歯医者さん必見! いま最もオススメの口腔内3Dスキャナー5選
口腔内3Dスキャナーとは、従来の印象材を使わずにデジタル技術で歯型を取得する革新的な歯科機器です。SK本舗では3Dプリンター・スキャナー専門通販として、歯科業界の最新動向を追い続けています。本記事では、歯科医療のデジタル化を推進する2026年最新おすすめの口腔内3Dスキャナー5選をご紹介します。患者の快適性向上と診療効率化を実現する機種を厳選しました。
歯科医療を刷新する口腔内3Dスキャナー
近年、急速に発展を遂げたデジタル技術の医療への導入により、歯科医療のワークフローが大きく変化しつつあると言われる。中でも今まさに大転換を迎えているのが「歯科印象」だ。
一般的に「印象」という言葉はある対象に対して抱くイメージのことを指すが、歯科医師にとってはちょっと違う。歯科医療において「印象」と言えば、歯型を取ることを意味する。
従来の印象採得においては、患者の歯型の石膏模型を取るのが一般的だった。筆者も経験があるが、なんか微妙な味がする弾力性のある塊を噛まされるあの感じが実に不快だったことを覚えている。時間もかかるし、後味も悪い。しかし現在では、この印象採得を口腔内3Dスキャナーで行う医院が増えてきているようだ。これにより患者の不快感が減るのみならず、医師にとっても作業時間が大幅に短縮され、かつ材料の消費削減にも繋がっているというのだ。
そこで今回は全国の歯医者さんのために、現在(2026年10月時点)最もおすすめの口腔内3Dスキャナーをいくつか紹介したい。参考にしたのは、レビュー力に定評のある世界最大手3Dプリントメディア「ALL3DP」だ。すでに口腔内3Dスキャナーを導入済みの方も、これから導入を考えているという方も、この記事を是非とも口腔内3Dスキャナー選びの参考にしていただけたなら幸いだ。
どんな口腔内3Dスキャナーを選ぶべき?選び方のポイント
さて、まず重要なのは評価基準だ。鍵となるのはソフトウェア。口腔内3Dスキャナーは、ソフトウェアがキャプチャした画像をデジタルモデルに変換すると、それらの画像を内部または外部のラボに送信し、プロテーゼを設計製造することができる。この際、スキャンから最大のデータを組み合わせて保存するためには、ソフトウェアの精度が重要なのだ。
そのため多くの口腔内3Dスキャナーには独自のソフトウェアが付属している。研究者によれば、独自のネイティブソフトウェアを備えたスキャナーは、画像を独自の形式からSTLなどのオープンファイル形式に変換する必要があるスキャナーよりも正確な結果をもたらすとのことだ。ただし、その場合、スキャナーの価格も自ずと高額化する。そうしたことを諸々込みで判断する必要がある。
また、患者の負担を減らすためには画像をキャプチャして画面に送信できる速度も大事だ。あるいは無関係なデータを排除するAI機能も重要だろう。そしてスキャナーと言えば精度もまた重要なポイントだ。
これらの点を踏まえ、オススメの口腔内3Dスキャナーを5つ紹介したい。
2026年版:いま最もオススメの口腔内3Dスキャナー5選
Shining3D Aoralscan

ここ数年で大きく変化しつつある。このShining3D Aoralscanはリアルタイムでリアルな色彩でデータを生成する口腔内スキャナーだ。搭載されたモーションセンシングテクノロジーにより、ユーーザーは毎秒15フレームでスキャンを行うことができる。ソフトウェアも優秀だと評価が高い。
また施術者はDLP3Dプリンターに直接スキャナーを接続することで、作業モデル、歯科矯正モデル、インプラントモデルなどの製品を作成することもできる。ユーザーも非常に多く、今導入して間違いのない口腔内3Dスキャナーのひとつだ。
iTero Elementスキャナー

ここ数年で大きく変化しつつある。iTero Element スキャナーは60秒でアーチ全体をスキャンできる口腔内スキャナーとして患者のストレスが軽減できると業界でも多く使用されているスキャナーだ。
ソフトウェアも非常に優秀だが、最も効果的に使う上ではメーカー元であるAlign Tech社のInvisalignシステムで使用するのが良いとされている。このシステムのユニークさは、医師が過去の患者記録を比較して、歯の磨耗や歯肉の経時変化を視覚化できるiTero Time Lapseだ。
DentalWings VirtuoVivo

VirtuoVivoはあらゆる角度から総合的なスキャンデータを取得するために4台の小型カメラと1台のプロジェクターが搭載されている。そのため、このタイプの小型スキャナーでは通常なら到達が困難な領域までキャプチャすることができる。
メーカーによれば市場で最もモバイルなIOSデバイスの一つとなることを目指している、とのこと。また医師は、オープンSTLまたはDWOS Connectデータエクスポートを介して他の社内システムでレンダリングを使用することにより、完全なチェアサイドワークフローを実現できる。
Medit Mediti700

Mediti700の主なセールスポイントは、フルカラーストリーミングキャプチャを可能にする3Dインモーションビデオテクノロジーだ。スマートスキャンフィルターは最終画面から不要なデータを削除するだけでなく、顔と骨の両方のデータを含むことができ、より包括的なスキャンを行うことができる。
クラウドベースのサービスのため、医師は好みのソフトウェアを使用することができる。また電力供給ケーブルを使用してデバイスをPCに直接接続できるためポータブルにもなる。
CareStream CS3700

CS3700もまたその速度と色の正確さによって高い評価を得ている口腔内3Dスキャナーだ。30秒で単一のアーチをスキャンでき、同時に三角測量アルゴリズムによってカラーマッチングを行う。
ソフトウェアも優れており、より高速なスキャン、正確なライブビュー、ワンクリックのエクスポートを可能にしている。
口腔内3Dスキャナーに関するよくある質問
口腔内3Dスキャナーの導入コストはどのくらいですか?
口腔内3Dスキャナーの価格は機種や機能によって大きく異なります。エントリーモデルで100万円程度から、高機能なプロ仕様では300万円を超える場合もあります。ただし、従来の印象材コストや作業時間短縮効果を考慮すると、中長期的にはコストメリットが期待できます。
口腔内3Dスキャナーと3Dプリンターの連携は可能ですか?
はい、多くの口腔内3Dスキャナーは3Dプリンターと連携可能です。スキャンデータをSTL形式で出力し、専用スライサーソフトで処理することで、歯科模型や矯正装置の直接造形が可能になります。
患者さんにとってのメリットは何ですか?
従来の印象材による不快感がなくなり、スキャン時間も大幅に短縮されます。また、デジタルデータのため再印象の必要性が減り、通院回数の削減にもつながります。リアルタイムで結果を確認できるため、患者さんの理解も深まります。
3Dスキャナー以外に必要な周辺機器はありますか?
基本的にはPCとソフトウェアがあれば使用可能ですが、より効率的な活用には3Dスキャナー関連の周辺機器や、データ処理用の高性能コンピューターが推奨されます。また、スキャンデータを活用した造形には3Dプリンターの導入も検討されるとよいでしょう。
患者にとってより快適な歯科医療を
ここに紹介したのはいずれも現在市場に流通している口腔内3Dスキャナーの中でも特に評価が高く、実績のあるものばかり。ここにあげた情報だけでは導入の決め手にはならないかもしれないが、比較検討のための参考にしていただけたなら幸いだ。
なお、今後も定期的に歯科医療関連の3Dプリンター(及びスキャナー)情報を発信していく予定だ。歯医者さんが苦手な筆者としては、歯科医療の現場が医師、患者の双方にとってより快適な場となることを心から願っている。
