Q. サーフェイサーの選び方と使い方【3Dプリント】
A. 3Dプリント造形物の表面処理に必要なサーフェイサーの選び方と使い方を解説。粘度や乾燥時間の選択、塗布・研磨の手順を紹介します。
最終更新: 2026-05-04|SK本舗確認済み
サーフェイサーとは
サーフェイサーは、3Dプリント造形物の表面を滑らかにし、塗装の下地を整えるための下地処理材です。積層ラインや細かな凹凸を埋め、プロフェッショナルな仕上がりを実現するために欠かせない素材です。
サーフェイサーの選び方
サーフェイサーを選ぶ際は、以下のポイントを確認しましょう。
- 用途:FDM(PLA・PETG・ABS等)か光造形(レジン)かで相性が異なります。多くの溶剤系サーフェイサーはPLA・ABSに適していますが、レジン造形物には密着性確認が必要です
- 粒子の細かさ:細目(1000番相当以上)はディテール温存、粗目(500~800番相当)は積層痕埋めに向きます
- 形状:スプレー缶(広範囲・ムラなく)/ボトル+エアブラシ(精密・厚み調整可)/瓶+筆塗り(部分補修向け)
- 色:グレー(最も汎用、上塗り色を選ばない)/ホワイト(明るい色の発色を保つ)/ブラック(深い陰影や金属色の下地に)
サーフェイサーの使い方
- 造形物の準備:サポート材を除去し、表面をアルコールで洗浄・乾燥させます
- サーフェイサーの塗布:ブラシまたはスプレーで均等に塗布します(複数回の薄塗りが効果的)
- 乾燥:製品の指定時間(通常2~24時間)完全に乾燥させます
- 研磨:耐水ペーパー(400~1000番)を使い、表面を滑らかに整えます
- 二度塗り:必要に応じてサーフェイサーを重ね塗りし、塗装に進みます
よくある質問
Q:サーフェイサーなしで塗装できますか?
A:可能ですが、積層ラインが目立ちやすく、塗装の仕上がりが劣ります。クオリティを求めるなら使用をおすすめします。
Q:どのくらいの厚さで塗布すればよいですか?
A:各層はごく薄く(塗料粒子が重ならない程度に霧吹き状で)、複数回に分けて塗布するのがコツです。一度に厚く塗るとひび割れや垂れ、ディテールのつぶれの原因になります。
ワンポイントアドバイス
サーフェイサー塗布後の研磨時には、必ず耐水ペーパーを水で濡らして使用してください。乾燥研磨より表面が均等に仕上がり、プロフェッショナルな完成度が得られます。
本記事の確認体制:SK本舗が公式マニュアル・公式サポート情報をもとに確認しています。
最終更新:2026-05-04
一次ソース取得日:2026-05-04
