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Phrozen製3Dプリンターのファームウェアを書き直すには?

【Phrozen 現行ラインナップのご案内】 本記事で扱っている Sonic XL 4K は2026年5月時点でSK本舗での新規取扱を終了しております。Phrozen ブランドは継続取扱中で、現行フラッグシップは Sonic Mighty Revo 16KSonic Mega 8K SSonic Mighty 12K です。既存ユーザー向けの参考情報として記事は維持していますが、新規購入をご検討の方は SK本舗 Phrozen 現行ラインナップ からお選びください。
後継機の目安: Sonic XL 4K → Sonic Mighty 12K / Sonic Mega 8K S

PhrozenのShuffleシリーズやSonic XL 4K、Transformなど、SDカードにOSを保存するタイプのプリンターは、利用継続によってファームウェア(OS)が破損することがあります。破損すると起動画面から変わらない、タッチしても反応しないといった症状が発生します。このような場合、ファームウェアの書き直しで解決できます。

対象機種

  • Phrozen Shuffle XL 2018
  • Phrozen Shuffle XL 2019
  • Phrozen Shuffle 2018
  • Phrozen Shuffle 2019
  • Phrozen Shuffle 4K
  • Phrozen Sonic
  • Phrozen Sonic XL 4K
  • Phrozen Sonic XL 4K 2022
  • Phrozen Transform
  • Phrozen Transform Fast

準備するもの

必要なソフトウェア:

  • Raspberry Pi Imager:SDカードにファームウェアを書き込むツール
  • 7z解凍ツール:ファームウェアイメージは7z形式で圧縮されています(Windows用は7-Zip、macOS用はThe Unarchiverを推奨)

準備手順

  1. SDカードを取り出す:Shuffle XL 2018とShuffle 2018は本体を一部分解する必要があります。その他の機種は本体背面のSDカードスロットを軽く押すと取り外せます
  2. Raspberry Pi Imagerをインストール公式サイトからお使いのOS(Windows/Mac/Linux)に対応したバージョンをダウンロードしてください
  3. 7z解凍ツールをインストール:上記と同様に、お使いのOS用ツールをインストールしてください
  4. ファームウェアイメージをダウンロード:SK本舗の指定ページからご使用の機種に対応したファイルをダウンロードしてください。Shuffle XL 2018の場合は、35hzではなく50hz表記のものを選んでください(初期機体以外)
  5. ファームウェアを解凍:ダウンロードした7zファイルを解凍してimgファイルを取得してください

ファームウェア書き込み手順

  1. Raspberry Pi Imagerを起動します
  2. 「CHOOSE OS」をクリックして「Erase」を選択します
  3. 「CHOOSE SDCARD」でターゲットのSDカードを選択します
  4. 「WRITE」をクリックして初期化を実行します。完了メッセージが表示されたら「CONTINUE」をクリックします
  5. 「ERASE」と表示されている箇所をクリックし、「Use custom」を選択します
  6. 事前に解凍したファームウェアのimgファイルを選択します
  7. 「WRITE」をクリックします
  8. SDカードのデータ削除について確認メッセージが表示されるので「YES」をクリックします
  9. 書き込みが開始されます。完了には10~30分程度かかることがあります
  10. 完了メッセージが表示されたら「CONTINUE」をクリックし、PCからSDカードを取り出します

完成・本体への復帰

ファームウェアの書き込みが完了したSDカードを3Dプリンター本体に戻してください。ファームウェア書き直し後は、本体に保存されていたすべてのデータが初期状態に戻ります。必要に応じて、出力ファイルを再度本体にアップロードしてください。

補足

本作業には機械の一部分解やPC用ソフトウェアの操作が必要なため、不慣れな場合には難しい可能性があります。作業に自信がない場合は、弊社による有償代行サービスも利用できます。製品名とファームウェア書き換え代行希望の旨をお知らせいただければ、送付先や費用についてご案内いたします。