
世界初!3Dプリントされたスターバックスがアメリカに登場
マクドナルドと並び、アメリカン・カルチャーの象徴として世界中に知られているスターバックス。そんなスターバックスが、なんと世界初となる3Dプリント建築の店舗をオープンすると発表しました!
オープン日は2025年4月28日、場所はアメリカ・テキサス州ブラウンズビルとのこと!
3Dプリント建築を手掛けたのは?
このプロジェクトを担当したのは、建設用3Dプリント分野のリーディングカンパニーPeri 3D Construction。
使用したのは、COBOD社製の大型建設用3Dプリンター「BOD2」とコンクリート材料。
彼らはこれまでにも、戸建住宅、アパート、ドイツ・ハイデルベルクに建設されたヨーロッパ最大級の3Dプリント建築物、フランスの集合住宅など、数々の実績を持っています。
今回のスターバックス店舗も、この技術でおよそわずか6時間という驚異的なスピードで施工されたとのことです!
3Dプリント・スタバの特徴とは?
現時点ではあまり多くの詳細は公表されていませんが、判明しているポイントをまとめます。
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店舗面積は約1,400平方フィート(約130平方メートル)と、通常のスタバに比べてコンパクト
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店内飲食スペースやカフェサービスはなし
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モバイルオーダー用のピックアップエリアとドライブスルー専用の設計
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建設コストは約120万ドル(約1億8000万円)
場所はテキサス州ブラウンズビルのボカチカ大通り2491番地。地元メディアによると、建物はすでに完成し、グランドオープンに向けて準備万端とのことです!
シンプルすぎる? 3Dプリンティング業界からの声も
今回のニュースは3Dプリンティング業界でも大きな話題となっていますが、一部からは「せっかく3Dプリントなら、もっと複雑なデザインにすればよかったのでは?」という声もあがっているとか。
3Dプリント建築は、自由な曲線や複雑な形状を得意とする技術。しかし今回のスタバ店舗は、比較的シンプルな箱型デザインにとどまっており、その可能性をフル活用しているとは言いがたい、という指摘もあります。
とはいえ、大手ブランドが実店舗レベルで3Dプリント建築を導入したという事実は、業界全体にとって大きな前進と言えるでしょう!
今後、スタバの新店舗にも広がるか?
今回のプロジェクトは、スターバックスにとっても「テストケース」の意味合いが強いと考えられます。
デザインのシンプルさや、オープン時の控えめな発表からも、まずは実用性を重視して様子を見る段階のようです。
とはいえ、もしこの取り組みが成功すれば、今後スタバの新店舗に3Dプリント建築が標準化される未来も夢ではありません。
続報が入り次第、またご紹介しますのでお楽しみに!
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