Phrozen光造形プリンターのレベリング方法
光造形プリンターの造形品質を左右する最重要工程がレベリング(平面化調整)です。Phrozen製プリンター(Sonicシリーズなど)では、造形前にビルドプラットフォーム(造形台)とLCDパネル面(およびレジンタンク底面)を正確に平行にする必要があります。レベリングが不正確だと、造形物の歪みやサポート不足による失敗につながります。
※注意:Sonic Mighty Revo 16Kなど、自動レベリング機能を搭載した最新Phrozenモデルでは、本ページの紙レベリング手順は不要です。本体メニューの「Auto Calibration」機能を使用してください。本ページの手動手順は、Sonic Mini 8K / Sonic Mini 8K S / Sonic Mighty 8K(手動レベリング機)など、紙レベリングが標準のモデル向けです。
レベリングの準備
まずプリンター本体を水平な場所に設置し、電源を入れます。レベリングはレジンタンクを取り外した状態で行うのが基本です。タンクにレジンが残っている場合は、必ず元の容器に戻してからタンクを外し、LCDパネル面にほこりや汚れがないか確認してください。
標準的なレベリング手順
- レジンタンクを取り外し、LCDパネル面を露出させます
- プリンター付属のレベリング用紙(またはA4用紙)をLCDパネル上に置きます
- プリンターのメニューから「Z軸キャリブレーション」または「レベリング」を選択し、ビルドプラットフォームをLCDパネルに近づける方向に降下させます
- 用紙の上にビルドプラットフォームが軽く触れた位置で、調整ネジを回して四隅のバランスを取り、用紙を引いたときに軽い抵抗が感じられる状態に追い込みます
- Z=0をゼロ点として保存し、プラットフォームをホーム位置に戻します
- 用紙を取り外し、レジンタンクを元に戻します
レベリング後の確認
レベリング完了後は、小型のテストモデル(XYキャリブレーション用のテストパターン等、フリーで配布されているもの)で試造形することをおすすめします。造形物の表面が滑らかで均一で、ビルドプレートからの剥離もスムーズに行えれば、レベリングは成功です。
Tips: 定期的なレベリングが品質の鍵
Phrozenプリンターは精密機器です。毎日の使用や異なるレジンへの変更時には、再度レベリングを行うことで安定した造形品質を維持できます。
