最終更新日:

Elegoo FDMプリンターのノズル交換手順

Elegoo FDMプリンターのノズル交換手順

Elegoo FDMプリンターを長期間使用していると、ノズル(押出機の先端部品)が摩耗や詰まりを起こすことがあります。Elegooの現行FDMラインアップは大きく2系統あり、機種カテゴリで交換手順が異なります。

機種カテゴリ別の交換方式
  • Neptune 4 シリーズ(4 / 4 Pro / 4 Plus / 4 Max):V6系のヒートブロック構造に近く、ノズル単体交換が公式手順。本記事の以下の手順が該当します。
  • Centauri Carbon / Centauri Carbon 2:独自のホットエンドアセンブリを採用し、ELEGOO公式はホットエンドアセンブリ全体の交換を推奨しています。ノズル単体での着脱は構造上想定されていないため、消耗時は公式部品のアセンブリ単位で交換してください。詳細手順はELEGOO公式 Centauri Carbon マニュアル「Hotend Replacement」セクションをご確認ください。

※ 各機種の最新の交換手順は ELEGOO公式 製品ページ/ユーザーマニュアルを最終的な根拠としてください。

Neptune 4 シリーズの交換前の準備

ノズル交換は、Elegoo公式手順に沿ってノズルを加熱した状態で行うのが原則です。冷えた状態では内部に残った樹脂が固化してネジ山が固着し、無理に回すとヒートブロックやヒートブレイクを破損するおそれがあります。直前まで使っていたフィラメントに合わせ、ノズルを200〜220℃程度まで加熱してから作業してください。耐熱グローブを着用し、火傷に十分注意します。

Neptune 4 シリーズのノズル交換手順

  1. プリンターの電源を入れ、画面操作でノズルを200〜220℃まで加熱する(直前のフィラメントに合わせて温度を調整)
  2. 耐熱グローブを着用し、ヘッドをノズルにアクセスしやすい位置へ動かす
  3. ヒートブロック側をレンチ(またはプライヤー)で固定し、もう1本のレンチで古いノズルを反時計回りに回して取り外す(片手で回すとヒートブレイクのネジ山を破損するおそれあり)
  4. 新しいノズルを手で軽く時計回りにねじ込む
  5. ヒートブロックを固定したまま、レンチで確実に締めつける(金属は冷えると収縮して緩むため、印刷温度に再加熱した状態での増し締めが望ましい)
  6. ノズルから樹脂がにじんでいないか、漏れがないかを加熱状態で確認する

交換後の確認

ノズル交換後は、プリンターの電源を入れ、ホットエンドを200℃程度に加熱してテスト印刷を実施することをお勧めします。フィラメント(3Dプリンター用の樹脂材料)が正常に押し出されることを確認してください。

ワンポイントアドバイス

ノズル交換時は、ホットエンドの周辺部品(テフロンチューブやサーミスターなど)に触れないよう注意してください。これらは繊細で、損傷するとプリンター全体の性能に影響します。ノズル交換に不安がある場合は、SK本舗の店舗スタッフに相談することも可能です。