暗い色・反射する物体の3Dスキャン方法
3Dスキャナーを使用する際、黒色や濃紺などの暗い色、またはメタリック素材のような反射しやすい物体のスキャンは難しいとされています。これらの物体は光を吸収または反射させてしまい、スキャナーが正確に形状データを読み込みにくくなるためです。SK本舗でも多くのお客様からこのお悩みをいただきますが、適切な対策により精度の高いスキャンが可能になります。
暗い色・反射する物体をスキャンするコツ
-
スキャン対象にマット処理用スプレーを使用する
一時的に表面の反射性を低下させるマット化スプレーを軽く吹きかけることで、スキャナーの光が適切に反射しやすくなります。スキャン完了後は簡単に落とせるタイプをお選びください。 -
照明環境を最適化する
スキャン対象の周囲に均等な照明を配置し、強すぎる反射光を避けます。窓からの自然光ではなく、調整可能なLED照明の使用をお勧めします。 -
スキャナーの距離・角度を調整する
推奨スキャン距離を厳守し、反射光がスキャナーのセンサーに直進しないよう、角度を45度程度に調整してください。 -
キャリブレーションを定期的に実施する
スキャナーのキャリブレーション(初期設定)を定期的に行うことで、スキャン精度が安定します。 -
高コントラストモードの活用
スキャンソフトウェアの設定で「高コントラストモード」が用意されている場合は有効化してください。
【Tips】マット化スプレーが手元にない場合は、ベビーパウダー(タルク)やコーンスターチを薄く付けるのも一時的な対策として有効です。ただし精度・剥離性ともマット化スプレーが優れるため、精密な複製が必要な場合はスプレーをお勧めします。
