光造形3Dプリンターへのレジンの注ぎ方と適量
光造形3Dプリンターを使用する際、レジンの適切な注入は造形品質を左右する重要なポイントです。本記事では、正しいレジン注入方法と適量についてご説明します。
レジンバットへの注ぎ方(機種別の目安)
光造形プリンターのレジンバット(樹脂を入れる容器)には、適切な液面高さが存在しますが、バット内壁のマーク表示は機種により異なります。
- ELEGOO 系(Mars / Saturn 系)・Anycubic 系(Photon Mono M7 等):バットの内壁に MAX / MIN のマークが刻印されている機種が多く、MAXラインを超えない範囲、MINラインを下回らない範囲で注ぎます
- Phrozen 系(Sonic Mighty / Sonic Mini 系等)や旧型機種:内壁にマークが刻印されていない機種もあります。その場合は「造形物の最大高さ+10mm程度」を目安に注いでください
機種ごとの正確な液面範囲は、お使いのプリンターの取扱説明書を必ず確認してください。
機種サイズ別の総注入量の目安
- 大型機(Saturn 4 Ultra 16K / Sonic Mega 8K 等):500~700mL 程度を1回の造形で使用する見込み
- 中型機(Sonic Mighty Revo 16K / Photon Mono M7 Max 等):300~500mL 程度
- 小型機(Mars 5 / Sonic Mini 8K 等):150~300mL 程度
※ 実際の使用量は造形物の体積・サポート量・レイヤー厚により大きく変動します。
適量を守る理由
- 多すぎる場合:造形中にレジンが溢れ、プリンター内部の電子部品を傷める可能性があります
- 少なすぎる場合:光源とビルドプレート(造形台)の距離が適正でなくなり、造形不良が発生します
レジン注入の手順
- プリンターの電源を切り、完全にシャットダウンさせます
- レジンボトルをよく振り、内容物を均一に混ぜます
- バットをプリンターから取り外します(機種による)
- 専用の計量カップやシリンジを使用し、ゆっくり注ぎます
- 機種ごとの目安(MAX/MINマーク、または「造形物高さ+10mm」)に達したか確認し、プリンターに戻します
SK本舗でのレジン購入
光造形用レジンは消耗品のため、定期的な補充が必要です。色や特性の異なる様々なレジンから、プロジェクトに最適なものをお選びいただけます。
使用済みレジンの管理
造形を重ねるにつれてレジンは徐々に劣化します。プリンターの推奨サイクル数を超えたレジンは、造形品質の低下につながるため、定期的な交換をお勧めします。
Tips:レジン注入時のコツ
レジンを注ぐ際は、気泡が入らないようゆっくり注ぐことが大切です。特に新しいバットを使用する場合や、複数のレジンを混ぜる際には注意が必要です。また、室温が低いとレジンの粘度が上がり注ぎにくくなるため、20~25℃程度の環境での作業をお勧めします。
