
大林組建築の耐震性3Dプリント建築「3Dpod」が2024年国際建築賞を受賞
耐震性と居住性を兼ね備えた日本独自の3Dプリント建築
地震大国である日本においては3Dプリント建築を行う上でも耐震設計が欠かせない。これは世界が3Dプリント建築を着々と進めていく中で、長い間、特殊な課題として日本の建築界を悩ませてきた。
大林建築が手掛けた「3Dpod」はその点、極めて画期的だった。2022年に同社が着工した「3Dpod」が完成したのは2023年4月。これは国内で初めて国土交通大臣の認定を取得した3Dプリント建築であるのみならず、この度、シカゴアテナエウム建築デザイン博物館やヨーロッパ建築芸術デザインなどによって設立された名誉ある2024年国際建築賞も受賞し、あらためて世界からも高い注目を集めることになった。
受賞ページ
https://www.internationalarchitectureawards.com/award-details.html?award=55801
ポイントは3Dプリント建築の耐久性だ。同プロジェクトの最も評価されている点は、鉄棒やフレームなどの従来の補強方法に頼らずに、地域の地震要件を満たすことで新境地を開拓したということにある。この革新的な構造方法によって、3Dpodはすべての構造コンポーネントを地上で3D印刷することを可能にし、美学を損なうことなく3D印刷の可能性を最大限に引き出している。
独特の質感を持つ多層壁は、耐荷重構造と断熱用の空洞、機器の配線、および放射加熱および冷房システムを組み合わせたものであり、現実的な居住性を備えている。さらに建設方法も効率的であり、構造要素の印刷や断熱材の設置など、複数の建設作業を1つのプロセスに統合することで、建設時間を大幅に短縮。建設現場に設置されたプリンターによって、モルタル型枠を基礎に直接印刷し、さらに3Dプリントが屋根スラブから行われ、歩行可能なデッキの欄干が完成された。この方法により、労働力需要を削減するのみならず、材料輸送の削減を通じてCO2排出量も削減、材料廃棄物を最小限に抑えることで、持続可能性にも貢献している。
画像/大林組建築
この3Dpodは東京都の清瀬市にある大林組技術研究所の敷地内に建設された。以下の動画でその設計の様子と完成しいた3Dpodを見ることができる。
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