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Elegoo光造形プリンターでレベリングがうまくいかない場合

Elegoo光造形プリンターでレベリングがうまくいかない場合

光造形プリンターにおいて、レベリング(ベッドレベリング)は造形品質を左右する最も重要な初期設定です。Elegooプリンターでレベリングが上手くいかないと、造形物の密着不良や層ズレなどのトラブルが発生します。本記事では、よくある原因と解決方法をご紹介します。

※ Mars 5 / Mars 5 Ultra / Saturn 4 Ultra 16K など、近年のElegoo機は自動レベリング機構を搭載しており、本記事の手動手順は不要です。手動レベリングが必要なのはMars 4以前・Saturn 3以前など、自動レベリング非搭載モデルが対象になります。

レベリングがうまくいかない主な原因

  • ビルドプレートの汚れ:レジン残渣やホコリが付着していると正確な距離測定ができません
  • FEPフィルムの損傷:傷やシワがあると密着が不均一になります
  • プリンター本体の傾き:設置面が平坦でない場合、レベリングが機能しません
  • Z軸のガタつき:機械的な摩耗や故障で位置がズレている可能性があります

レベリング手順(基本)

  1. ビルドプレートを中性洗剤とぬるま湯で丁寧に洗浄し、乾燥させます
  2. プリンターが水平な台の上に設置されていることを確認します
  3. 付属のレベリング用紙(または薄いプラスチック板)を用意します
  4. ビルドプレートを最下部まで下げ、用紙を挟んでプレートを上げます
  5. プレートが用紙に軽く接触する位置(ほぼ摩擦がない状態)でZ=0に設定します
  6. 複数の箇所(四隅と中央)で同じ高さになっているか確認してください

トラブル別の対策

造形物が粘着しない場合は、レベリングが高すぎる(ギャップが大きい)可能性があります。逆に、造形物がビルドプレートに強く張り付く場合はレベリングが低すぎます。

繰り返しレベリングを調整しても改善しない場合は、FEPフィルムの交換やビルドプレート自体の歪みを疑う必要があります。

日常的なメンテナンスのコツ

毎回の造形前に、ビルドプレートの汚れを軽くアルコールで拭き取ることで、レベリングの精度を保ちやすくなります。また、月1回程度FEPフィルムの状態を点検し、傷が目立つようになったら交換するのがおすすめです。

Tips: レベリングペーパーの代わりに「厚さ0.1mm程度のプラスチックシム」を使うと、より正確に繰り返しレベリングできます。