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レジン1本(1kg)で何個印刷できる?

レジン1本(1kg)で何個印刷できる?

光造形3Dプリンターで「1kgのレジンで何個造形できるか」は、造形物のサイズ・ホローイング(中空化)の有無・サポート材の量で大きく変わります。目安となる計算方法と代表的なケースを押さえておくと、レジン購入量の予測が立てやすくなります。

結論:ミニチュアなら数十〜200個、フィギュアなら数個が目安

レジンの比重はおよそ1.05〜1.15g/mLで、1kgのレジンは体積にして約870〜950mLです。造形1個あたりの使用量は、小型ミニチュア(1体5〜10mL)で約90〜190個、スタンダードなフィギュア(1体50〜100mL)で約9〜19個、大型フィギュア(1体150〜250mL)で約4〜6個程度が目安になります。ホローイングやサポート材の最適化で、これより多く造形できるケースも少なくありません。正確な使用量は、ChiTuBoxなどのスライサーで表示される「Resin Volume」を参照するのが最も確実です。

計算の前提条件

  • レジン比重:約1.05〜1.15g/mL(メーカー・配合により差あり。ここでは中間値1.10g/mLを採用)
  • 1kgの体積換算:1,000g ÷ 1.10g/mL ≒ 約909mL
  • 計算式:造形可能数 = 総体積(mL) ÷ 1個あたり使用量(mL)
  • 使用量の内訳:モデル本体+サポート材+プラットフォーム接地部分
  • 前提:造形物サイズ・形状・ホローイング率・サポート材密度で実際の使用量は大きく変動する

詳細計算・ケース別

1kg(約909mL)あたりの造形可能数をカテゴリ別に試算します。

  • TRPGミニチュア(25〜32mmスケール、1体5〜10mL):約90〜180個。ホローイングで1体3〜5mLまで絞れば、250個以上も可能
  • アクセサリー・小物(ピアス・キーホルダー等、1個3〜8mL):約110〜300個
  • スタンダードフィギュア(手のひらサイズ、1体50〜100mL):約9〜18個。中空化前提の計算
  • 1/7〜1/8スケールフィギュア(1体150〜250mL、中空化あり):約3〜6個
  • 大型造形(1/6スケール以上、1体300mL超)2〜3個。中空化しないと1体で1kg近く消費する場合も
  • 機能部品・試作品(1個20〜50mL):約18〜45個

コストの目安として、SK本舗の1kgレジン(¥5,000〜7,000前後)を基準にすると、TRPGミニチュア1体あたりのレジン代は約30〜80円、スタンダードフィギュア1体で約300〜800円、大型フィギュア1体で約1,500〜3,000円という水準になります。

節約のヒント

  • ホローイング(中空化)を必ず検討:壁厚2〜3mmで内部を空洞化すると、レジン消費量を50〜70%削減できるケースが多くあります
  • サポート材の見直し:不要な部位のサポートを削除し、Lightサポートを選ぶだけで総使用量が5〜15%減ります
  • プラットフォームいっぱいに配置:空いたスペースに別モデルを並べると、Z層の造形時間を共有でき効率UP
  • 角度と向きの最適化:造形向きを調整してサポート量を減らすと、レジン量と仕上げの手間が両方減ります
  • スライサーで事前確認:ChiTuBox・Lychee Slicer等で表示される「Resin Volume」を発注前にチェックし、必要量を正確に把握する

まとめ

1kgのレジンでの造形可能数は、小型ミニチュアで90〜180個、標準フィギュアで9〜18個、大型で3〜6個が目安です。実数値はスライサーの「Resin Volume」表示が最も信頼でき、ホローイング・サポート材の最適化で大幅に節約できます。レジン購入量を見積もる際は、平均的な造形サイズから月あたり使用量を逆算すると、欠品・過剰在庫を防げます。