光造形3Dプリンターで中空モデルを印刷する方法
光造形3Dプリンターで中空モデル(内部が空洞のモデル)を造形する場合、未硬化レジンを排出するための穴を設ける必要があります。これにより、造形後に内部のレジンを完全に取り除き、強度のあるモデルを完成させることができます。
中空モデル設計時の重要ポイント
- 排出穴の配置:モデルの最も低い位置と最も高い位置に最低2つ以上の穴を配置します
- 穴のサイズ:直径3~5mm程度が目安。小さすぎるとレジンが排出しきれません
- 排水性の確保:複数個所に穴を配置することで、空気抜きと排液が効率的に進みます
造形から後処理までの手順
- 3Dモデルに排出穴を追加し、STLファイルをスライスソフトで処理します
- 光造形3Dプリンターで造形を実行。SK本舗の推奨レジンを使用することで、精度の高い仕上がりが期待できます
- 造形後、サポート材と一緒に取り出します
- 内部の未硬化レジンをスポイトや注射器で吸い出し、IPA(水洗いレジンの場合は水)で内部まで洗浄します
- 排出穴は後処理で塞ぐか、デザインの一部として活かします
よくある失敗と対策
排出穴を配置しないと、造形後も内部にレジンが残り、モデルが脆くなったり、表面が不均一になる可能性があります。特に複雑な形状の中空モデルでは、複数箇所の穴設計が重要です。また、穴のサポート材を丁寧に除去することで、仕上がりの品質が大きく向上します。
Tips
中空モデルの内部にレジンが残らないよう、造形後は逆さまに置いて数時間乾燥させることをおすすめします。
