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FEPフィルム交換後のトラブルシューティング

FEPフィルム交換後のトラブルシューティング

FEPフィルム(樹脂が接触する透明フィルム)を交換した後、印刷がうまくいかないというお問い合わせをいただくことがあります。このページでは、交換後に発生しやすいトラブルと解決方法をご紹介します。

よくあるトラブルと対処法

1. 造形物がビルドプレートに付着しない

最も一般的なトラブルです。原因としては、FEPフィルムが正しく装着されていないか、フィルムにシワが残っている、または張り具合が不均一である可能性があります。

  • FEPの張りに緩み・シワがないか目視で確認します。フィルム中央を軽く指で押した際、適度な反発があり、音は「ポン」という張った太鼓のような音が目安です
  • タンク枠のネジを対角線順に少しずつ均等に増し締めします
  • ベッドレベリング(Zオフセット)を再実施し、初層露光時間を標準よりやや長めに設定します

2. 液体が漏れている

フィルム装着部分のシール不良が考えられます。タンク内部のパッキンやネジの締め具合を確認し、正しい手順で再度装着してください。

3. 造形物の表面に白濁・傷が出る

FEP表面にクリーニング時の繊維残りや指紋の皮脂が付着している可能性があります。柔らかい不織布とIPA(イソプロピルアルコール)で軽く拭き取り、完全に乾燥させてからレジンを投入してください。強く擦るとFEPに細かな傷が付き、新たな白濁の原因になるため注意が必要です。

フィルム交換のコツ

  • 常に清潔な環境で交換作業を行う
  • 湿度の高い場所を避ける
  • 交換後は軽く試し印刷をして動作確認する

Tip: FEPフィルムは消耗品で、交換目安は時間ではなく累積層数や使用状況で判断します。一般的には数万層〜十数万層、もしくは白濁・傷・凹みが見えた時点で交換を検討してください。失敗プリント後は必ずFEPの状態を目視で確認する習慣をつけると、安定した造形品質を維持できます。

※ 取扱状況のご案内: 本記事中で言及されている Peopoly 製品は、現在SK本舗での新規取扱を終了しております。記事は既存ユーザー・比較参考のために維持しています。