Creality K1/K2に使える互換ビルドプレート
Creality K1シリーズやK2シリーズは高速CoreXYの代表格として支持されていますが、「ビルドプレートを交換・複数枚運用したい」「PEI以外の面も試したい」という声も多いです。ただしK1/K1C/K1 Max/K2 Plusはそれぞれビルドボリュームが異なり、ビルドプレートのサイズも別物です。互換品を選ぶ際は、まずサイズを正確に押さえることが出発点になります。
結論
Creality K1・K1C・K1 SEは235×235mm、K1 Maxは315×310mm、K2 Plusは370×370mmのビルドプレートが正規サイズです(Creality公式の PEI Build Plate Kit のメーカー表記)。同じサイズであれば、Ender-3シリーズ/Ender-5 S1などCreality他機種用のPEI/PC/ガラスプレートが物理的に流用できる場面が多いですが、磁気シート併用/温度耐性/反り特性の違いがあるので、用途別に使い分けます。
互換性の考え方(規格・サイズ)
まず公式の正規サイズを確認します(2026年5月時点 Creality公式 product page/公式ストアの PEI Build Plate Kit 表記)。
| 機種 | ビルドプレートサイズ(Creality公式) | ビルドボリューム(造形可能範囲) | 同サイズ互換機種の例 |
|---|---|---|---|
| K1 | 235 × 235mm | 220 × 220 × 250mm | K1C/K1 SE/Ender-3 V3 SE/Ender-5 S1 |
| K1C | 235 × 235mm | 220 × 220 × 250mm | K1/K1 SE/Ender-3シリーズ |
| K1 Max | 315 × 310mm | 300 × 300 × 300mm | CR-10 Smart Pro/Ender-3 Max Neo |
| K2 Plus | 370 × 370mm | 350 × 350 × 350mm | 専用サイズ(流用機種少) |
※K1 Max のプレートサイズはCreality公式ストアの K1 Max PEI Build Plate Kit 315×310mm で確認できます。
K1とK1Cはビルドプレートサイズがいずれも235×235mmですが、K1Cはノズル自動クリーニング機構(Wipe Nozzle Design)に対応した専用プレートがCreality公式から販売されています。Creality純正は「K1用」と「K1C用(ワイピング対応)」で型番が分かれているため、K1用プレートをK1Cに流用できるかはCreality公式の適合表で確認することを推奨します。サードパーティ製(Wham Bam等)でも「K1C対応(アライメントノッチ付き)」と明記された製品を選ぶのが安全です。
推奨製品リスト/注意点
機種別に使いやすい表面タイプを整理しました。Creality公式ラインナップに加えて、同サイズ互換のPEIプレートが主要な選択肢です。
| 表面タイプ | 向いている材料 | 強み | 注意点 |
|---|---|---|---|
| スムースPEI(両面/片面) | PLA/PETG/TPU | 定着良好・見た目が滑らか | PETGは糊でリリース層を作り癒着防止 |
| テクスチャPEI(フロスト) | PLA/ABS/ASA/PC | 底面にマット質感・高温でも食いつき良い | 高温材料はスプレーのりで安定 |
| エポキシ樹脂コーティング | PLA/PETG/カーボン系 | 耐摩耗に強い。K1 Max公式オプション | 擦り傷が入るとその部分だけ定着低下 |
| ガラス/PCプレート | PLA/ABS | 平面度が高い | 柔軟性なし。剥離は冷却後に行う |
サードパーティ品を選ぶときに見落としやすいポイントは以下の3点です。
- 磁気ベースの有無:純正は磁気ベースシート+フレキシブル鋼板プレートの2層構成。プレート単体で買うと磁気シートが足りず装着できないことがあります
- 切り欠き・形状:K1 Maxは前方のLiDARセンサを避ける切り欠きが、K1Cはノズルクリーニング機構に対応したプレート設計になっている場合があります。機種名そのものを明記した純正/互換品を選ぶ
- ベッド温度レンジ:K2 Plusは最大120℃まで到達するため、耐熱温度の低いプレートを流用すると膨張・反りが出ることがあります
選び方のポイント
使用目的に合わせて、以下の観点で絞り込んでください。
- サイズを機種の公式スペックで確認:K1/K1C/K1 SE=235×235mm、K1 Max=315×310mm、K2 Plus=370×370mm
- 1枚運用か複数枚運用か:複数枚あると「ABS用テクスチャ」「PLA用スムース」といった使い分けができ、造形効率が上がる
- 磁気シートの互換性:プレートだけ買うのか、ベースシートごと交換するのかを事前に決める
- 自動キャリブレーションとの相性:K1/K1 Maxはベッドメッシュ自動補正があるので、プレート交換後は必ず再キャリブレーションを行う
- 初めての交換なら純正から:まず純正PEI+テクスチャを揃え、癖が分かってからサードパーティに展開するのが失敗が少ない
まとめ
Creality K1シリーズは機種ごとにビルドプレートサイズが明確に異なり、K1/K1C/K1 SEは235×235mm、K1 Maxは315×310mm、K2 Plusは370×370mmです。サイズと磁気シートの仕様さえ押さえれば、Creality他機種との互換品を使って用途別に複数枚運用することもできます。SK本舗では Creality K1/K1 Max用のパーツ・PEIプレート も取扱っているので、機種とよく使う素材に合わせてご相談ください。
