚えている。時間もかかるし、後味も悪い。しかし現在では、この印象採得を口腔内3Dスキャナーで行う医院が増えてきているようだ。これにより患者の不快感が減るのみならず、医師にとっても作業時間が大幅に短縮され、かつ材料の消費削減にも繋がっているというのだ。そこで今回は全国の歯医者さんのために、現在(2021年10月時点)最もおすすめの口腔内3Dスキャナーをいくつか紹介したい。参考にしたのは、レビュー力に定評のある世界最大手3Dプリントメディア「ALL3DP」だ。すでに口腔内3Dスキャナーを導入済みの方も、これから導入を考えているという方も、この記事を是非とも口腔内3Dスキャナー選びの参考にしていただけたなら幸いだ。     どんな口腔内3Dスキャナーを選ぶべき?   さて、まず重要なのは評価基準だ。鍵となるのはソフトウェア。口腔内3Dスキャナーは、ソフトウェアがキャプチャした画像をデジタルモデルに変換すると、それらの画像を内部または外部のラボに送信し、プロテーゼを設計製造することができる。この際、スキャンから最大のデータを組み合わせて保存するためには、ソフトウェアの精度が重要なのだ。そのため多くの口腔内3Dスキャナーには独自のソフトウェアが付属している。研究者によれば、独自のネイティブソフトウェアを備えたスキャナーは、画像を独自の形式からSTLなどのオープンファイル形式に変換する必要があるスキャナーよりも正確な結果をもたらすとのことだ。ただし、その場合、スキャナーの価格も自ずと高額化する。そうしたことを諸々込みで判断する必要がある。また、患者の負担を減らすためには画像をキャプチャして画面に送信できる速度も大事だ。あるいは無関係なデータを排除するAI機能も重要だろう。そしてスキャナーと言えば精度もまた重要なポイントだ。これらの点を踏まえ、オススメの口腔内3Dスキャナーを5つ紹介したい。     いま最もオススメの口腔内3Dスキャナー5選   Shining3D Aoralscan   ここ数年で大きく変化しつつある。このShining3D Aoralscanはリアルタイムでリアルな色彩でデータを生成する口腔内スキャナーだ。搭載されたモーションセンシングテクノロジーにより、ユーーザーは毎秒15フレームでスキャンを行うことができる。ソフトウェアも優秀だと評価が高い。また施術者はDLP3Dプリンターに直接スキャナーを接続することで、作業モデル、歯科矯正モデル、インプラントモデルなどの製品を作成することもできる。ユーザーも非常に多く、今導入して間違いのない口腔内3Dスキャナーのひとつだ。       iTero Elementスキャナー   ここ数年で大きく変化しつつある。iTero Element スキャナーは60秒でアーチ全体をスキャンできる口腔内スキャナーとして患者のストレスが軽減できると業界でも多く使用されているスキャナーだ。ソフトウェアも非常に優秀だが、最も効果的に使う上ではメーカー元であるAlign Tech社のInvisalignシステムで使用するのが良いとされている。このシステムのユニークさは、医師が過去の患者記録を比較して、歯の磨耗や歯肉の経時変化を視覚化できるiTero Time Lapseだ。    ...

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いま買うべき3Dスキャナーはどれか? お手頃タイプからプロ仕様まで6選
2021年8月6日

いま買うべき3Dスキャナーはどれか? お手頃タイプからプロ仕様まで6選

  もし3Dスキャナーを今年買うならどれか   3Dスキャナーに興味がある。だけど、値段も高いし買うのをためらっている。そんな方も多いのではないだろうか。さらにいうと、3Dスキャナーは商品の種類も様々。買うにしてもどれを買えばいいのか分からない、という声も聞こえてきそうだ。そこで、ここでは現在(2021年)に注目の3Dスキャナーをお手頃な家庭用、さらにはプロ仕様と、それぞれ3商品ずつの6点を紹介してみたいと思う。価格帯、性能、買い時かどうか、諸々を考慮した上で、☆5点での評価も行ってみた。もちろん、「もし3Dスキャナーを今年買うなら」というのが前提の評価だ。是非、参考にしてみて欲しい。     2021年に注目の3Dスキャナー   1.ScanDimension Sol       正確さ、持ち運びやすさ、使いやすさ、ScanDimension Solはそのどれを取っても、この価格帯においては非常に優れた3Dスキャナーであり、個人の趣味的な使用の範囲では最高ランクだろう。スキャン可能なサイズ感としては7×7インチと中小規模だが、オブジェクトの形状とテクスチャの両方をスキャン可能な点は嬉しい。日本語対応しているため、取り扱いにおいても苦労しない。レビューなどを見る限りでも「価格の付け間違い(つまり安すぎ)」とのポジティブな声が目立つ。「2020年のベスト3Dスキャナー」としてバイヤーズガイドに掲載された実績もあるが、その存在感は2021年も健在だ。精度 ~0.1mmOS兌換性 Windows10/Mac OS X 10.14+おすすめ度 ☆☆☆☆☆ 2.Matter and Form3D V2       好評だった前作V1の後継機Matterand Form V2。前作同様、PCへのUSB接続が可能で、デスクトップスキャナーにもなり、また持ち運びに関しても折りたためるため非常に便利。精度もこの価格帯にしては高く、使いやすさには定評があるが、おすすめ度でいうと、ScanDimension Solの方が一段階上か。兌換性の高さにおいて評価する声も。精度...

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知育玩具の無料3Dモデルおすすめ10選——3Dプリンターで始める幼児教育
2021年7月17日

知育玩具の無料3Dモデルおすすめ10選——3Dプリンターで始める幼児教育

  いま話題の「知育」とは?   近年、「知育」という言葉が関心を集めている。知育とは子供の知能や表現力を伸ばすために行われる教育を意味する言葉。特に幼児教育における用語として、現在、広く定着しつつある。この言葉の生みの親はハーバード・スペンサーという社会学者だと言われている。スペンサーは教育には知育、体育、徳育の「三育」があると主張し、その三つをバランスよく行うことが重要だと考えた。では、なぜいま幼児教育における「知育」が注目されているのか。それは幼児の脳が柔軟であり、高い吸収力を持つとされているからだ。つまり、知能の向上を目指した教育を行う場合、それは早くから始めるほど効果が大きいということ。昨今では「生涯学習」なる言葉もあるが、そうとはいえ、学習力に関しては年齢が若いほど高い傾向にあるのも事実。幼児のうちの学習は生涯にわたっての財産となるのだ。とはいえ、幼児に難しい算数ドリルをやらせればいいかと言えば、そんなことはない。強引に勉強を押し付ければ勉強に対する苦手意識ばかりが作られてしまう。知育の重要な点は年齢に応じて適切な感覚刺激をなるべく楽しい形で与えることだ。その上でもいま注目を集めているのが知育玩具だ。要するに知育に役立つおもちゃのこと。最近では一つの大きなジャンルともなりつつあり、ネットで「知育玩具」と調べれば、オススメの知育玩具が様々に紹介されていて、通販で購入可能となっている。しかし、それを見ていてふと思った。知育玩具とはいえ子供向け。いずれの知育玩具も構造自体は単純なものばかり。これなら家庭用3Dプリンターでも十分に出力できるのではないだろうか?早速、3Dデータサイトで検索してみたら、世界各国のモデラーたちが様々な知育玩具(英語ではeducational toy)の3Dデータを提供していた。そこで今回は、様々なデータサイトで提供されている数ある知育玩具の3Dデータの中から10個のデータを厳選し、ご紹介したい。知育に役立つ楽しいおもちゃを出力しながら、ついでに3Dプリンターの取り扱いも覚えられたなら、子供の教育にとってこれ以上のことはないはずだ。     知育玩具の無料3Dモデルおすすめ10選   1.アルファベットの積み木       まず1つめは、おもちゃの定番である「積み木」だ。しかし、ただの積み木じゃない。こちらの積み木ではアルファベットや数字がプリント可能となっており、英語や数字に親しみつつ、積み木遊びを楽しむことができる。創作精神も養うことができそうだ。制作者はjbramel氏。データはThingiverseにてダウンロードできる。 https://www.thingiverse.com/thing:2368270 2.算数勉強用玩具スピナー       こちらは幼児よりも少し大きめ、足し算、引き算、あるいは掛け算などの算数の勉強を遊びながらすることができる特製スピナーだ。ただ黙々とテキストに向かい合うより、手を動かしてスピナーを回しながら計算を覚えていった方が脳も活性化するし、効果も大きい。制作者はpauloblannk氏。データはThingiverseでダウンロードできる。https://www.thingiverse.com/thing:452651 3.地図にもなる地球儀       こちらは平面から球体へと変化する地球儀だ。そもそも地球儀は世界の大きさを知る上でも、外の世界への関心を養う上でも、とても有意義な玩具の一つである。しかし、このアイテムの場合はさらに、開くと平面の世界地図になり、閉じる球体の地球儀になるという優れもの。いかにして平面の世界が球体状に展開しているのか。子供の知的好奇心を刺激すること間違いなしだ。制作者はlnicus氏。データはThingiverseでダウンロードできる。https://www.thingiverse.com/thing:4030669 4.カラフルそろばん        ...

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高品質の商品を早く・安く・安心してお届け

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