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学校・教育機関向け3Dプリンター補助金完全ガイド|DXハイスクール・産業教育設備・SSH・理科教育設備の選び方

Q. 学校で3Dプリンターを買うときに使える補助金にはどんなものがありますか?
A. 主に①DXハイスクール(高校DX加速化推進事業/令和8年度の上限額 新規¥1,000万・継続2年目¥500万+重点700万・継続3年目¥300万+重点500万/文科省)、②産業教育設備整備費(私立は補助率1/3〈沖縄6/10〉/公立は地方一般財源化/文科省)、③SSH(令和8年度 新規47校採択=基礎枠31校など/JST)、④理科教育設備整備費(補助率1/2〈沖縄3/4〉/設置者単位/文科省)の4制度が中心です。校種・教育目的・予算規模で使い分けます。SK本舗(学校・教育機関導入支援)では制度別の見積書・仕様書テンプレートと申請書ドラフト支援まで提供しています。

最終更新: 2026-05-18|SK本舗(取扱8社の正規代理店 + 自社オリジナル)確認済み

学校で使える主要補助金 4制度の概要

学校・教育機関で3Dプリンターを導入する際、活用できる代表的な公的補助制度は次の4つに整理できます。制度の根拠法令と所管が異なり、対象校・対象経費・申請窓口もすべて違います。まずは全体像を俯瞰してから、自校に最も適した制度を絞り込んでください。

制度名 主な対象校 補助率/上限額(令和8年度の目安) 所管 公募時期 SK本舗サポート 適合度
DXハイスクール(高校DX加速化推進事業) 公立・私立高校/中等教育学校後期課程/特別支援学校高等部 定額補助/新規 ¥1,000万(100校)/継続2年目 ¥500万(200校・重点700万)/継続3年目 ¥300万(1,000校・重点500万) 文部科学省 初等中等教育局 参事官(高等学校担当)付 年度初頭〜春(公式公募要領で要確認) 見積書/仕様書/他社比較表/教育課程接続案/稟議書添付資料 ★★★★★
産業教育設備整備費 私立 工業・農業等の専門高校(公立は地方財源化) 私立 補助率1/3(沖縄6/10)/公立は 一般財源化(H17〜、設置自治体予算で対応) 文部科学省 産業教育振興室 年度ごと(公式公募要領で要確認) 専門学科別の活用例集/仕様書/実習設備としての位置付け文案 ★★★★
スーパーサイエンスハイスクール(SSH) SSH指定校(令和8年度 新規47校採択=基礎枠31/文理融合3/重点配分6/重点枠2/加速支援5、2026-03-26 文科省発表) 研究開発費として配分(指定区分・年度で変動) 文部科学省(運営 JST 科学技術振興機構) SSH指定申請:例年 1〜3月/指定後は年度予算で機材購入 課題研究テーマとの連動提案/高精細・多色機ラインナップ/3D Data Japan素材セット ★★★
理科教育設備整備費 小・中・高校/特別支援校の設置者(自治体・学校法人) 補助率1/2(沖縄3/4)/少額設備(小1万円未満・中2万円未満・高4万円未満)は対象外 文部科学省 初等中等教育局 教育課程課 設置者の予算プロセスに連動(年度初頭) 理科教材としての位置付け文案/3D Data Japan 教材データ提供 ★★

DXハイスクール

普通科・専門学科を問わず使いやすく、3Dプリンターは「DX人材育成に必要な設備」として申請しやすい制度。公立高校の最有力候補。

産業教育設備整備費

工業高校・農業高校・水産高校の実習機器として申請。機械科・電気科・情報科と相性がよい。

SSH

研究テーマと結びつけて申請。光造形機・マルチマテリアル機など研究室レベルの機種選定も可能。

理科教育設備整備費

理科教材として申請する場合の選択肢。地形模型・分子モデル・生物標本等の教材製作に向く。

それぞれの制度は「3Dプリンター購入専用補助金」ではない点に注意してください。DX教育・産業教育・科学教育・理科教育を目的とした包括的な設備整備制度の中で、3Dプリンターを申請対象として位置づける構造です。申請書では「なぜこの教育目的のためにこの機種・台数が必要か」を文章で説得する必要があります。

重要: 本記事の制度内容は2026-05-17時点の公開情報をもとに整理した目安です。上限額・補助率・対象経費・公募期間・申請窓口は年度ごとに変動します。実際の申請にあたっては、必ず文部科学省・JST等の公式公募要領で最新条件をご確認ください。

制度別 適合度マトリクス(校種×補助金)

「どの補助金を使えばよいか」は校種で大きく変わります。自校の校種を縦軸、補助金を横軸にして、適合度を★1〜5で整理した早見表です。

校種 DXハイスクール 産業教育設備 SSH 理科教育設備
公立高校 普通科(探究系) ★★★★★ ★★
公立 工業高校・農業高校 ★★★★ ★★★★★
私立高校(普通科) ★★★★★ ★★(要確認)
SSH指定校 ★★★★ ★★★★★
中学校(技術科) ★★★
小学校(理科) ★★
特別支援学校 ★★★

適合度★5は「制度趣旨と3Dプリンターの教育用途が直結し、申請書を書きやすい」という意味であり、採択を保証するものではありません。実際の採択は申請書の質・予算規模・他校との競合状況で決まります。なお上記4制度のほかにGIGAスクール構想第2期(端末更新中心)や地方創生臨時交付金(物価高騰対策中心)を3Dプリンター購入に充てる事例もありますが、訴求はやや弱めです。本記事では主軸4制度に絞って解説します。

DXハイスクール(高校DX加速化推進事業)の詳細

令和8年度 DXハイスクール 採択枠(出典:文部科学省)

  • 新規 100校程度¥1,000万/校(定額補助)
  • 継続2年目 200校¥500万/校(重点類型は¥700万)
  • 継続3年目 1,000校¥300万/校(重点類型は¥500万)
  • 対象校:公立・私立の高等学校/中等教育学校後期課程/特別支援学校高等部
  • 対象経費:設備備品費・関連経費・委託費・雑役務費・消耗品費・人件費(教職員除外)・諸謝金・旅費・借損料・印刷製本費・会議費・通信運搬費・保険料

申請書 記入例(事業計画書のうち「機器整備計画」相当パート)

申請書の様式や項目名は公募回ごとに異なりますが、3Dプリンターを位置づける文章は概ね以下のような書きぶりが採用例として通用します。あくまで参考例として、自校の教育課程に合わせて書き直してください。

本校では、総合的な探究の時間および情報I・情報IIの授業において、デジタル人材育成の柱として「アイデア → 設計 → 試作 → 評価 → 改良」のプロトタイピング・サイクルを生徒一人ひとりが体験できる学習環境を整備する。本事業ではFFF方式の卓上3Dプリンターを10台導入し、1クラス40名規模の授業を5〜6台同時稼働で運用する。

機種はBambu Lab A1(自動キャリブレーション・着脱マグネットビルドプレート・静音設計・PLA材中心)を選定する。理由は (1) 同一機種で統一することで教員の運用習熟コストを最小化できること、(2) 工学・美術・地理・地学・歴史等の教科横断教材として活用可能なこと、(3) 国内に正規代理店があり3年保守と教員研修の伴走体制が組めることである。

本機材整備により、生徒は自らの仮説検証サイクルを物理的に体験し、課題研究レポートの説得力向上が期待される。なお運用面では、稼働中の高温部からの安全確保、PLA材中心の換気運用、利用ルールの校内掲示、長時間造形の制限を含む安全運用ガイドラインを納入時に整備する。

※上記は記入例です。実際の様式・項目名・字数制限・必須記載事項は公式公募要領をご確認ください。SK本舗ではこのテキストのたたき台と、機種選定根拠(他社比較表)・運用計画(教員研修プラン)・3年消耗品費見積を一括で提供できます。

3Dプリンター導入で最も活用しやすい制度がDXハイスクールです。文部科学省が推進する高校教育のデジタル化加速事業で、デジタル人材育成に必要な設備整備として3Dプリンターを位置づけて申請できます。

DXハイスクールの基本情報

正式名称 高等学校DX加速化推進事業
所管 文部科学省
対象校 公立・私立高校(普通科・専門学科を問わず)
補助形態 定額補助(新規採択校/継続校で上限が異なる、公式公募要領で要確認)
対象経費 DX教育に資する設備・機器(PC・タブレット・3Dプリンター・データサイエンス教材等)、教材費、研修費など
申請窓口 公立は設置者(都道府県・市町村教育委員会)経由/私立は学校法人から直接申請
公募時期 年度初頭(公式公募要領で要確認)

DXハイスクールでは、3Dプリンターを以下のような教育目的に紐づけて申請するのが定石です:①設計→製造のDX体験(CAD演習との連動)、②探究・課題研究(地域課題プロトタイプ)、③3D×データサイエンス(3Dスキャナー連携)、④教科横断STEAM(物理・化学・美術・情報を横断)。

申請書では「DXに必要な設備」として3Dプリンターを位置づけるため、単なる機材購入ではなく「教育課程との接続」を明文化する必要があります。例えば「総合的な探究の時間で地域課題プロトタイピングを行うため、生徒3〜4人に1台のFDM機が必要」という形で、台数の根拠まで論証することで採択率が上がる傾向があります(採択基準の詳細は公式公募要領で要確認)。

産業教育設備整備費(工業・農業等専門高校)

工業高校・農業高校・水産高校・商業高校等の専門学科を持つ高校が対象となる、産業教育のための設備整備制度です。3Dプリンターは機械科・電気科・情報科・建築科などの実習機器として申請できます。

産業教育設備整備費の基本情報

正式名称 産業教育設備整備費補助金(公立分は地方交付税措置)
所管 文部科学省
対象校 工業・農業・水産・商業・家庭・看護等の専門学科を持つ高校
公立校の補助形態 地方交付税措置(設置自治体の予算編成を通じて配分)
私立校の補助形態 別建ての補助スキーム(年度ごとに条件変動、公式で要確認)
対象経費 専門学科の実習・実験用設備(機械加工機・電子回路機材・3Dプリンター・CAD/CAMソフトウェア等)
申請窓口 公立は設置自治体の予算プロセス/私立は学校法人から所定窓口へ

産業教育設備整備費は「実習で複数台同時稼働」のニーズに対応しやすい制度です。例えば機械科の3年生クラス(40名)でCAD実習→3Dプリンター造形まで1コマで回す場合、5〜10台の同時稼働が現実的で、この台数感覚で申請書を組むと産業教育としての実効性を訴求しやすくなります。公立校の場合は地方交付税措置として設置自治体の予算に組み込まれるため、事務職員・事務局長と早い段階で予算化スケジュールを共有することが、年度内発注に間に合わせるための鍵になります。

専門学科 3Dプリンターの活用例
機械科 機械設計・CAD実習の出力、治具・ジグ製作、機械要素(歯車・カム)の試作
電気・電子科 基板ケース、センサーマウント、ロボット筐体(マルチマテリアル対応機で応用拡大)
情報科 プログラミング連動造形、IoTデバイスケース、CAD実習の出力先
建築・インテリア科 建築模型、家具プロトタイプ、構造模型(光造形機なら細部表現も可能)
農業・水産科 スマート農業センサー筐体、養殖装置パーツ、ドローン部品(耐候性素材の運用)
家庭・看護科 食品サンプル・調理器具試作、介護補助具モデル、看護シミュレーション部品

SSH(スーパーサイエンスハイスクール)

スーパーサイエンスハイスクール(SSH)は、文部科学省が指定する先進的な理数系教育を行う高校等の研究開発支援制度です。指定校に対してJST(科学技術振興機構)から研究開発費が配分され、その中で3Dプリンターを課題研究の機材として導入できます。

SSHの基本情報

正式名称 スーパーサイエンスハイスクール(SSH)
所管 文部科学省(運営はJST 科学技術振興機構)
対象校 SSH指定校(国公私立高校・中高一貫校)
指定区分 基礎枠/開発枠/実践枠/重点枠/科学技術人材育成重点校等(指定区分により予算規模が異なる)
補助形態 研究開発費として配分(指定区分・年度で変動、公式で要確認)
対象経費 課題研究機材、教材、研修費、外部講師謝金、生徒の研究発表旅費など研究開発に関わる費用
申請窓口 SSH指定申請は学校→設置者→文科省。指定後の機材購入は校内予算プロセスで処理

SSHは「科学・数学・情報・技術等の研究開発」が前提のため、課題研究テーマと3Dプリンターを結びつけて活用するのが効果的です。具体的には次のような研究テーマで使われています。

研究分野 課題研究での活用例
物理・工学系 実験装置パーツ、流体可視化モデル、構造実験用試験片、振動解析モデル
化学・材料系 分子モデル、結晶構造可視化、反応容器カスタム、実験治具(光造形機で精密化)
生物・地学系 生物模型、化石レプリカ、地形断面模型、フィールド調査機器筐体(3Dスキャナー連携)
情報・データサイエンス系 機械学習デバイス、ロボット筐体、IoTセンサーケース、データ可視化模型
医学・生命科学/学際系 医療シミュレーション模型、解剖モデル、SDGs課題解決プロトタイプ、社会実装試作

SSHでは研究の高度化が評価軸の一つになるため、汎用FDM機だけでなく光造形機(高精細)・マルチマテリアル機・3Dスキャナーといった研究室レベルの機材選定も視野に入ります。SSH生徒研究発表会で論文や試作品を提示する際、造形品の精度が研究の説得力を底上げします。

理科教育設備整備費(小中高・特別支援)

理科教育設備整備費補助金は、小学校・中学校・高校・特別支援学校の設置者に対する理科教育の設備整備支援制度です。3Dプリンターは「理科の教材・実験機器」として申請する場合の選択肢になります。

理科教育設備整備費の基本情報

正式名称 理科教育設備整備費等補助金
所管 文部科学省
対象 小・中・高校/特別支援学校の設置者(自治体・学校法人等)
補助率 原則1/2(沖縄県は3/4、公式で要確認)
対象経費 理科教育振興法に定める設備・備品(理科教材、実験機器、観測機器等)
申請窓口 学校→設置者(自治体・学校法人)→都道府県教委→文部科学省
特徴 設置者が申請主体となるため、学校単独では申請できない(事務職員・教育委員会と連携必須)

3Dプリンターを理科教材として申請する場合、「具体的に何の理科教材として使うか」を明文化する必要があります。例えば次のような用途が想定されます。

教科 教材としての活用例
地学・地理 地形模型・等高線立体地図・地層構造模型を造形、教室で実物大の地理・地学教材として活用
化学 分子モデル・結晶構造・原子配列の立体可視化、教科書の二次元図では理解しにくい構造を実物で
生物 生物標本レプリカ、解剖モデル、化石レプリカ、細胞内構造の拡大模型
物理 力学実験装置パーツ、光学実験スタンド、電磁気学モデル、運動モデルの自作・実験器具の補完

この制度は設置者(自治体・学校法人)が申請主体になるため、学校単独では動けません。事務職員・教頭・校長を経由して教育委員会や法人本部と早めに調整を始めることが重要です。SK本舗運営の3D Data Japanでは理科教材として使える3Dデータも配布しており、「導入後すぐに授業で使える」点を申請書に盛り込めます。

補助金申請の標準フロー(相談から検収まで)

補助金を活用した3Dプリンター導入の標準的なフローは、6〜12ヶ月かかります。年度予算サイクルから逆算して動き始めるのが現実的です。

# ステップ 目安期間 主な作業
1 制度選定・相談 1〜2ヶ月 校種・教育目的・予算規模から使える制度を絞り込み、SK本舗等のパートナーへ初期相談
2 機種選定・仕様確定 1ヶ月 校種・台数・素材・周辺機器(フィラメント・スライサー・保守等)の構成を最終化
3 校内稟議書作成 1〜2ヶ月 教科会議→学校運営委員会→校長決裁→事務局決裁の流れ。見積書・仕様書・カタログを添付
4 補助金申請書作成・提出 1〜2ヶ月 公募要領に沿って申請書を作成、教育課程との接続を文書化、設置者・教育委員会と連携
5 審査・採択通知 2〜3ヶ月 所管省庁・JST等の審査を待つ。採択通知後に正式発注プロセスへ移行
6 発注・納入・検収 1〜2ヶ月 正式発注、動作確認、検収書発行、年度内納品の調整(納入立会は応相談)
7 教員研修・運用開始 納入後すぐ 教員研修(半日/終日)、安全運用ルール策定、初回授業実施、補助金実績報告書の準備
年度内検収の注意: 補助金は「年度内に検収を完了する」必要があるケースがほとんどです。3月末までに動作確認・検収書発行まで進められるよう、納入スケジュールを逆算して動きましょう。分納・年度跨ぎの調整・納入立会などが必要な場合は、ケースにより応相談で承りますので、お問い合わせ時にご相談ください。

特に校内稟議では、「なぜこの機種なのか/他社比較/予備パーツ・消耗品費/保守体制/教員研修」を明文化する必要があります。事務職員・教頭・校長・教育委員会の決裁を通すための情報を、口頭ヒアリングからドキュメント化まで伴走できる体制が補助金活用案件では特に有用です。

法人・中小企業向けの補助金(ものづくり補助金・IT導入補助金など)については 3Dプリンター補助金ガイド2026|法人・中小企業向け制度まとめ をあわせてご参照ください。

補助金で導入される3Dプリンターの機種選び

補助金は「機種の指定」がないことがほとんどです(一部の特殊制度を除く)。したがって、自校の教育目的に合った機種を自由に選定できます。SK本舗が補助金活用案件で実際に提案している機種を、用途別にまとめました。

主な用途 推奨機種 想定台数 相性のよい補助金
入門・初回導入 Bambu Lab A1 mini 1〜3台 理科教育設備、DXハイスクール
普通科 探究学習 Bambu Lab A1 / A1 mini 3〜10台 DXハイスクール
工業高校 実習 Bambu Lab P2S Combo(密閉・多色) 5〜10台 産業教育設備、DXハイスクール
SSH課題研究(フラッグシップ) Bambu Lab H2C(フラッグシップ多色) 1〜5台 SSH
SSH課題研究(高精細) Phrozen Sonic Mighty Revo 16K(光造形) 1〜2台 SSH
理科教材(地形・分子) Bambu Lab A1 + ELEGOO Mars 5 FDM 1台+光造形 1台 理科教育設備
高専・大学研究室 Bambu Lab H2C / P2S Combo 数台〜十数台 SSH(中高一貫)、産業教育設備

補助金活用案件では、「同一機種で複数台統一する」のが運用面で楽です。教員が手順書を1本作れば全台に展開でき、スライサー設定・フィラメント在庫・予備パーツも共通化できます。Bambu Lab A1シリーズは自動キャリブレーション・着脱マグネットビルドプレート・静音設計が揃い、初めて触る教員でも教室で動かしやすいため、複数台導入の第一候補です。予算規模が大きい場合はP2S Combo(密閉筐体+AMS 2 Proで多色出力対応)、SSH課題研究や大学研究室レベルではH2CやPhrozen Sonic Mighty Revo 16Kといった研究室クラスの選定も視野に入ります(取扱状況は2026-05-17時点)。

SK本舗の補助金書類サポート

補助金活用の最大のボトルネックは「書類作成」です。SK本舗(学校・教育機関導入支援)では、補助金申請から検収まで一連の書類テンプレートと作成支援を標準オプションとして提供しています。

補助金申請に必要な書類(見積書・仕様書・比較表)のサンプルイメージ
書類 SK本舗の提供範囲
見積書 税抜/税込明記、定価・割引・送料・保守費を分解した形式で発行
仕様書 機種スペック・対応素材・周辺機器・保守内容を1枚にまとめたPDF
メーカーカタログ メーカー公式カタログPDFを束ねて提供(稟議書添付資料)
他社比較表 取扱8社の中から複数機種を比較、制度別にカスタマイズ
納品書・検収書・請求書 自治体の支払サイクル(請求書払い・検収後支払い)に対応。分納・年度跨ぎ調整・納入立会はケースにより応相談。

特に補助金活用案件では「他社比較表」が稟議通過の鍵になります。なぜその機種を選んだのか、他にどんな選択肢があってどう比較したのか、を一覧化することで決裁者が判断しやすくなります。SK本舗は取扱8社の正規代理店として、幅広い機種比較を提供できる立場にあります。なお、SK本舗(学校・教育機関導入窓口)には経験豊富な担当者が在籍しており、学校・教育機関の様々な要望に対応します。

補助金で導入される典型パターン3例(見積イメージ)

補助金活用案件の構成を、想定パターン3つに整理しました。あくまで構成イメージで実際の見積は機種価格・付帯サービス・年度により変動します。稟議に使う正式見積は別途お問い合わせください

パターン 想定校種・補助金 標準構成 見積イメージ(税抜・参考値)
パターンA
入門10台
公立高校 普通科探究/DXハイスクール 継続2年目 ¥500万枠 or 3年目重点 ¥500万枠 Bambu Lab A1 ×10台+PLA10色+教員研修 終日対面+1年保守+3D Data Japan素材セット 概算 ¥400〜450万 規模
※在庫・キャンペーン・割引適用前の概算
パターンB
多色実習10台
工業高校/DXハイスクール 新規 ¥1,000万枠 + 産業教育設備(私立) Bambu Lab P2S Combo ×6台+PLA/PETG/PA-CF混合+教員研修 終日×2回+3年保守+3D Data Japan素材セット 概算 ¥800〜950万 規模
※エンクロージャー機種・多色・3年保守込みの想定
パターンC
混合構成(SSH)
SSH指定校 課題研究/SSH研究開発費 + DXハイスクール Bambu Lab H2C ×3台+P2S Combo ×7台+Phrozen Sonic Mighty Revo 16K ×1台+多色フィラ+研修 終日×2+3年保守+3D Data Japan素材セット 概算 ¥1,500〜1,800万 規模
※フラッグシップ多色+光造形高精細+研究室クラス運用想定
概算の前提: 上記は機種定価ベースの参考概算であり、実勢価格・キャンペーン・アカデミック割引・分納条件・運送費等により変動します。実際の稟議用見積書(税抜/税込明記・対象経費別の内訳付き)は、校種・台数・希望オプションをお伺いした上で個別に作成します。

同じ予算でも「同一機種で揃えるか」「フラッグシップを少数入れるか」で授業設計が変わります。初回導入は同一機種統一で運用ノウハウを溜め、年度更新でフラッグシップ・光造形機を追加する二段階導入がおすすめです(教員の習熟コストを最小化できます)。

よくある質問

Q. 補助金採択前に発注して、後から補助金を充てることはできますか?

原則として補助金は採択通知後に発生した経費が対象です。採択前に発注すると補助金対象外となるリスクがあるため、必ず採択通知を待ってから正式発注してください。詳細は各制度の公募要領をご確認ください。

Q. 複数の補助金を組み合わせて使えますか?

制度によって併用可否が異なります。同一経費の二重受給は禁止が原則ですが、対象経費の区分が異なれば併用できる場合があります。各制度の公募要領で要確認です。

Q. 補助金の申請書作成までSK本舗が代行できますか?

申請書作成主体は学校・設置者です。SK本舗は添付資料(見積書・仕様書・カタログ・他社比較表)の提供と、教育課程との接続を文章化する際の助言・たたき台提供までサポートします。

Q. 私立学校でも補助金は使えますか?

DXハイスクール・SSHは公立・私立を問わず申請可能です。産業教育設備整備費は私立向け補助スキームが別建てで存在し、理科教育設備整備費も設置者単位で申請できます(詳細は公式公募要領で要確認)。

Q. DXハイスクール 令和8年度の新規採択枠は何校ですか?

令和8年度のDXハイスクール(高校DX加速化推進事業)は、新規 100校程度に¥1,000万/校、継続2年目 200校に¥500万(重点700万)、継続3年目 1,000校に¥300万(重点500万)が予算上の枠として公開されています(出典:文部科学省)。各年度の最新公募要領を必ずご確認ください。

Q. 公立工業高校で産業教育設備整備費は使えますか?

産業教育設備整備費の直接補助は私立高校が対象(補助率1/3、沖縄6/10)です。公立高校は平成17年度以降「設備整備費は一般財源化」されており、地方交付税の中で措置されています。実務上は都道府県教育委員会の予算枠で対応するため、設置者である都道府県の所管課への相談から始めます。DXハイスクールとの併用も視野に入ります。

Q. SSH指定校以外でもSSH予算は使えますか?

SSH(スーパーサイエンスハイスクール)の研究開発費はJSTが指定したSSH指定校のみが対象です。令和8年度は基礎枠31校など計47校が新規採択されました(2026-03-26 文部科学省発表)。SSH指定校以外は、DXハイスクール・産業教育設備整備費・理科教育設備整備費を検討します。

Q. 理科教育設備整備費で対象外になる「少額設備」とは?

理科教育設備整備費等補助金では、小学校は1個・1組あたり1万円未満、中学校は2万円未満、高等学校は4万円未満の設備は「理科少額設備費」扱いとなり、国の補助対象外(地方財政措置の中で対応)です(出典:文部科学省)。3Dプリンター本体は通常この上限を超えるため対象になりますが、消耗品費の扱いは要確認です。

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本記事の確認体制:SK本舗(学校・教育機関導入支援/取扱8社の正規代理店 + 自社オリジナル)が、文部科学省・JST等の公開情報をもとに確認しています。

最終更新:2026-05-17

制度情報の一次ソース取得日:2026-05-17(文部科学省・JST 公式公開情報)

補助金の上限額・補助率・対象経費・公募期間・申請窓口は年度公募ごとに変動します。実際の申請にあたっては、各制度の最新公募要領を必ずご確認ください。本記事は制度の概要把握を目的とした情報提供であり、特定の補助金採択を保証するものではありません。

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