最終更新日:

3Dプリンターの電気代・維持費ってどれくらい?リアルなコストを徹底解説!

「3Dプリンターって便利そうだけど、電気代とか結構かかるのでは?」──購入前のよくある疑問です。

先に結論から言うと、3Dプリンターの電気代をはじめとするランニングコストは「決して高くありません」

とはいえ、どの程度お金が掛かってくることになるのか、気になる方も多いと思いますので、ここでは、家庭用3Dプリンター(主にFDM/FFFおよび光造形)の電気代や維持費のリアルなコスト感を、実際の使用例や計算式を交えて詳しく紹介したいと思います。さらに、コストを抑えるコツ初心者が見落としがちな出費についても網羅していきます。

【1】3Dプリンターの電気代はどのくらい?

▶ 消費電力の目安

家庭用3Dプリンターの消費電力は、主に次のような構成に依存します:

  • FDM/FFF方式:100~300W程度(ヒートベッドやノズルの加熱が主)

  • 光造形方式:30~80W程度(LCDやUVライトの点灯)


▶ 電気代の計算方法

電気代は以下の式で簡単に求められます:
電気代(円) = 消費電力(kW)× 使用時間(h)× 電力単価(円/kWh)
例として、消費電力が150WのFDM/FFFプリンターを5時間使った場合:

  • 0.15kW × 5h × 31円/kWh(2024年の平均家庭用電力単価)= 約23円

つまり、1回の出力あたりの電気代はコーヒー1杯にも満たないレベルです。

▶ 利用頻度別の年間電気代(150WのFDM/FFFプリンターの場合)

  • 週1回程度の使用(約月20時間):年間電気代はおよそ930円程度です。

  • 週3~4回の中程度の使用(約月60時間):年間電気代は約2,800円程度になります。

  • 毎日のように使うヘビーユーザー(約月120時間):年間で約5,600円と試算できます。

いずれのケースでも、想像よりかなり安価であることがわかります。

【2】3Dプリンターの維持費は?


電気代の次に気になるのが、材料やメンテナンスを含めたランニングコスト全般です。

▶ 材料費(フィラメント/レジン)

  •  FDM/FFF用フィラメント

  • PLA:1kgあたり 2,000~4,000円

  • PETG/ABS:1kgあたり 3,000~5,000円

  • 光造形用レジン

  • スタンダードレジン:1kgあたり 3,000~6,000円

  •  特殊レジン(タフ・フレキシブル等):1kgあたり 5,000~10,000円

例:スマホスタンド(80g)をPLAで出力すると、材料費はおよそ 160円程度になります。

▶ 消耗品・メンテナンス部品と費用の目安

  • ノズル(FDM/FFF機):真鍮製が主流で、価格は1個300~1,000円ほど。数ヶ月~半年ごとに交換するのが目安です。

  • プラットフォームシート:PEIやマグネット式などが一般的で、1,000~3,000円前後。使用頻度にもよりますが、数ヶ月~1年ほどで交換が必要です。

  • FEPフィルム(光造形機):レジンタンクの底面に使用する透明フィルムで、価格は1,000~2,000円程度。1~2ヶ月ごとに張り替えると安定した出力が保てます。

  • レジンタンク(光造形機):劣化や割れがある場合に交換。3,000~5,000円程度で、年1回ほどの交換が目安です。

これらはすべて必須というわけではありませんが、造形品質を保つためには定期的な交換が推奨されます。

▶ その他の出費

  • スライサーソフトの有料版(例:Lychee Proなど):年間数千円~

  • 洗浄・硬化機(光造形):一度の購入で1~2万円ほど(買い切り)


【3】コストを抑えるコツ


✅ 材料の節約

  • インフィル設定を最適化(例:15~20%程度で十分な剛性を確保)

  • 支持材の最小化:サポート角度や形状を見直して無駄なサポートを減らす

✅ 電気代節約の工夫

  • 長時間放置する場合は主電源をオフにする

  • 省電力モードを搭載している機種は活用

  • 出力時間の短縮:ノズル径を太くする、大きいレイヤー高を使う

✅ まとめ造形で効率化

  • 小さなパーツは一度に複数まとめてプリントすると電力も時間も節約できます

 

【まとめ】3Dプリンターは思ったより経済的!


3Dプリンターは初期投資こそかかりますが、電気代は月数百円~千円程度で収まり、材料費も1造形あたり数百円以内に抑えられることがほとんどです。

メンテナンスも定期的に行えば長く使え、維持費を抑えて創造的な活動が楽しめる優れたツールです。

「電気代が高そう」「維持費がかかるのでは?」と不安に感じている方こそ、ぜひこの現実的なコスト感を知って、3Dプリンター生活を始めてみてください!


【お役立ち記事】

2025年に3Dプリンターを買うならこれ!
https://skhonpo.com/blogs/3dprinter-practice/osusume-3dprinter

おすすめのスライサーソフト6選|スライサーソフトの基本も解説!
https://skhonpo.com/blogs/3dprinter-practice/2022soft?_pos=12&_sid=8d1033306&_ss=r

3Dモデリングの基礎知識と初心者がつまずきやすいポイント
https://skhonpo.com/blogs/3dprinter-practice/moderingkisozen?_pos=7&_sid=b0e55afc3&_ss=r

3Dデータを無料でゲットするならここ!|おなじみサイトからこれから伸びそうなサイトまで紹介
https://skhonpo.com/blogs/3dprinter-practice/3dmuryodata2022

【FDM方式VS光造形方式】 違いや選び方|初心者にも分かりやすく解説

https://skhonpo.com/blogs/3dprinter-practice/resin-vs-fdm-complete-guide-2026

 

【通販はこちらから】

3Dプリンターの通販ページ

https://skhonpo.com/collections/3dprinter-all

フィラメントの通販ページ

https://skhonpo.com/collections/filament

レジンの通販ページ

https://skhonpo.com/collections/3dprinter-resin

FDM方式向けの便利グッズの通販ページ

https://skhonpo.com/collections/conveniencegoods-fff

SLA方式向けの便利グッズの通販ページ

https://skhonpo.com/collections/conveniencegoods-lcd