レーザー彫刻機の素材別設定ガイド【木材】
レーザー彫刻機で木材を彫刻するときの最適な設定は?
レーザー彫刻機で木材に彫刻する場合、素材の種類や厚さに応じた適切な設定が必要です。このガイドでは、木材加工を成功させるための基本的な設定方法をご紹介します。
木材の種類別パワー・速度設定
木材は種類によって密度が異なるため、レーザー彫刻機の出力(パワー)と走査速度を調整する必要があります。
- 合板・ベニヤ板:パワー60~70%、速度50~60%
- 樫・ウォルナット等の硬木:パワー70~80%、速度40~50%
- 檜・杉等の軟木:パワー40~50%、速度60~70%
- MDF(中密度繊維板):パワー50~60%、速度55~65%
基本的な設定手順
- 加工予定の木材サンプルでテストカットを実施します
- パワー値を10%刻みで変更しながら、焦げ目の出具合を確認します
- 焦げが少なく、かつ深さが十分なポイントを記録します
- 本番加工時は記録した設定値から±5%で微調整します
注意点と焦げ対策
木材は過度な出力で加工するとレーザー彫刻面が焦げて黒くなり、見栄えが低下します。加工後は軽くサンドペーパーで表面を整えると、焦げを最小限に抑えられます。
また、換気を十分に行い、木材の表面が乾燥していることを確認してから加工を開始してください。湿った木材はレーザーの吸収率が低下し、思わぬ結果になります。
Tips:レーザーフォーカスの重要性
同じ木材でも、レーザーフォーカス(焦点距離)が正確でないと彫刻深さが大きく変わります。加工前に必ずフォーカス調整を行い、木材表面から光学系までの距離を正確に設定しましょう。
