Elegoo光造形プリンターの造形失敗の主な原因
Elegoo光造形プリンターで造形失敗が頻発する場合、複数の要因が考えられます。最も一般的な原因はレジンの劣化、露光時間の不適切な設定、造形板の水平調整のずれなどです。これらを順番に確認することで、ほとんどの問題は解決できます。
造形失敗を防ぐための対処法
1. レジン管理を徹底する
光硬化性レジンは時間とともに劣化します。使用前に軽く混ぜることで、沈殿物を均等に分散させることが重要です。
2. 露光時間を調整する
レジンの種類や色によって最適な露光時間は異なります。テスト造形で段階的に露光時間を変えながら、最適な設定を見つけてください。現行のモノクロLCD機(Mars・Saturn シリーズ等)では、通常レジンで約2.5〜3秒が目安です(機種・レジン色により変動)。公式の推奨設定シートをあわせてご確認ください。
3. 造形板の水平調整を確認する
- プリンター電源を入れ、造形板を最も低い位置に移動させる
- A4用紙を造形板とLCD画面の間に挟む
- 紙がわずかな抵抗を感じるまで、調整ネジを回す
- 4箇所全てを均等に調整する
4. ビルドプレート(造形板)の清掃
古いレジンの残留物が付着していると、密着性が低下します。使用後は必ずエタノールで拭き取り、乾燥させることをおすすめします。
5. サポート構造を見直す
データの設定段階で、サポート密度が不足していないか確認してください。特に浮いている部分や細い部分には、十分なサポートが必要です。
それでも改善しない場合
上記の対処法を実施しても造形失敗が続く場合は、レジンタンク(VAT)のFEPフィルムの劣化や、LCDマスクの寿命が原因となっているケースがあります。FEPフィルムは消耗品で、傷や白濁が見られたら交換時期です。また、LCDも長時間使用で輝度が低下するため、メーカーが指定する累積使用時間を超えていないか確認してください。それでも解決しない場合は、購入先のサポート窓口へお問い合わせください。
Tips:造形成功の秘訣
毎回の造形前に、Z軸の高さを再確認することをおすすめします。特に長期間使用していないプリンターは、調整がずれていることが多いです。
