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Bambu Lab HMSエラーコード 日本語対処ハブ|症状別チェックリスト【全機種】

最終更新:2026年6月3日 | Bambu Lab 日本正規代理店 SK本舗が公式Wiki(wiki.bambulab.com)をもとに作成しています。

Bambu Lab の画面に出る 「HMS_○○○○-○○○○-…」というエラー。英語の公式情報しか見つからず困っていませんか。本記事は、HMS(ヘルスマネジメントシステム)の仕組み・重大度の見分け方・コードの調べ方、そしてよく出る症状別の対処を日本語でまとめた対処ハブです。まずは落ち着いて、下の手順で自分の機種のコードを照合しましょう。

⚡ まず最初に

HMSコードは機種・ファームウェアによって意味が変わります
画面に出たQRコードを Bambu Handy でスキャンするか、公式 HMS ページで自分の機種のコードを検索するのが最も確実です。
下の「症状別の対処」は、コードを引く前後に家庭でまず試せる手順としてご活用ください。

HMS(ヘルスマネジメントシステム)とは

HMS(Health Management System)は、Bambu Lab 公式が「システム全体の状態を収集・監視する役割」と定義する機能です。多数の状態検出器と中央管理ユニットからなり、①ハードウェアの接続・動作(例:ファンの回転低下)、②機構の状態(例:ベルトテンション)、③造形上の問題(例:1層目スキャン失敗・造形剥がれ)を監視し、異常を検知するとエラーコード付きで通知します。

公式も認める“限界”: HMS はすべての異常を網羅できるわけではありません。脱調(ステップ抜け)のように直接特定できない事象や、詰まり(クロッグ)のように「異常が起きたことは分かっても本当の原因までは分からない」事象がある、と公式が明記しています。HMSコードは“出発点”。原因は手順を追って切り分けるのが基本です。

重大度の見分け方(色とレベル)

HMS の通知は、末尾のレベルとポップアップの色で重大度がわかります(公式 intro-hms より)。

レベル 種別 造形への影響
0001 エラー 造形を停止。解消するまで新規開始不可(安全リスク高) ホットエンド過熱
0002 警告 オレンジ 造形を一時停止。解消するまで再開不可 異物検知の無効/カメラ再校正要
0003 通知 影響なし(注意喚起のみ) ドア開(閉めれば消える)

※ 中間レベル(一時停止)の色は、公式表記ではオレンジ(橙)です。

HMSコードの調べ方(3ステップ)

① 画面のQRコードをスキャンする(最速)

HMSメッセージと一緒に表示される QRコードを Bambu Handy アプリ(またはQR対応アプリ)でスキャンすると、機種・コード別の説明と対処ページが直接開きます。P1シリーズはホーム画面、A1シリーズは画面右下のアシスタント欄にコードが出ます。

② 公式 HMS ページでコードを検索する(最も確実)

公式の HMS Home Page(wiki.bambulab.com/en/hms/home) で、コードを 4文字ごとにハイフン区切り(例:0300-0C00-0001-0004)で検索します。同じコードでも機種(A1 / A2L / P2S / X1C / H2C など)で対処が枝分かれするので、必ず自分の機種の行を見てください。

③ Bambu Studio / Handy の通知欄で確認する

プリンタ接続中は、Bambu Studio や Handy のデバイス/アシスタント表示にもコードが出ます。表示された16文字(4桁×4ブロック)の HMS_ コードも、ハイフン形式の表示コードも、同じ公式照合ページで引けます。

症状別 よくあるHMSの原因と対処

家庭でまず試せる範囲をまとめました。参考コードは機種・ファームで番号が変わるため、最終的には必ず公式ページで自機種のコードを照合してください。電源・加熱まわりは安全リスクがあるため、無理せず電源OFF+サポート相談を基本にしてください。

症状 想定原因 家庭でできる対処 参考コード(公式・機種で差)
ノズル温度の異常(センサー/ヒーター系) NTC温度センサーやヒーターの断線・短絡、コネクタの接触不良。 電源を切り冷ましてから、ツールヘッド内のセンサー/ヒーターのコネクタを抜き差し。改善しなければ内部の断線を目視確認し、不安なら分解せずサポートへ。 0300-0200 系(-0001 ヒーター短絡 / -0002 断線 / -0003 過熱 / -0006 センサー短絡 / -0007 センサー断線)
ヒートベッド(加熱台)の温度異常 ベッドのセンサー断線・短絡、加熱モジュールやACボードの損傷、電源電圧の不一致。 電源を切り冷ます。『直ちに電源OFF』系の表示が出たら加熱を続けずオフに。電源電圧が機種仕様に合っているかも確認。安全リスクが高いので、家庭では電源OFF+公式照合/サポート相談を基本に。 0300-0100 系(-0003 過熱 / -0006 短絡 / -0007 断線 / -0005・-0008 加熱モジュール損傷 / -000A ACボード故障)
ホットエンド冷却ファンの回転低下・停止 ファン羽根への糸くず・異物の絡まり、コネクタの差し込み不良、ファン故障。 電源OFF後、ファンのコネクタを確認。羽根を手で回し異物を除去。ノズル温度を51℃にセットしてファンが回るか観察(公式手順)。羽根は回るのに通電で動かなければファン交換。 0300-0300-0001-0001
部品冷却ファン(パーツクーリング)の回転低下・停止 ファンの固着、コネクタ差し込み不良。造形物への冷却が効かず品質低下の原因。 電源OFF後、ファンの糸くず・異物を除去し、コネクタを確認。手で羽根が回るのに通電で動かなければファン交換。 0300-0400-0002-0001
AMS フィラメント切れ(ラン・アウト) AMSの該当スロットのフィラメントを使い切った。多くは正常な通知。 指示されたスロットに新しいフィラメントを挿入。『古いフィラメントのパージ中』は完了を待つ。同種の別スロットがあれば自動で切り替わる設定も。 0700-2000 / -0003 系(切替・パージ)
AMS フィラメントの絡まり・引っ掛かり リール上での交差巻き、スロット内の引っ掛かり、外部スプールのもつれ。アシストモーターが過負荷に。 該当リールを外し、巻きが交差して潜り込んでいないか確認してほどく。スプールが自由に回るか、リールが正しく収まっているかを確認。 0700-0100 / 0700-1000 / 0700-4000 系(モーター過負荷・バッファ)
押出し(エクストルーダー)詰まり・押出抵抗の異常 ノズル/ホットエンドの詰まり、ツールヘッド内でのフィラメント引っ掛かり、フィラメントが細い・湿気。公式も『HMSは異常検知のみで真因は特定できない』と明記。 一時停止してフィラメントをアンロード。ノズル温度を素材上限付近まで上げ、コールドプル/手動押出で詰まりを抜く。ノズル先端・チューブのくずも確認。解消しなければノズル交換。 0300-0900 系(押出モーター過負荷・押出抵抗異常)
モーター/軸(A・B・Z)の異常 ステッピングモーターのコイル抵抗異常(故障の可能性)、配線・コネクタ不良。Z軸は異物固着で回転阻害も。 電源OFF後、該当モーターのケーブル/コネクタを確認。Z軸阻害ならZスライダー/プーリーの異物を除去。抵抗異常はハード故障の可能性が高く、改善しなければサポートへ(家庭での交換は非推奨)。 0300-0600/0700/0800-0001-0003(A/B/Z 抵抗異常), 0300-1800-0001-0005(Z軸阻害)
ビルドプレート(造形プレート)の未設置・設置不良 プレートが置かれていない・斜め、検出位置でノズルが正しく触れない。構造の異なる他社製プレートで誤検知することも。 プレートを一度外し、磁石面のくずを清掃して向きを合わせ奥まで置き直す。純正プレートを使用しているか確認。繰り返すなら公式の該当コードページを確認。 0300-0D00-0001-0003〜0009
オートレベリング/ホーミングの異常 ヒートベッドやZスライダー上の異物、ノズル先端の汚れ(付着フィラメント)、プレート設置不良。 ノズル先端の固まったフィラメントを加熱して清掃。ベッド表面とZスライダーの異物を除去。プレートを正しく置き直して、再度オートレベリングを実行。家庭で対応可能。 0300-0D00-0001-000C / 0300-1800-0001-0006 ほか
カメラ / LiDAR の接続・汚れ ライブビューカメラ未接続・ケーブル不良、LiDAR/BirdsEyeカメラの未装着・未校正、レンズの汚れ・遮蔽。1層目検査やAI監視に影響。 『汚れ・遮蔽』はレンズを清掃して継続。『未接続』はケーブル接続を確認。BirdsEye/LiDAR系は利用前の校正を完了。家庭で清掃・再接続・校正まで対応可。 0500-0100 / 0500-0400 系(未接続・汚れ・未校正)
ネットワーク接続・ファームウェア不整合 Wi-Fi不調・ルーターの問題、ワイヤレスハードの一時不良、モジュールのファーム版が本体と不一致。 『接続失敗』はWi-Fi・電波強度を確認し再接続、必要なら再起動。『ワイヤレスハードエラー』はWi-Fi OFF/ON。『ファーム非互換』はネット接続後に本体のファームウェアページで更新(AMS等も含む)。家庭で対応可能。 0500-0200 / 0500-0300 系(接続失敗・無線・ファーム不一致)
ツールヘッド/フィラメントカッターの不具合 ツールヘッドの誤作動(要再起動)、切断モジュールの力センサー異常(磁石脱落・ケーブル外れ)。多色機の色替えに影響。 『再起動を』表示はまず本体を再起動。切断モジュール系は電源OFF後、信号ケーブルの緩みやツールホルダーの磁石を確認。力センサー損傷の疑いはサポートへ。 0500-0300-0001-0002(再起動), 0300-2800 系(切断モジュール)
ドア開・異物検知の無効など(通知レベル) ドアやカバーが開いている、異物検知/AI監視が一時的に無効。多くは青=通知レベルで造形への影響なし。 ドア・カバーを閉める、案内に従いカメラの再キャリブレーションを行うなど、画面の指示どおりに対処すれば消えます。 末尾 -0003(Notification)系
安全のための注意: 「直ちに電源OFF」「ヒーター/加熱モジュール損傷の可能性」といった表示が出たら、加熱を続けず電源を切ってください。内部の分解・部品交換は自己責任です。少しでも不安があれば、無理をせず正規代理店・メーカーサポートにご相談ください。

それでも解決しないときは

コードを照合し、上の手順を試しても改善しない場合は、ハードウェアの故障が疑われます。SK本舗は 日本正規代理店 として、国内修理拠点・センドバック保証・日本語LINEサポート をご用意しています。海外メーカーへ直接送る必要はありません。エラーコードと症状を控えてご相談ください。

よくある質問

HMSコードはどこで意味を調べられますか?

画面に出るQRコードを Bambu Handy でスキャンするか、公式の HMS Home Page(wiki.bambulab.com/en/hms/home)でコードを4文字ごとのハイフン区切りで検索します。同じコードでも機種で対処が異なるため、必ず自分の機種の行を確認してください。

赤・オレンジ・青の色は何を意味しますか?

赤=エラー(造形停止・安全リスク高)、オレンジ=警告(一時停止)、青=通知(影響なし・注意喚起のみ)です。色とレベルで重大度がひと目で分かります。

HMSが出たら必ず故障ですか?

いいえ。フィラメント切れやドア開のように、対処すればすぐ消える通知も多くあります。一方で「直ちに電源OFF」系の表示は加熱を続けず電源を切ってください。HMSは異常検知の出発点で、原因は手順で切り分けます。

同じコードなのに対処法が違うのはなぜ?

HMSコードは機種・ファームウェアによって割り当てや対処が枝分かれするためです。A1・A2L・P2S・X1C・H2C などで内容が変わるので、必ず自分の機種のページを参照してください。

自分で直せない場合は?

エラーコードと症状を控え、正規代理店・メーカーサポートにご相談ください。SK本舗は国内修理拠点・センドバック保証・日本語サポートに対応しています。