3Dプリントを依頼できるサービス9選! おすすめポイントも紹介【2024年最新版】
3Dプリンターに興味あるけどまずは誰かに頼んでみたい
3Dプリンターは気になっているけどいきなりプリンターを購入するのはハードルが高い、どんなものが作れるのか知りたいという方も多いですよね。そんな方におすすめなのが、3Dプリント代行サービス です。3Dプリント代行サービスは、その名の通り、データを渡すことでそのデータで3Dプリンティングを行ってもらえるサービスです。
現在3Dプリント代行サービスは数多く存在していますが、依頼に際には、
「どこの企業やサービスが、3Dプリントをしてくれるのか?」
「3Dプリントをお願いする場合、どこにお願いすればいいか迷ってしまう。」
ということも気になりますよね。
そこで今回は3Dプリントを依頼できる企業・サービス9選をご紹介します。
同時に各サービスにおける特徴やおすすめのポイントもご紹介いたします。
多くのサービスをご紹介するので、依頼の参考になることは間違いありません。現在3Dプリントの依頼を検討されている方は、今回の記事を参考にしていただければと思います。
3Dプリントを依頼できる企業・サービス7選
■DMM.make
最初にご紹介するのが、DMMが提供する3Dプリントサービス「DMM.make」です。
DMM.makeの利用方法は至ってシンプルです。サイトに3Dプリントの素材となるモデルデータをアップロードします。チェックがOKなら、そのままプリントアウトが行えます。「DMM.make」の特徴は以下のとおりです。
・32種類から選べる豊富な素材
3Dプリンターは紙のプリンターと違い、作るオブジェクトや目的に合わせて材料を変えていきます。DMM.makeでは32種類と業界最大級の素材を用意しており、イメージどおりの3Dプリンターを実現することができます。
・短納期
国内にプリントセンターを保有しており、最短3日での短納期サービスを実施しています。ただし3Dプリントの素材によってまちまちな部分があるため、3日はあくまで目安です。ですが、3日という短サイクルで、納品可能なケースがあるのは間違いありません。また、日本全国送料無料で配送を行っています。
■3Dayプリンター
次にご紹介するのが、「3Dが、3日で目の前に!」をキャッチフレーズにしている「3Dayプリンター」です。速さが売りの3Dayプリンターは迅速な対応をとっており、モデルデータの送付後3時間で見積もりが届きます。見積もりに問題がなければ、そのまま作成の流れとなります。「3Dayプリンター」の特徴は以下のとおりです。
・最短翌日お届けのスピード
速さを売りにしている3Dayプリンターは、注文から3日で納品が標準となります。さらにお急ぎの場合は翌日納品というハイスピード納品が可能となっています。イベント直前でも間に合うように、迅速に対応してくれます。
・プロ用途のハイクオリティ
3Dayプリンターでは一般家庭用3Dプリンターから、プロ仕様のハイエンドモデルが揃っています。細部までの作り込みや様々な配色に対応したハイクオリティ3Dプリンターが揃っているため、希望の一品が出来上がります。もちろんリーズナブルな価格を希望する場合は、価格を抑えられる3Dプリンターを用意しています。
■RICOH
3つ目にご紹介するのが、「RICOH」です。RICOHと言えば、カメラやコピー機が有名ですが、高い技術力を生かして3Dプリンター業界に参入しています。RICOHへの発注方法もこれまで紹介してきた流れと違いはありません。データを送信して、見積もりが届きます。問題がなければ、そのまま作成となります。「RICOH」の特徴は以下のとおりです。
・大手企業らしい明瞭さ
ホームページを見て、価格が分からない・どんな材料を使うのか分かりにくいといった現象はよくあると思います。しかし、RICOHではそのようなことは一切ありません。
ホームページでは価格や使用材料が一覧表で載っており、目的の情報にすぐに辿り着くことができます。大手企業らしい明瞭さが特徴的です。
・充実したオプションサービス
RICOHでは3Dプリント出力サービスに様々なオプションがついています。かゆいところに手の届く、大手ならではのサービスが揃えてあります。オプションのひとつ、「仕上げ加工」では製造した3Dプリントに対して、研磨や塗装等を行っています。最終製品に組み込む部品などの場合には、見た目や肌触りも重要になるため、RICOHでは仕上げ加工に対応しています。他にも長年の製造経験を生かしたコンサルティングなど、製造部分でお悩みの方の力になってくれます。
■ご自身でも3Dプリンターを購入して、実際に作ってみませんか?
ここまで3つの3Dプリント出力サービスをご紹介しました。残りの4つのサービスをご紹介する前に、3Dプリンター購入についてもお話ししたいと思います。
3Dプリンターの出力サービスは大変便利です。自身がモデリングしたデータだけで、3Dプリントした物が手元に届きます。3Dプリンターを設置しなくて済むので、様々なハードルを気にする必要はなくなります。
ですがリアルタイムで3Dプリントを試したい場合には、手元に3Dプリンターがあった方が良いでしょう。
出力サービスでは実際に制作したモデルデータが、どのような形になるかは手元に届くまで分かりません。もちろんある程度は事前に分かりますが、ある程度の域を超えることはないでしょう。特に試行錯誤をして作成したい方には、間違いなく3Dプリンターが手元にあった方が良いです。
また3Dプリンターの出力サービスを続けて利用するより、購入した方がコストは安く済む場合もあります。
とはいえ、どこで3Dプリンターを購入してよいか迷ってしまうという方もいるでしょう。
そこでおすすめなのが、弊社の3DプリンターEC「SK本舗」です。
SK本舗は3Dプリンターとレジン(プリントの原料)を専門に取り扱っており、Webサイト上で販売しています。
SK本舗取り扱い3Dプリンター一覧
https://skhonpo.com/product-category/3dprinter
3Dプリンターの専門店のため、プリンターの使い方やアフターサービス、各種相談も積極的に受け付けています。初めて3Dプリンターを購入する方は是非SK本舗でのご利用をご検討ください。
■Kinko’s
本題に戻りまして、4つ目にご紹介するのが、「Kinko’s」です。Kinko’sと言えば、プリントのアウトソーシングで有名ですが、3Dプリンター業界に参入しています。Kinko’sへの発注方法はホームページにある入稿ボタンからデータを送信する、もしくは専門スタッフのいるお店に問い合わせる2種類あります。「Kinko’s」の特徴は以下のとおりです。
・初めての人にも丁寧な対応
初めて3Dプリントの出力サービスを利用する方は、どのように注文すればよいのか分からないことでしょう。Kinko’sでは初めて3Dプリントを依頼する方のために、チャート表を用意しています。そのチャートどおりに注文するだけで、希望する3Dプリントが手に入ります。
・素材による納期が明瞭
豊富な実績から素材によって、いつ納品となるかがハッキリとしています。樹脂タイプであれば最短3営業日で発送、カラーのついた樹脂タイプであれば9営業日といった具合です。
■JMC
5つ目にご紹介するのが「JMC」です。JMCでは年間2,800件の3Dプリントの出力サービスを請け負っているなど、豊富な実績を持っています。また自動車業界をはじめとする様々な業界から仕事を請け負っている技術力も確かな企業です。「JMC」の特徴は以下のとおりです。
・最短翌日納品のスピード
JMCは工場を年中無休で稼働しているため、短納期を実現しています。最短で翌日納品が可能というスピード感で製作を行っています。また見積もりも原則1時間以内の返信など顧客対応もスピード感を持って対応しています。
・豊富な後加工対応
JMCでは制作した3Dプリントに対して、後加工も行っています。塗装や染色、真空注型など幅広い要望に応える形で対応しています。後加工対応によって、一番理想的な形で3Dプリントが手元に届くようになっています。
■INTER CULTURE
「INTER CULTURE」は株式会社SOLIZEが運営している3Dプリントの出力サービスです。25年以上の実績があり、工業・医療・自動車など様々な業界と取引実績を持っています。まさに3Dプリントの老舗企業といっても間違いないでしょう。「INTER CULTURE」の特徴は以下のとおりです。
・3Dデータ評価機能
モデルデータが実際にどのような形になるかは、手元に届くまでは分かりません。この点がプリント出力サービスにおける一番の懸念材料と言えます。しかし、INTER CULTUREではその心配はいりません。3Dデータ評価機能を使うことで、自身のブラウザからモデルデータの再現性を確認することができます。この機能を使えば、実際に印刷をせずに作成したデータの良し悪しが確かめられます。
・充実の割引サービス
INTER CULTUREでは初めて利用する方はもちろん、リピーターの方にも嬉しい割引サービスを実施しています。初回利用・リピート利用で10%OFFとなっています。また学割も用意されており、学生の方にも優しい料金設定になっています。
■ツクルス
「ツクルス」は株式会社ツクルスが2007年から運営している3Dプリントの出力サービスです。今風のサイトではありませんが、発注方法はこれまで紹介してきたサービスと変わりません。サイトに3Dプリントの素材となるモデルデータをアップロードします。チェックがOKなら、そのままプリントアウトが行えます。「ツクルス」の特徴は以下のとおりです。
・ABS立体出力に特化
他のサービスが様々な素材や出力方法に対応している中、ツクルスではABS立体出力に特化しています。サービスが特化している分、出力に関する仕様や注意点のノウハウを数多く持っています。そのため、ユーザの要望にも可否をハッキリと回答してくれます。要望がある場合には、一度ぶつけてみることをおすすめします。
・豊富な実績と幅広い関連事業
3Dプリントのデータ出力サービスに2007年の創業以来、10年を超える実績を有しています。また豊富な実績を生かして、関連事業も手掛けています。3Dスキャンサービスや3Dプリンターに関するコンサルティングも行っています。
■COCONARA
「COCONARA」は、そのサイト自体が3Dプリント代行サービスを行なっているのではなく、3Dプリントデータ出力をしたい個人と3Dプリントデータ出力をできるサービス提供者を繋ぐマッチングプラットフォームです。
・技術提供者を一覧化
サイトトップのメニューより「デザイン」を選択、さらに「プロダクト」を選択すると、カテゴリ欄に「3Dプリント・データ出力」という項目が出てきます。そこを選択すると、3Dプリント、データ作成を代行して行なってくれるサービス提供者が一覧化して表示されます。
・自分の希望、条件に合ったサービス提供者を
値段、質、スピード、代行サービスの内容は、それぞれのサービス提供者によって異なるため、概要を読み込んだ上、自分の目的や条件に沿った方を見つけてください。
■3DTOWN
「3D TOWN」は、有限会社TWINKLEが運営する、業界最安値を目指している3Dプリント代行サービスです。「安くて早くて簡単!」をモットーに4Kの3Dプリンターによる出力を行なってくれます。3D TOWNの規格に合わせたデータ作成とエラーチェックをユーザーが行うことが必要とされますが、その分、低価格でのサービス提供を実現しています。
・4KLCDプリンターを使用しているため鮮明かつ滑らか
4Kプリンターを使用しているため、細部までくっきりと鮮明に出力されることも魅力です。LCD出力のため表面も滑らかで、フィギュアなどの出力に非常に適しています。
・オリジナルキャラクターのデザイン、モデリングを代行
オリジナルキャラクターの3Dモデリングから3Dプリントまでをまとめて代行してくれるコースもあります。自分のオリジナルキャラクターのフィギュアが欲しいけど、3Dモデリングの技術や3Dプリントの環境がないという方には非常にオススメです。
代行サービスを試した後はマイ3Dプリンターをゲットしよう
いかがでしたでしょうか。
今回は3Dプリントを依頼できる企業・サービス9選をご紹介しました。
3Dプリンター本体は年々安くなっている傾向があり、多くの人に手が届くテクノロジーになってきました 。
しかし、それでも3Dプリンター本体を購入するのはまだ躊躇する、まずは手軽にどんなものが作れるのか試したい、という方には3Dプリントサービスを利用するのも一つでしょう。
高コストの心配なく、自身がモデリングした内容を3Dプリントとして印刷することができます。今後、3Dプリンターを始めてみたい方には、ぜひ試していただきたいサービスです。
とはいえ、是非弊社SK本舗での3dプリンター購入もご検討いただければ と思います。SK本舗サイト及び公式Twitterでは日々最新の3Dプリンターに関する情報を発信しています。是非フォローしてください。