FEPフィルムに傷がついた場合の対処法
FEPフィルム(感光性樹脂を硬化させる際に接する透明なフィルム)に傷がついると、印刷品質の低下や樹脂の漏れなどのトラブルにつながります。傷の状態に応じた対処方法をご紹介します。
傷の程度による判断
- 浅い傷:機械は動作する場合もありますが、傷の周囲で液漏れ・レジンの硬化不良が発生する可能性があり、軽微でも経過観察と早期交換を強く推奨します
- 深い傷・欠損:液漏れリスクが高まるため交換が必要です
- 複数の傷:印刷精度に影響するため交換をお勧めします
対処手順
- 3Dプリンターの電源を切り、樹脂タンクを安全に取り出します
- LED懐中電灯などで傷の位置と深さを確認します
- 傷が浅い場合でも、清掃のみで使用を継続するのではなく、可能な限り早期に新品のFEPフィルムへ交換することを推奨します(清掃する場合は柔らかい布で優しく拭き取り、強くこすらないでください)
- 深い傷や欠損が見られる場合は、FEPフィルムの交換が必要です
FEPフィルムの交換
傷による問題を完全に解決するには、新しいFEPフィルムへの交換をお勧めします。交換方法は機種によって異なるため、お使いのプリンターの取扱説明書をご確認ください。
予防のヒント
FEPフィルムは消耗品です。定期的な清掃と丁寧な扱いで寿命を延ばすことはできますが、傷や白濁、押し跡が確認できた段階で早めに交換することが、液漏れによるLCD損傷・造形失敗のリスクを抑える最も確実な対策です。樹脂の硬化物が付着したままだと傷つきやすくなるため、使用後は速やかに優しく清掃してください(鋭利な工具や強いこすり洗いは厳禁です)。
※ 取扱状況のご案内: 本記事中で言及されている Peopoly 製品は、現在SK本舗での新規取扱を終了しております。記事は既存ユーザー・比較参考のために維持しています。
