Phrozen光造形プリンターの推奨レジン設定とは
Phrozen製の光造形プリンター(Sonicシリーズ・Megaシリーズ・Mightyシリーズなど)で高品質な造形物を作るには、使用するレジンに応じた適切な設定が必要です。本記事では、主要なレジンタイプ別の推奨設定をご紹介します。
レジン設定の基本パラメータ
光造形では以下の3つが重要な設定項目です。
- 露光時間(Exposure Time):紫外線の照射時間で、硬化速度に直結します
- 層厚(Layer Height):1層あたりの厚さ(通常0.025mm~0.05mm)
- リフトスピード(Lift Speed):造形台の上昇速度で、層の剥離時間に影響
Phrozen主要レジンの推奨設定
標準汎用レジン
最も一般的な設定です。SK本舗で取扱う標準レジンの場合、露光時間6~8秒、層厚0.05mm、リフトスピード60~80mm/minが目安となります。
高精度用レジン
細部の再現性を重視する場合、露光時間を4~6秒に短縮し、層厚を0.025mmに設定してください。造形時間は増加しますが、精度が向上します。
高靭性レジン
強度が必要な造形物の場合、露光時間8~10秒、層厚0.05mm、リフトスピード40~60mm/minで硬化を十分に進めることが重要です。
設定を決める際の手順
- レジンの取扱説明書で推奨値を確認
- テストプリント用サンプルで造形
- 結果を評価し、必要に応じて±1~2秒の微調整
- 最適値が決まったら保存して記録
よくあるトラブルと対処法
造形物が層状に剥がれる場合は露光時間が短すぎます。逆に細部が潰れて繋がる場合は露光時間が長すぎるサインです。1〜2秒ずつ調整して最適値を探してください。
プロからのTips
環境温度もレジンの硬化速度に影響します。季節による温度変化がある場合、同じレジンでも露光時間を微調整することをお勧めします。特に冬場は1~2秒の延長が必要になることがあります。
