最終更新日:2026年7月5日
Polymaker PolyFlex TPU95 徹底ガイド|柔らかく曲がる、失敗しない柔軟フィラメントの刷り方

パッキン、グリップ、脚ゴム、保護カバー——「柔らかく曲がるパーツ」を作りたいときの素材がTPUです。PolyFlex TPU95はショア硬度95Aの柔軟なTPUで、柔軟素材のなかでは比較的印刷しやすいバランス型。ただし柔らかいフィラメントには“刷り方のコツ”があります。この記事では、TPU95の実力と失敗しない設定を正規取扱店のSK本舗が整理します。
結論を先に
- 柔らかく曲がるパーツ → PolyFlex TPU95
- ショア硬度95A。弾性に優れ、元の長さの3倍以上に伸びるとされます。パッキン・グリップ・保護カバーに。
- 刷り方の前提 → 低速・ダイレクトドライブ推奨
- 柔軟材は送りが難しく、印刷速度は控えめ(目安30〜50mm/s)に。ダイレクトドライブのエクストルーダーだと安定します。
容量0.75kg。柔軟材のなかでは扱いやすい方ですが、機種(ボーデン式は苦手)と速度がカギです。価格・在庫は変動するため最新は商品ページで。
この記事でわかること
- TPU95の実力(ショア95A・伸び・用途)
- 失敗しない設定(速度・エクストルーダー)
- カラー展開・印刷設定
PolyFlex TPU95とは? 扱いやすい柔軟TPU
PolyFlex TPU95は、ショア硬度95Aの柔軟なTPUです。優れた弾性を持ち、元の長さの3倍以上に伸びるとされ、曲げや衝撃吸収が求められるパーツに向きます。柔軟素材のなかでは比較的印刷しやすいバランス型で、多くのデスクトップ機で扱えるよう設計されています。ショア95Aは「柔らかいが、ぐにゃぐにゃすぎない」ちょうどよい硬さで、実用パーツに使いやすい柔軟度です。
カラー展開
TPU95 全4色




失敗しない“刷り方”のコツ
柔軟フィラメントは、通常の素材より送り(エクストルード)が難しいのが特徴です。次を押さえると失敗が減ります。
効くコツ
- 印刷速度を控えめに(目安30〜50mm/s)
- ダイレクトドライブのエクストルーダーだと安定(送り経路が短い)
- リトラクションは短め・遅めから調整
- ノズル210〜230℃・ベッド25〜60℃が目安
苦手な条件
- ボーデン式の送り経路が長い機種(詰まり・座屈しやすい)
- 高速で大量に刷りたい(柔軟材は低速が基本)
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 硬度 | ショア95A |
| ノズル温度 | 210〜230℃ |
| ベッド温度 | 25〜60℃ |
| 印刷速度 | 30〜50mm/s |
| 推奨乾燥 | 70℃/8時間(吸湿時) |
| 容量/価格 | 0.75kg/¥8,140税込 |
▶ Polymaker PolyFlex TPU95 の商品ページを見る(¥8,140税込・全4色)
よくある質問(FAQ)
TPU95は初心者でも印刷できますか?
柔軟素材のなかでは比較的印刷しやすい方ですが、通常素材よりコツが要ります。印刷速度を控えめ(30〜50mm/s)にし、送り経路の短いダイレクトドライブのエクストルーダーだと安定します。ボーデン式で送り経路が長い機種は詰まりやすい点に注意してください。
ショア95Aはどのくらいの柔らかさですか?
ショア95Aは「柔らかいが、ぐにゃぐにゃすぎない」ちょうどよい硬さです。元の長さの3倍以上に伸びるとされ、パッキン・グリップ・脚ゴム・保護カバーなどの実用パーツに使いやすい柔軟度です。
TPU95の印刷速度はどのくらいですか?
目安は30〜50mm/sです。柔軟フィラメントは速く送ると座屈(詰まり)しやすいため、低速が基本になります。ダイレクトドライブのエクストルーダーだとより安定します。
TPU95は乾燥が必要ですか?
吸湿すると気泡・表面荒れが出やすくなります。開封後や高湿期は70℃/8時間ほどの乾燥がおすすめです。乾燥・保管しながら印刷できるPolyDryerを併用すると安定します。
まとめ
PolyFlex TPU95は、ショア95Aの扱いやすい柔軟TPUです。パッキン・グリップ・保護カバーなど、曲がる・衝撃を吸収するパーツに向きます。コツは「低速・ダイレクトドライブ」。この2つを押さえれば、柔軟材でも失敗を減らせます。価格・在庫は商品ページでご確認ください。
