Phrozen光造形プリンターのWiFi印刷方法
Phrozen製の光造形プリンター(Sonic Mighty 8K・Sonic Mega 8K などのWiFi対応モデル)では、USBメモリ経由だけでなく、WiFi経由でスライス済みデータをプリンターに送信できます。本記事では、Phrozen OS Interface(プリンター内蔵のWebインターフェース)を使ったWiFi印刷の設定方法と使用手順を解説します。
WiFi接続の初期設定手順
- プリンター本体の電源を入れ、タッチパネルから「Settings(設定)」→「WiFi」を選択します
- 接続したいSSID(ネットワーク名)を選び、パスワードを入力して接続します
- 接続が完了すると、タッチパネル上部にプリンターのIPアドレスが表示されます(このIPアドレスを控えておいてください)
- PCまたはスマートフォンを、プリンターと同じWiFiネットワークに接続します
PCからのWiFi送信方法(Phrozen OS Interface)
- WebブラウザのアドレスバーにプリンターのIPアドレスを入力してアクセスします。これでPhrozen OS Interfaceが開きます
- スライサー(CHITUBOX Basic / CHITUBOX Pro / Lychee Slicer 等、公式推奨スライサー)でモデルをスライスし、.ctb 形式で保存します
- Phrozen OS Interfaceの「Plates」から「Upload」を選び、スライス済みファイルをアップロードします
- アップロードが完了したら、画面上でファイルを選択して印刷を開始します
CHITUBOXからの直接送信について
CHITUBOX(Basic/Pro)の「Network Sending」機能を使うと、スライス後にWiFi経由でファイルを直接プリンターに送ることもできます。送信時、既定の拡張子が.cbddlpになっている場合は、対象機種に合わせて.ctbなどに変更してから送信してください。
WiFi印刷時の注意点
- プリンターとPC/スマートフォンは同じWiFiネットワーク内にある必要があります
- メッシュWiFiやWiFi中継器(エクステンダー)経由では接続が不安定になる場合があります。可能な限りルーターと直接接続してください
- 大容量のスライスデータは転送に時間がかかります。安定した転送を優先する場合はUSBメモリ経由も検討してください
- ファームウェア・スライサーを最新版に更新しておくと互換性トラブルを避けやすくなります
トラブルシューティング
WiFi接続がうまくいかない場合は、プリンターとルーターの再起動をお試しください。IPアドレスが振られない場合は、ルーターのDHCP設定や2.4GHz帯/5GHz帯の対応状況もご確認ください(Phrozenの多くの機種は2.4GHz帯のみに対応します)。それでも解決しない場合は、Phrozen公式ヘルプセンター、またはSK本舗のカスタマーサポートまでお問い合わせください。
Tips
複数の印刷ジョブを連続で送信する場合、前の印刷が完全に完了してから次のデータを送信することで、通信エラーや転送の取りこぼしを防ぎやすくなります。
