UVレジンがベタつくときは、まず表面だけがベタつくのか、作品全体が柔らかいのかを分けて確認します。すべての製品に同じ追加照射時間やIPAでの拭き取りを当てはめず、使用したレジンの説明書とライトの条件を確認してください。
この記事はアクセサリーなどに使うクラフト用UV・UV-LEDレジンが対象です。3Dプリンターで出力した造形物については、洗浄後の二次硬化の確認方法をご覧ください。
ベタつきが残っている状態を確認する
表面だけがベタつく場合
空気に触れる表面では、酸素が硬化を妨げる「酸素阻害」によって未硬化層が残る場合があります。追加照射で対処できるか、拭き取りが必要かは製品ごとに確認します。触って確かめるために素手で扱わないでください。
作品全体が柔らかい場合
ソフトタイプは、硬化後も柔らかさが残る製品です。まずハード・ソフトの種類を確認してください。ハードタイプなのに固まらない場合は、レジンが指定する光源・照射条件と、使用中のライトが合っているかを確認します。
コーティングで仕上げたい場合
未硬化の原因を確認してから、製品が指定する方法で仕上げます。ベタつく作品を別のレジンで覆うだけで、中まで硬化したとは判断できません。薄く塗り重ねる方法も、すべてのレジンや盛り方に適するわけではありません。
使っている材料とライトを確認する
Aqualisは用途に応じて粘度を選ぶクラフト用レジンです。ライトを見直す場合は、Cure:rityの対応波長・有効庫内サイズ・使用上の注意を確認してください。ライトの買い替えだけでベタつきが解消するとは限りません。
レジン作業時のお願い
必ず換気をしながら作業してください。作業用手袋やエプロン等を着用し、未硬化のレジンが皮膚・衣類・家具に付かないようにしてください。火気の近くで作業せず、使用する製品の注意事項を守ってください。
よくある質問
- UVレジンがベタつくとき、まず何を確認しますか?
- 表面だけのベタつきか、作品全体の柔らかさかを分け、レジンの種類・説明書・ライトの照射条件を確認します。
- 追加硬化は一律に何分と決められますか?
- 一律には決められません。使用したレジンとライトの組み合わせに対応するメーカーの指定を確認してください。
- IPAで拭き取れば必ず直りますか?
- すべてのクラフトレジンに共通する方法ではありません。拭き取りの可否と使用する液剤は、レジンメーカーの説明に従ってください。
確認した資料
- SK本舗 Aqualis:用途・粘度・使用上の注意
- SK本舗 Cure:rity:ライトの仕様・使用方法
- PADICO UVレジン太陽の雫ソフトタイプ:硬化後の性質
- Dymax 技術資料:光硬化樹脂の表面と酸素阻害(一般的な原理)
本文・資料確認日:2026-09-23。メーカー資料と当店の製品案内を照合しました。この記事で新たな実機試験を行ったものではありません。
