三重県立稲生高等学校

　三重県立稲生高等学校は、「学べ　鍛えよ　直向きに（ひたむきに）」を校訓として昭和５８年に開校しました。学校・家庭・地域の連携のもと『社会に役立つ人材の育成』に取り組むことを教育方針に掲げています。

導入先概要

　今回の導入では、情報コース3年生の情報コンテンツ実習において3Dプリンターをご活用いただきました。この情報コースに所属している生徒は、専門教科「情報」の学習を行っています。

＜導入予定内容＞

＜導入予定内容＞

＜校舎写真＞

＜出力作品＞

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（稲生高校40周年磁石カバー）

実際に利用してみてのご感想

【実際に利用してみてのご感想】
◆今回の３Ｄプリンターの使用感についてお聞かせください。（選択式/複数回答可）
・思っていたよりも簡単にできた
・満足
・今後も意欲的に使用したい
・生徒学生たちが興味をひかれていた

◆３Ｄプリンターは予想通りに出力できましたか（選択式）
・イメージよりよかった

◆使用感についてのご意見・感想・要望
＜教員の皆様の視点から＞
特別マニュアルのおかげでとてもスムーズに使用することができました。今回は生徒人数に対してプリンターが１台でしたので生徒にプリンター操作をさせるまでに至れなかったのが来年度への課題と考えています
＜学生の皆様のお声＞
・PCでモデリングした通りのものが出てきたので、感動した、こんな技術があるとは知らなかったので、驚いた
・しっかり細かいところまで出力されていてすごいと思いました。ちゃんと自分の見せたかった所も出力されていてよかったです。
・すごく満足！！自分が思っていた通りの作品が出来上がって嬉しい。小さいのに文字も認識できるようになっていたし文句なし。
・もっとぐちゃぐちゃになると思っていたけど細かい所までよりきれいに出来ていた

◆使用するにあたって工夫した点を教えてください。
出力品や使用後のプリンターを洗浄するために水道のある教室（準備室）にプリンターを設置した。 （準備室に設置するしかなかった。）

◆３Ｄプリンター導入により何か知見に変化はございましたか。興味は広がｚりましたか。授業に取り入れたい/授業で学びたいですか。
＜教員の皆様の視点から＞
モデル作成⇒出力の繰り返しになると思っていましたが、出力時の設定やモデルの作り方などたくさんの工夫や改善を生徒が見つけられるのではないかと感じました。
＜学生の皆様のお声＞
ただ理想的な形を作っていくのではなくこれがうまくプリントできるかを考えながら作ることが大事だと思った。

◆難しかった・満足できなかった場合に精度や使用方法などどの点でギャップがあったか、出力失敗の理由等をご教示ください。
出力失敗の例：文字や模様が３Dモデルでは溝や穴になっているように見えたが、出力したら埋まってしまっているなど。

◆今後も３Ｄプリンターを使おうと思いますか（寄贈品以外でも３Ｄプリンターカテゴリであれば可）
・YESの場合
予算や設置場所の課題が解決できるのであれば３Dプリンターの数を増やして生徒自身が３Dプリンターを操作する機会を多く設定できるような授業計画を考えたいと思っています。

◆３Ｄプリンターを導入して活用できそうな教育分野（科目）についてお伺いします。どの事業や分野で使用できそうでしょうか。
探究活動、課題研究といった総合的な探究の分野など。

◆３Ｄプリンターを授業や学校で導入するのに課題になる点はどういった部分でしょうか　（選択式/複数回答可）
・予算
・設備（CAD使用可能PCなど）
・教職員側の知識 ・公平性（台数の少なさ）

SK本舗より

　事前アンケートでは、3Dプリンターの使用経験があると伺っておりましたが、いざ授業への展開となると、予算や大人数での使用環境を想定した準備等、教える側に立った時の懸念点についてお声を寄せていただいておりました。しかしながら、マニュアルを有効活用いただけたことで、無事に生徒様それぞれの素敵な作品完成までを見届けることができてスタッフも大変嬉しく思います。
　また、本ページには全て載せきれませんでしたが、生徒様の振り返りとして別紙でレポートをご提出いただきました。弊社スタッフでは思いつかないような学生ならではのアイディアや、沢山のご感想を頂戴し、社員一同とても興味深く拝読させていただきました。いただいたご意見・ご感想をもとに、SK本舗として今後とも学生様の一助となれるよう、精進して参る所存です。
　この度は学生支援事業へご応募いただき誠に有難うございました。