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UV照度計の活用方法【光造形プリンター用】

UV照度計とは?光造形プリンターになぜ必要か

UV照度計は、光造形3DプリンターのLCDから出る405nm前後の紫外光の強度(mW/cm²)を測る計測器です。LCDマスクや光源(LED)は経年で出力が落ちるため、定期測定で「同じ露光時間で同じ硬化品質を維持できているか」を客観的に確認できます。露光不足は層剥離・サポート折れ・寸法縮小、露光過多は寸法肥大・サポート跡の悪化につながるため、季節変わりや交換後のレジン変更時には特に役立ちます。

主な活用シーン

  1. 新品プリンターの初期測定:購入直後に基準値を取り、「いつ・いくつだったか」を記録しておくと、後の劣化判定が容易になります。
  2. LCD交換後の確認:LCDを交換したら必ず測り、ベース露光時間の見直しが必要か判断します。
  3. 新しいレジンを使う前のキャリブレーション:レジンメーカーが推奨する露光時間は、ある照度を前提にしています。手元のプリンターの照度が低ければ露光を伸ばす、高ければ短くする調整に使います。
  4. 季節・温度変化での再確認:冬場と夏場でレジン粘度・反応性が変わるため、定期測定で安定運用ができます。

測定の手順

  1. プリンターのレジンを抜き、レジンタンクとプラットフォームを取り外します。
  2. LCDの表面(保護フィルム上)にUV照度計のセンサー面を置きます。中央・四隅で複数点測ると、面内ムラを把握できます。
  3. プリンターのテストモードや「Self-Check」「Light Test」で全面照射し、安定した数値を読み取ります。
  4. 結果を日付・機種・LCD稼働時間とセットで記録(スプレッドシート推奨)。

注意点

  • LCDフィルム保護:照度計のセンサーで擦らないよう、置くときは慎重に。
  • 波長対応:光造形3Dプリンター用は405nmに対応した照度計を選びます(汎用UV-A計の中には365nmが校正基準のものがあります)。
  • 同条件で測る:環境光・温度の影響があるため、同じ時間帯・同じ部屋で測ると比較が容易です。

Tips

月1回の定期測定を習慣にし、初期値から20〜30%以上の照度低下が確認されたらLCD交換の検討時期です。LCDモデル毎の交換目安はメーカー公式(Phrozen・ELEGOO・Anycubic等)に記載されているため、合わせて参照してください。

※ 取扱状況のご案内: 本記事中で言及されている Peopoly 製品は、現在SK本舗での新規取扱を終了しております。記事は既存ユーザー・比較参考のために維持しています。