UVレジンの硬化ムラが出る場合の対策
UVレジンをLEDライトで硬化させる際に、一部だけ硬化が不十分になったり、逆に一部が過硬化になったりする「硬化ムラ」は、クラフトレジン制作でよくあるトラブルです。このムラが生じると、作品の品質低下につながります。SK本舗でも多くのお客様からご相談を受ける問題ですが、原因を特定して対策すれば解決できます。
硬化ムラの主な原因
- ライトの照射位置が均等でない:レジンの厚さやライトとの距離が不均等だと、一部分だけ光が当たりにくくなります
- レジン層が厚すぎる:UVの浸透距離には限界があり、3mm以上になると内部まで光が届きません
- LEDライトの経年劣化:ライトの発光量が低下すると、硬化時間が不足しやすくなります
- レジンの気泡:気泡がある部分は光が散乱し、硬化が遅れます
硬化ムラを防ぐ対策
- レジンの厚さを調整する:一度に流す量を減らし、2〜3mm程度の厚さに抑えましょう。厚い部分が必要な場合は、何層かに分けて硬化させます
- ライトの距離と角度を確認:レジンからライトまでの距離を均等に保ち、必要に応じてレジン容器を回転させながら照射します
- 気泡を除去する:流し込み前に、チューブを軽くたたいたり、エンボスヒーター(ヒートガン)で表面を軽く温めて気泡を抜きます
- 照射時間を延長する:推奨時間より長めに照射することで、硬化ムラを補正できます
- LEDライトの交換・点検:ライトを頻繁に使用している場合、発光量低下が原因のことがあります。硬化後に表面がベタつく・爪で跡がつくといった症状が出るときは、まず照射時間を延長して改善するか確認し、それでも改善しない場合はライト本体の交換を検討してください
ワンポイントTips:複数のレジン作品を同時硬化させる場合は、回転式のUVレジン硬化ボックスの導入がおすすめです。均等な光の照射で硬化ムラを大幅に削減でき、制作効率も向上します。
