Revopoint QUICKSURFACE Proの使い方
2026年11月更新:Revo DesignとQUICKSURFACE Proの表記を整理し、本文で挙げたスキャナーの販売状況と関連商品カードを追加、用途・手順・トラブル対処を図解にしました。
QUICKSURFACE Pro は、3Dスキャナーで取得したメッシュデータをCADモデルへ変換するリバースエンジニアリング用ソフトウェアです。スキャナーのハードウェアではなく、Revopoint各機種(RANGE 2、MINI 2、MIRACO、POP 3など)で取得したSTL/OBJ/PLYファイルを、IGESやSTEPなどCAD標準フォーマットへ書き出すワークフローに使用します。Revopoint公式には、同じ系統の簡易版として「Revo Design」も別製品で案内されています。
対応機種の販売状況(2026年11月時点・SK本舗):RANGE 2は販売終了、POP 3は在庫限りで販売終了、MIRACOは後継のMIRACO Plusを取り扱っています。MINI 2は販売中です。販売終了機種で取得した保存データも、STL/OBJ/PLY形式であれば読み込めます。

主な用途
- スキャンした現物部品のCAD化(パラメトリックモデル作成)
- 既存製品の寸法解析とモディファイ
- 有機的な曲面をG2連続サーフェスへ変換
- SOLIDWORKSなど他CADへのIGES/STEP出力
基本的な使用手順
- インストールと起動:Revopoint公式サイトからQUICKSURFACE Pro(またはRevo Design)をダウンロードし、ライセンスをアクティベートします
- スキャンデータのインポート:STL・OBJ・PLY形式のメッシュファイルを読み込みます(Revo Scanで書き出した保存データを利用可能)
- メッシュの整形:スムージング・穴埋め・不要部分の削除など、CAD化の前処理を行います
- 基準要素(プリミティブ)の検出:平面・円筒・球・押し出し・回転体などの特徴を自動または手動で抽出します
- サーフェスの構築:自由曲面パッチ機能で有機的な形状をG2連続のサーフェスに変換します
- 精度の確認:ディスタンスカラーマップ機能で元メッシュとCADモデルの偏差を色分け表示し、要求精度に収まっているかチェックします
- CAD形式で書き出し:IGES・STEP等のフォーマットで保存し、SOLIDWORKSなど外部CADで仕上げます
よくあるトラブル
- メッシュを読み込めない:ファイル破損の可能性があります。Revo Scanから再エクスポートを試してください
- 自動プリミティブ検出の精度が低い:元メッシュのノイズが多いケースが多く、スムージングとメッシュ間引きで改善します
- ライセンスエラー:Revopointアカウントでログインし、アクティベーション状況を確認してください
Tips:スキャンからCAD化への最適な流れ
良質なCADモデルを得る鍵は、スキャン段階での品質です。Revo Scanでノイズを除去し、充分な重ね合わせで穴のないメッシュを作成してからQUICKSURFACE Proへ持ち込むと、基準要素検出の成功率が大きく向上します。複雑な部品は、平面・円筒などの機械的な要素と、自由曲面の有機形状を分けてモデリングすると効率的です。
CAD化に使うデータを取るスキャナー
スキャン品質がCAD化の成否を左右するため、現在SK本舗で取り扱っているRevopointのスキャナーを紹介します。予約・入荷待ちの場合があるため、在庫は商品ページで確認してください。



